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公開日 2009/07/21 16:00
三菱電機、2ステップで録画・再生できるBDレコーダー「DVR-BZ130」を発売
新リモコン採用で操作性向上
三菱電機(株)は、BDレコーダー“REALブルーレイ”の新製品「DVR-BZ130」を8月1日に発売する。価格はオープンだが、12万円前後での販売が予想される。本機の発売に伴い、従来機種のDVR-BZ100/110は生産を完了する。
320GBの内蔵HDD、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載したBDレコーダー。録画できるディスクメディアはBD-R/-RE、DVD-R/-RW。
HD解像度の録画モードはDRのほか、MPEG-4 AVC/H.264(High Profile)を使用するAF/AN/AEモードも選択できる。なお、AEモードのビットレートは約4.2Mbpsで、BSデジタルを録画する場合、DRモードに比べ約5.5倍の長時間録画が行える。さらに、MPEG-4 AVC/H.264をDVDに記録するAVCREC規格にも対応している。
そのほか、AVCHDの再生にも対応。DVDやSDメモリーカード、USBで接続した機器内のAVCHD映像を再生することができる。
最大の特徴は新リモコンを採用し、さらにユーザーインターフェースを見直して録画と再生の操作を簡便にしたところ。同社 京都製作所 所長の阿部正治氏は、「当社で調査したところ、レコーダー利用者の8割は録画と再生機能だけを使用しているが、操作については『難しい』と考えている方が半分以上。従来機では予約録画を行う際にまず番組表を表示する必要があったが、この2つが結びつかないという方や、中にはHDDという言葉すらご理解いただけない方もいらっしゃる。これらの調査結果をふまえ、新製品は『高機能なのに操作が易しい』『たっぷり取って要領よく見る』という2点をコンセプトに据えた」と本機の開発背景を説明した。
リモコンは前面に配置したボタンを極力少なくし、使用頻度の高いボタンのフォントを拡大するなどの工夫を行ったほか、新たに「予約する」「見る」という大きなボタンを用意し、初心者でもかんたんに録画や再生が行えるようにした。
リモコンの「予約するボタン」を押すと、自動的にEPGを表示。その上で予約録画したい番組を上下左右ボタンで選択し、決定ボタンを押すだけで録画予約が行える。阿部氏は「従来機種では録画予約を行うまでに最低でも4ステップが必要だったが、今回の新機種では2ステップで録画ができる」と簡便さを強調。なおEPGはフルHD表示で、同時に表示するチャンネル数は3/5/7/9/11/15/19から選択できる。
2ステップ録画予約時の録画モードは、あらかじめサブメニューから選んでおくと自動的に反映される。またEPGから番組詳細に入り、そこから録画予約を行うと、個別に録画モードを設定することもできる。
再生時にはリモコンの「見る」ボタンを押すとHDD内の録画リストが表示され、あとは見たい番組を選択し、決定ボタンを押すことで再生が開始する。この「見る」操作も2ステップで行うことができ、従来機種で必要だったドライブをHDDに切り替えたり、再生リストボタンを押すなどの操作を不要にした。なお、BD/DVDなどディスク内のコンテンツを視聴する際は、リモコンの「ディスクを見る」ボタンを押す必要がある。またHDD/ディスク/SDの各ドライブ切替ダイレクトボタンもフラップ内に用意されている。
前述したように、リモコン表面に配置されたボタンは極力少なくしたとのことで、たとえば、リモコン表面に配置されている放送波選択のダイレクトボタンは「地上デジタル」と「BS」のみで、CSボタンはフラップを開けないと押すことができないなど、思い切ったボタン数の削減を図っている。
