HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2010/05/17 20:16
オンキヨー、2009年度決算は黒字に浮上 − AVC事業も損益改善
2010年度はほぼ横這い見込む
オンキヨー(株)は14日、2009年度の連結業績を発表した。売上高は前年度比40.1%減の約510億となったが、営業利益は前年度の約20億円の赤字から約6億円の黒字に浮上。純利益も約3億円を確保した。
売上高が減少した主因は、自動車プレス部品の製造子会社であったテクノエイト(株)の株式を売却したことで連結対象から除外されたこと、また厳しい経済環境により国内市場の売上高が約68億円減少したこと。
同社は2009年度の概況について、AVC市場で海外消費に一部回復の兆しが見られ、販売単価も下落傾向から上昇傾向に転じつつあると指摘。国内市場については、ホームシアター製品の需要が好調に推移したものの、Windows Vista搭載PCの買い控えが予想を超え、減収につながったとしている。
一方、AVC事業においては、EU諸国で代理店制度から販売店との直接取引に変更したこと、北米でベスト・倍との取引を開始するなど新販路を開拓したこと、高付加価値製品を中心としたラインナップに、販路別でラインナップを見直したことなどが奏効し、営業損益の改善が実現した、と述べている。
2010年度通期の連結業績予想については、売上高は約580億円、営業利益は約6億円と増収増益を見込む。ただし、原材料価格が上昇傾向にあること、円高など為替の影響を織り込み、純利益については1億円程度と予想している。
売上高が減少した主因は、自動車プレス部品の製造子会社であったテクノエイト(株)の株式を売却したことで連結対象から除外されたこと、また厳しい経済環境により国内市場の売上高が約68億円減少したこと。
同社は2009年度の概況について、AVC市場で海外消費に一部回復の兆しが見られ、販売単価も下落傾向から上昇傾向に転じつつあると指摘。国内市場については、ホームシアター製品の需要が好調に推移したものの、Windows Vista搭載PCの買い控えが予想を超え、減収につながったとしている。
一方、AVC事業においては、EU諸国で代理店制度から販売店との直接取引に変更したこと、北米でベスト・倍との取引を開始するなど新販路を開拓したこと、高付加価値製品を中心としたラインナップに、販路別でラインナップを見直したことなどが奏効し、営業損益の改善が実現した、と述べている。
2010年度通期の連結業績予想については、売上高は約580億円、営業利益は約6億円と増収増益を見込む。ただし、原材料価格が上昇傾向にあること、円高など為替の影響を織り込み、純利益については1億円程度と予想している。