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公開日 2009/09/05 06:05

パイオニア、AVアンプ/iPod対応スピーカーシステム/series8カラバリモデルなど注目製品多数

IFA2009レポート
Phile-web編集部・小澤
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パイオニアブースの今回の出展はAVレシーバーとオーディオ機器、ブルーレイがメインフィーチャー。ホールに足を踏み入れるとまず目にとまるSC-LX90とS-1EX、BDP-LX91が、その考えを表現している。

パイオニアブース

ブース入ってすぐのスペースにはS-1EXとSC-LX90、BDP-LX91が展示

■マルチチャンネルPQLS対応AVアンプ「SC-LX82/LX72」がお披露目

SC-LX82

SC-LX72


SC-LX52など既存製品も展示。BDP-LX52も併せて展示し、マルチch PQLSをアピール
なかでもとりわけメインとなるのは、先日発売がアナウンスされたAVアンプ「SC-LX82」と「SC-LX72」だ(関連ニュース)。両機はSC-LX82/LX72の後継機となり、欧州にて今月発売となる。既報の通り、フラグシップモデルのSC-LX90が採用する、パイオニアとICEpower社が共同開発したアナログクラスDアンプ「ダイレクトエナジー HD(High Fidelity Class D)アンプ」を搭載しているほか、国内で発売されたAVアンプ「VSA-LX52」が採用する「PQLSマルチサラウンド」機能を搭載。HDMI接続によるLPCMマルチチャンネル音声のジッターレス伝送を実現している。価格はLX82が2,199ユーロ、LX72が1,799ユーロ。同社説明員によると、既に欧州のメディアで画質・音質ともに高い評価を得ているという。日本での販売も予定されているとのこと。

iPodのデジタル入力に対応した2.1chシステムが登場

2.1ch iPodシステム「XW-NAS5/S3」は大きくスペースを取って訴求

XW-NAS5

次いで、大きく空間をとって紹介されていたのが、欧州にて12月に発売される2.1ch iPodシステムだ。ラインナップは「XW-NAS5」(499ユーロ)と「XW-NAS3」(399ユーロ)の2モデル。

「XW-NAS5」と「XW-NAS3」の差異はラジオチューナーの有無と音質チューニングだ。カラーバリエーションはレッド/ブラック/シルバー/ホワイト(NAS3はホワイトのみ)。iPodのデジタル入力に対応しているほか、圧縮音源を補間する「サウンドレトリバー」技術も搭載しているのが特長だ。「音楽を楽しむスタイルはパーソナル化しており、今後はリビングだけでなく、よりプライベートな空間でも音楽を楽しめる製品が必要」との考えから生まれた製品だという。

XW-NAS5

XW-NAS5の背面部

本機は日本でも今冬に発売が予定されている。

スピーカーシステム“SERIES 8”のカラバリ展示

“SERIES 8”のカラバリが登場

EXシリーズの思想と技術を継承しつつ欧州のデザインのトレンドを取り入れたスピーカーシステム“SERIES 8”。フランスのデザイナーと共同で作り上げたグロッシーブラックのキャビネットが印象的な本機だが、ブースにはホワイト/ブラウンモデルも展示されていた。このカラバリモデルは、欧州では昨年10月の発売と同時にラインナップされていたとのこと。

■2.1ch BD再生システムの新モデル「BCS-FS500」

BCS-FS500

2.1ch BD再生システムの新モデルとなる「BCS-FS500」も出展されている。欧州では10月に599ユーロにて発売される。安価なモデルながらBD-Liveに対応しているほか、iPodドックを標準で同梱している点が特徴だ。12bitのDeepColor、x.v.Colorに対応しているほか、FM/AMラジオチューナーを搭載する。※記事初出時、SERIES 8のホワイトモデル、および「BCS-FS500」が日本でも発売予定と記載しましたが、これは誤りでした。お詫びして訂正いたします。

■写真で見るパイオニアブース

その他ブースには多数の注目製品が展示されていた。以下、写真でそれぞれの製品をご紹介しよう。

5.1chシアターシステムの視聴ブースを用意。

欧州で人気だというBDプレーヤー/アンプ/5.1chスピーカーがセットになったLX08BD


オーディオ機器の試聴ブース

日本でも人気のピュアオーディオ機「A-A9MKII/PD-D9MKII」は欧州でも好調だという


PDX-Z9を使ってさまざまなソースを視聴していた


製品がずらりと並んだヘッドホンブース

「SRS Headphones」にも対応したNCヘッドホン「SE-NC70S」も早速展示



 

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