そのほか、同社BDレコーダー従来機種からおなじみの「オートカットi」機能も搭載。予約録画した番組のうち、あらかじめ設定で選んでおいた「番組部分のみ」あるいは「CM部分のみ」のいずれかを自動で再生する機能で、カットされたコンテンツ部分だけをBDやDVDにダビングすることも可能。さらに本機では、一度に複数のカットされたコンテンツにダビングできることができるようになったほか、再生を途中で停止した場合、次回再生する際に停止位置から再生を開始できる「リジューム再生機能」も搭載した。
再生機能の強化では、見たいシーンをサムネイルで選択できる「シーン検索」機能を新たに搭載。セットアップ画面で自動チャプターマークの設定を「おすすめ自動」に設定しておくと、画面下部に場面が切り替わる部分や、番組とCMが切り替わる部分などのサムネイルが7画面まで表示され、かんたんに見たいシーンを選択することができる。
また、従来機種から引き続き「見どころ再生」機能も搭載。「見どころ再生(スポーツ)」と「見どころ再生(音楽)」の2モードを用意しており、いずれもEPGからHDDに予約録画した番組のハイライトシーンのみを自動再生できる。どちらのモードも、デジタル/アナログ、また外部入力のすべての予約録画時に設定が可能で、また「オートカットi」と同様にハイライトシーンだけをBD/DVDにダビングすることもできる。
HDMI端子はバージョン1.3a。BD再生機能では24p出力が可能なほか、HDオーディオのビットストリーム出力とデコード出力に対応する。またDeepColorにも対応している。
HDMI CEC機能を用いたリンク機能「REALINK」も搭載。テレビで視聴中の番組を録画する際、テレビのリモコンの「一発録画」ボタンを押すだけで再生する機能や、テレビのリモコンの「番組ポーズ」ボタンを押すと自動的に視聴中の番組の一時録画を開始する機能などを備えている。そのほかにも、テレビのEPGからレコーダーの録画予約が行えたり、テレビのリモコンからレコーダーの再生リストを表示させる機能なども搭載している。
なお、外形寸法は430W×58H×314Dmm、質量は約4.4kgと従来機に比べ小型・軽量化を果たした。
320GBの内蔵HDD、地上/BS/110度CSデジタルチューナーを2基搭載したBDレコーダー。録画できるディスクメディアはBD-R/-RE、DVD-R/-RW。
HD解像度の録画モードはDRのほか、MPEG-4 AVC/H.264(High Profile)を使用するAF/AN/AEモードも選択できる。なお、AEモードのビットレートは約4.2Mbpsで、BSデジタルを録画する場合、DRモードに比べ約5.5倍の長時間録画が行える。さらに、MPEG-4 AVC/H.264をDVDに記録するAVCREC規格にも対応している。
そのほか、AVCHDの再生にも対応。DVDやSDメモリーカード、USBで接続した機器内のAVCHD映像を再生することができる。
最大の特徴は新リモコンを採用し、さらにユーザーインターフェースを見直して録画と再生の操作を簡便にしたところ。同社 京都製作所 所長の阿部正治氏は、「当社で調査したところ、レコーダー利用者の8割は録画と再生機能だけを使用しているが、操作については『難しい』と考えている方が半分以上。従来機では予約録画を行う際にまず番組表を表示する必要があったが、この2つが結びつかないという方や、中にはHDDという言葉すらご理解いただけない方もいらっしゃる。これらの調査結果をふまえ、新製品は『高機能なのに操作が易しい』『たっぷり取って要領よく見る』という2点をコンセプトに据えた」と本機の開発背景を説明した。
リモコンは前面に配置したボタンを極力少なくし、使用頻度の高いボタンのフォントを拡大するなどの工夫を行ったほか、新たに「予約する」「見る」という大きなボタンを用意し、初心者でもかんたんに録画や再生が行えるようにした。
リモコンの「予約するボタン」を押すと、自動的にEPGを表示。その上で予約録画したい番組を上下左右ボタンで選択し、決定ボタンを押すだけで録画予約が行える。阿部氏は「従来機種では録画予約を行うまでに最低でも4ステップが必要だったが、今回の新機種では2ステップで録画ができる」と簡便さを強調。なおEPGはフルHD表示で、同時に表示するチャンネル数は3/5/7/9/11/15/19から選択できる。
