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公開日 2009/05/11 10:00

SHUREのカナル型イヤホン「SE115」正式発表 − 4色カラバリ/新ダイナミック型ドライバー搭載

実売1万円前後のハイコストパフォーマンス機
Phile-web編集部
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SE115

4色のカラバリに合わせて4名のモデルも登場した
ヒビノインターサウンド(株)は、米SHURE(シュア)のカナル型イヤホン“SEシリーズ”新モデル「SE115」を6月12日に発売する。価格はオープンだが1万円前後での販売が予想される。

本項では製品の詳細と、発表前にプレス向けに行われたイベントの模様をお伝えする。また、別項でSHURE ASIAのマーケティング・ディレクター、ウィリアム・チャン氏の本誌独占インタビューもお届けする。

SE115は今年のInternational CESで初披露されたカナル型イヤホン。SE102-Kの上位機種という位置づけになる。またSEシリーズとして初めて、4色のカラーバリエーションを用意。ブラックのほか、ブルー×ブラック、レッド×ブラック、ピンク×ブラックがラインナップされる。

SE115の特徴

エントリークラス3モデルの仕様比較表

音質面では、同社が新たに開発したダイナミック型ドライバー「DynamicMicroSpeaker II」を搭載したのが最大の特徴。振動板の径を10mmから8mmへと、これまでの同社製ダイナミック型ドライバーより小型化したことで筐体の小型化を可能にしたほか、小型ながら中低域の音の厚みを高めたのも特徴。ヒビノインターサウンドでは「ビートの効いた重低音を出力する」と、その音質を表現している。感度は105dB SPL/mW(1kHz)、再生周波数帯域は22Hz〜17.5kHz。

4色のカラーバリエーションを用意

発表会場で実際に音を聴くこともできた。くわしい試聴レポートも当サイトでまもなくお届けする予定だ

またノズル径も細くして上位機種と同等にし、SE102-Kでは使えなかった、高い遮音性能を持つウレタン素材の「ソフト・フォーム・イヤパッド」が使用できるようになった。なお、筐体の耳に触れる部分には弾力性のあるエラストマー製が用いられており、装着感にもこだわっている。

イヤーパッドは、ソフト・フォーム・イヤパッドのほか、着け心地の良い「ソフト・フレックス・イヤパッド」も同梱。ともにS/M/Lの3サイズ、6ペアを用意する。同社の従来機種と同様に遮音性が高く、周囲の騒音を最大で93%まで低減する。

91cmの延長ケーブル(左)、クリーニングツール(上)、キャリングポーチ(右)を付属

ソフト・フォーム・イヤパッド(上)とソフト・フレックス・イヤパッドをそれぞれS/M/Lの3サイズ同梱する

ケーブル長は約45cmと短めで、91cmの延長ケーブルが付属する。使用方法に合わせて長さを調節することができる。そのほか、ノズルを掃除するクリーニングツールやキャリングポーチも付属する。

次ページSE115発表イベントの模様

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製品スペックを見る
  • ジャンルヘッドホン(単体)
  • ブランドSHURE
  • 型番SE115
  • 発売日2009年6月12日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格10,000円前後)
【SPEC】●ドライバー:ダイナミック型×1 ●感度:105dB SPL/mW(1kHz) ●再生周波数帯域:22Hz〜17.5kHz ●公称インピーダンス:16Ω(1kHz) ●入力コネクター:3.5mmステレオ・ミニプラグ、金メッキ ●ケーブル長:約45cm ●質量:約30g(ケーブル、コネクター含む) ●カラー:ブルー×ブラック、レッド×ブラック、ピンク×ブラック、ブラック ●付属品:ソフト・フォーム・イヤパッド(S・M・L)、ソフト・フレックス・イヤパッド(S・M・L)、クリーニングツール、91cm延長ケーブル、キャリングポーチ
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