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公開日 2010/03/17 10:48
韓JAVSのデジタルトラポ「UDT-1」とヘッドホンアンプ内蔵USB-DDC/DAC「nano/S」が発売
I2S接続対応やTCXOクロック採用などこだわり
ETLコーポレーションとzionote(株)は、韓国ジヌンエレコム社のオーディオブランド「JAVS」製品を発売することを発表した。同ブランドは「ハイエンド・オン・デスク」をコンセプトに製品開発を行っている。第一弾として、3月19日よりデジタルトランスポーター「UDT-1」とヘッドホンアンプ内蔵USB-DDC/DAC「nano/S」が発売される。
発売に先駆け、本日17日よりe☆イヤホン(大阪)、フジヤエービック(東京)、オリオスペック(東京)、エコタクドットコムにて先行販売と試聴展示が行われる。
デジタルトランスポーター
■UDT-1 ¥OPEN(直販サイト価格税込29,800円)
昨年10月に開催された「秋のヘッドフォン祭」でも出展されていた本機が、このたび正式発表された(関連ニュース)。「Bit-Perfect」で動作し、音源データをそのままのクオリティで伝送できるという本機は、HDMIケーブルを使って音楽信号とクロックを別々に伝送・出力できるI2S接続に対応しているのが特徴のひとつ。I2S接続対応機と接続した際の伝送エラーやジッターを低減するという。ジッター対策としてはPCのUSBクロックから独立したサンプリングレートコンバーターの搭載も行われている。
また入力端子として、96kHz/24bitまで対応したUSB1系統、192kHz/24bitまで対応した同軸デジタル2系統と光デジタル2系統を搭載。出力端子には同軸デジタル、光デジタル、I2Sをそれぞれ1系統搭載する。5つの入力端子からのソースを、同軸/光/I2Sそれぞれに同時に出力することも可能で、デジタルセレクターとしても使用できる。
マスタークロックやUSBコントローラーには精度の高いTCXO(温度補償型水晶発振器)を採用。データ入出力時にリクロック処理を行うことでデジタル信号の精度を向上を図っている。また2倍/4倍のアップサンプリングも可能だ。
ヘッドホンアンプ内蔵USB-DDC/DAC
■nano/S ¥OPEN(直販サイト価格税込6,800円)
USBバスパワーで駆動する、手のひらサイズの小型なヘッドホンアンプ内蔵USB-DDC/DAC。USB(mini-Bタイプ)入力1系統、コンボ出力端子1系統を搭載する。コンボ出力端子は96kHz/24bitまで対応した光デジタル(丸形)出力として、また3.5mmステレオミニジャック出力としても使うことができるというもの。そのほか、ドルビーデジタルやDTS音声のパススルー出力にも対応する。
DACには旭化成マイクロシステムズの「AK4421」を、オペアンプにはアナログ・デバイセズの「AD8397」を採用し、小型ながら高音質を実現するという。
USBコントローラーには、96/24でBit-Perfectが可能なTENOR TE7022Lを採用。TE7022LからDACへはI2Sで接続されているという。さらにクロックにはTCXOを、電源はナショナルセミコンダクターのLM2663Mを採用するなど細部までこだわりが詰め込まれている。
推奨ヘッドホンインピーダンスは16〜300Ωとなる。
■ヘッドホンアンプ内蔵DAC/ADC「DAC-2」は4月発売予定。nano/S上位機種も
今回発売が決まった「UDT-1」と接続して使えるヘッドホンアンプ内蔵DAC/ADC「DAC-2」も、4月に発売される予定であることが明かされた。また「nano/S」にボリュームボタンを付けた上位機種「nano/V」も開発中だという。詳細は今後の続報を待ちたい。
発売に先駆け、本日17日よりe☆イヤホン(大阪)、フジヤエービック(東京)、オリオスペック(東京)、エコタクドットコムにて先行販売と試聴展示が行われる。
デジタルトランスポーター
■UDT-1 ¥OPEN(直販サイト価格税込29,800円)
昨年10月に開催された「秋のヘッドフォン祭」でも出展されていた本機が、このたび正式発表された(関連ニュース)。「Bit-Perfect」で動作し、音源データをそのままのクオリティで伝送できるという本機は、HDMIケーブルを使って音楽信号とクロックを別々に伝送・出力できるI2S接続に対応しているのが特徴のひとつ。I2S接続対応機と接続した際の伝送エラーやジッターを低減するという。ジッター対策としてはPCのUSBクロックから独立したサンプリングレートコンバーターの搭載も行われている。
また入力端子として、96kHz/24bitまで対応したUSB1系統、192kHz/24bitまで対応した同軸デジタル2系統と光デジタル2系統を搭載。出力端子には同軸デジタル、光デジタル、I2Sをそれぞれ1系統搭載する。5つの入力端子からのソースを、同軸/光/I2Sそれぞれに同時に出力することも可能で、デジタルセレクターとしても使用できる。
マスタークロックやUSBコントローラーには精度の高いTCXO(温度補償型水晶発振器)を採用。データ入出力時にリクロック処理を行うことでデジタル信号の精度を向上を図っている。また2倍/4倍のアップサンプリングも可能だ。
ヘッドホンアンプ内蔵USB-DDC/DAC
■nano/S ¥OPEN(直販サイト価格税込6,800円)
USBバスパワーで駆動する、手のひらサイズの小型なヘッドホンアンプ内蔵USB-DDC/DAC。USB(mini-Bタイプ)入力1系統、コンボ出力端子1系統を搭載する。コンボ出力端子は96kHz/24bitまで対応した光デジタル(丸形)出力として、また3.5mmステレオミニジャック出力としても使うことができるというもの。そのほか、ドルビーデジタルやDTS音声のパススルー出力にも対応する。
DACには旭化成マイクロシステムズの「AK4421」を、オペアンプにはアナログ・デバイセズの「AD8397」を採用し、小型ながら高音質を実現するという。
USBコントローラーには、96/24でBit-Perfectが可能なTENOR TE7022Lを採用。TE7022LからDACへはI2Sで接続されているという。さらにクロックにはTCXOを、電源はナショナルセミコンダクターのLM2663Mを採用するなど細部までこだわりが詰め込まれている。
推奨ヘッドホンインピーダンスは16〜300Ωとなる。
■ヘッドホンアンプ内蔵DAC/ADC「DAC-2」は4月発売予定。nano/S上位機種も
今回発売が決まった「UDT-1」と接続して使えるヘッドホンアンプ内蔵DAC/ADC「DAC-2」も、4月に発売される予定であることが明かされた。また「nano/S」にボリュームボタンを付けた上位機種「nano/V」も開発中だという。詳細は今後の続報を待ちたい。
関連リンク
- ジャンルその他
- ブランドJAVS
- 型番UDT-1
- 発売日2010年3月19日
- 価格¥OPEN(直販サイト価格税込29,800円)
【SPEC】●入力端子:USB×1(最大96kHz/24bit)、同軸×2(最大192kHz/24bit)、光デジタル×2(最大192kHz/24bit) ●出力端子:同軸×1、光×1、I2S×1 ●外形寸法:145W×90H×30Dmm
- ジャンルその他
- ブランドJAVS
- 型番nano/S
- 発売日2010年3月19日
- 価格¥OPEN(直販サイト価格税込6,800円)
【SPEC】●入力端子:USB×1 ●出力端子:デジタル/アナログ選択式(コンボ端子)丸形光※角形変換アダプター付属、3.5mmヘッドホン・ライン出力 ●外形寸法:14.4W×6.0H×1.7Dmm