2ステップ録画予約時の録画モードは、あらかじめサブメニューから選んでおくと自動的に反映される。またEPGから番組詳細に入り、そこから録画予約を行うと、個別に録画モードを設定することもできる。
再生時にはリモコンの「見る」ボタンを押すとHDD内の録画リストが表示され、あとは見たい番組を選択し、決定ボタンを押すことで再生が開始する。この「見る」操作も2ステップで行うことができ、従来機種で必要だったドライブをHDDに切り替えたり、再生リストボタンを押すなどの操作を不要にした。なお、BD/DVDなどディスク内のコンテンツを視聴する際は、リモコンの「ディスクを見る」ボタンを押す必要がある。またHDD/ディスク/SDの各ドライブ切替ダイレクトボタンもフラップ内に用意されている。
前述したように、リモコン表面に配置されたボタンは極力少なくしたとのことで、たとえば、リモコン表面に配置されている放送波選択のダイレクトボタンは「地上デジタル」と「BS」のみで、CSボタンはフラップを開けないと押すことができないなど、思い切ったボタン数の削減を図っている。
そのほか、同社BDレコーダー従来機種からおなじみの「オートカットi」機能も搭載。予約録画した番組のうち、あらかじめ設定で選んでおいた「番組部分のみ」あるいは「CM部分のみ」のいずれかを自動で再生する機能で、カットされたコンテンツ部分だけをBDやDVDにダビングすることも可能。さらに本機では、一度に複数のカットされたコンテンツにダビングできることができるようになったほか、再生を途中で停止した場合、次回再生する際に停止位置から再生を開始できる「リジューム再生機能」も搭載した。
再生機能の強化では、見たいシーンをサムネイルで選択できる「シーン検索」機能を新たに搭載。セットアップ画面で自動チャプターマークの設定を「おすすめ自動」に設定しておくと、画面下部に場面が切り替わる部分や、番組とCMが切り替わる部分などのサムネイルが7画面まで表示され、かんたんに見たいシーンを選択することができる。
また、従来機種から引き続き「見どころ再生」機能も搭載。「見どころ再生(スポーツ)」と「見どころ再生(音楽)」の2モードを用意しており、いずれもEPGからHDDに予約録画した番組のハイライトシーンのみを自動再生できる。どちらのモードも、デジタル/アナログ、また外部入力のすべての予約録画時に設定が可能で、また「オートカットi」と同様にハイライトシーンだけをBD/DVDにダビングすることもできる。
HDMI端子はバージョン1.3a。BD再生機能では24p出力が可能なほか、HDオーディオのビットストリーム出力とデコード出力に対応する。またDeepColorにも対応している。
HDMI CEC機能を用いたリンク機能「REALINK」も搭載。テレビで視聴中の番組を録画する際、テレビのリモコンの「一発録画」ボタンを押すだけで再生する機能や、テレビのリモコンの「番組ポーズ」ボタンを押すと自動的に視聴中の番組の一時録画を開始する機能などを備えている。そのほかにも、テレビのEPGからレコーダーの録画予約が行えたり、テレビのリモコンからレコーダーの再生リストを表示させる機能なども搭載している。
なお、外形寸法は430W×58H×314Dmm、質量は約4.4kgと従来機に比べ小型・軽量化を果たした。
次ページ年末に向けてさらにラインナップを強化。新製品を開発中
関連リンク
トピック
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドMITSUBISHI
- 型番DVR-BZ130
- 発売日2009年8月1日
- 価格¥OPEN(予想実売価格120,000円前後)
【SPEC】●内蔵HDD:320GB ●チューナー:地上デジタル×2、BS・110度CSデジタル×2、地上アナログ×1 ●入力端子:コンポジットビデオ×1、2chアナログ音声×1 ●出力端子:HDMI×1、D4×1、コンポジットビデオ×1、2chアナログ音声×1、光デジタル音声×1 ●SDカードスロット:1 ●USB端子:1 ●消費電力:約32W ●外形寸法:430W×58H×314Dmm ●質量:約4.4kg