ベンキュー、短焦点DLPプロジェクターやLEDバックライト液晶ディスプレイなど発売

ベンキュージャパン（株）は、今秋発売のプロジェクターとディスプレイの新製品群を発表した。ラインナップと各製品の詳細は以下の通り。なお、価格は全てオープンプライス。

【DLPプロジェクター】

■MP515　予想実売価格59,800円前後　9月4日発売
■MP515ST　予想実売価格69,800円前後　10月2日発売　

解像度800×600、輝度2,500ルーメン、コントラスト比は2,600対1。カラーはMP515がピアノブラック、MP515STがパールホワイトを用意する。「RGB+白+シアン+黄色」の6セグメントカラーホイールを採用している。TI社の「BrilliantColor」を採用し、中間色の再現性を高めているという。MP515は2Wのモノラルスピーカー、MP515STは5Wのステレオスピーカーを搭載している。

特にMP515STは、焦点距離10-12.3f(mm)で、1mの距離から55インチの投写が可能な短焦点モデルながら、1.2倍のズーム機能を搭載した点が大きな特長。ズーム機能の搭載は前モデルのMP512STで要望が高かったのだという。またHDMI（ver.1.2）を1系統搭載しており、AV機器との接続を容易にしている。


■MP626　予想実売価格83,800円前後　10月上旬発売
■MP670　予想実売価格99,800円前後　10月上旬発売

解像度1,024×768、コントラスト比3,000対1。輝度はそれぞれ2,500ルーメン、3,000ルーメンとなる。BenQのプロジェクターとして初めてイーサネット端子を搭載。プロジェクターにCRESTRONコントロールソフトが内蔵されており、PCからLAN経由でプロジェクターを制御することができるようになった。また、HDMI端子(ver.1.3）を1系統搭載している。

そのほか、中間色の輝度を向上させる「BrilliantColor」、黒板などにも投写できる壁面投写モード、自動台形補正機能などを備えている。


■MP772ST　予想実売価格99,800円前後　10月上旬発売
■MP776ST　予想実売価格188,000円前後　10月上旬発売

両モデルとも1mの距離から81インチの画面を投写可能な短焦点モデル。解像度は1,024×768、コントラスト比が2,400対1。輝度はそれぞれ2,500ルーメン、3,500ルーメンとなっている。壁面投写モードを搭載し、黒板なども含めた5色の壁面への投写も可能だ。また、イーサネット端子も搭載し、PCからの制御が可能。

そのほか、特にMP776STはHDMI端子（ver.1.3）を1系統搭載し、BDプレーヤーなどさまざまなAV機器との接続が可能。また自動台形補正機能を搭載し、自動的に画面のゆがみを補正することができる。


■MP777　予想実売価格188,000円前後　10月上旬発売

解像度1,024×768、輝度4,000ルーメン、コントラスト比は2,600対1。高輝度高コントラストのため、明るい部屋でもメリハリある画像を投写でき、プレゼンテーションなどの用途に適している。

イーサネット端子を搭載し、PCからの制御が可能。HDMI端子（ver.1.3）も1系統搭載している。また、1.3倍の光学ズーム機能も備えている。


【ディスプレイ】

■21.5型ワイドモデル　E2220HD　予想実売価格23,800円前後　9月上旬発売
■24型ワイドモデル　E2420HD　予想実売価格30,800円前後　9月上旬発売

“Certified for Windows Vista”を取得した解像度1,920×1,080のフルHD液晶ディスプレイ。輝度は300cd/m²、コントラスト比は1,000対1。映像に合わせて自動的にバックライトを調節し、コントラストを最適に調整する機能「DCR（Dynamic Contrast Ratio）」使用時には5万対1を実現する。両モデルともカラーはグロッシーブラック。

1.5Wのステレオスピーカーを搭載。またHDMI端子（ver.1.3）を2系統備え、AV機器との接続を容易にしている。

特にE2420HDでは同社独自の高速応答技術「AMA」を搭載し、中間階調域では2msを実現している。

21.5型ワイドモデル　V2200 eco　予想実売価格23,800円前後　9月下旬発売
24型ワイドモデル　V2400 eco　予想実売価格30,800円前後　9月下旬発売

“Certified for Windows Vista”に準拠する、LEDバックライトを採用したフルHDディスプレイ。輝度は250カンデラ、コントラスト比は1,000対1。DCR機能使用時には500万対1のコントラストを実現する。

独自の補正技術「Senseye（センスアイ）」を搭載し、「コントラスト強化」「カラーマネジメント」「シャープネス強化」を図った。また「Ecoモード」を搭載。輝度を押さえ、約30%の消費電力を抑えることができるという。

両モデルとも筐体には再利用プラスチックを使用し、カラーはホワイトを用意している。

そのほか、今秋発売予定の液晶ディスプレイ「M2700HDS」（27型ワイド：輝度300cd/m²、コントラスト比1,000対1、入力端子HDMI×2、DVI-D、D-subほか）と、LEDディスプレイ「G920WL」（19型ワイド、輝度250cd/m²、コントラスト比1,000対1、入力端子DVI-D、D-sub）、「G922HDL」（18.5型ワイド：輝度250cd/m²、コントラスト比1,000対1、入力系統DVI-D、D-sub）も参考出展された。


【問い合わせ先】
ベンキュージャパン テクニカルサポートセンター
TEL/03-5684-8810