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公開日 2010/05/21 20:37
3Dゲーム6月登場に加えてPS3での3D映像配信も視野に - dot parkでSCE幹部が発表
お笑い芸人TKOの木本さんも登場
別項でお伝えしたとおり、ソニーのイベント「dot park」が開幕した。初日の17時20分からは(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント SVP 兼 ソフトウェアプラットフォーム開発部部長 兼 戦略企画部担当部長の豊 禎治氏と、お笑いコンビTKOの木本武宏さんがPS3の技術と未来を語るトークセッションが行われた。
トークショーの冒頭では、木本さんが豊氏にソニーが3Dに対して積極的な理由を質問。その質問に対して豊氏は、映像に関する製品を多く作っていることがまず1点目であると答え、ソニーピクチャーズ、ソニーミュージック、そしてソニー・コンピュータとグループ全体として映像に関わっていることも大きいと説明。「ソニーの力を結集すると、上流から下流まで全てに3Dをお届けできる。そのひとつにゲームがある」と語った。
そして豊氏は3Dに対応するPS3のアップデート(関連ニュース)について、各方面から大きな反響があったこと説明。「特に、ソフトを作って頂いているサードパーティさんからの反響も凄く、『もう本体が対応したのなら、自分たちも3D対応作品をどんどん作りたい』という話もたくさん頂いている」とコメントした。
すると、ここで木本さんから「3Dのゲームはいつ頃でるのか?」と質問が飛ぶ。この質問に豊氏は「“3D BRAVIA”が登場する頃、つまり6月に提供できるように頑張っているところだ」と発表した。
なお、この3Dゲームについてトークショーではこれ以上の言及はなく、編集部でSCEにも問い合わせてみたが「詳細は未定。また、dot parkでプレイできるグランツーリスモはあくまでも参考出展だ」とのことだった。このことからすると、Sony EuropeおよびSony Computer Entertainment Europeが行う、3D対応BRAVIA購入者を対象に3D対応ゲームをPlayStation Networkで無償提供するキャンペーン(関連ニュース)と同等のことを指しているのではないかとも考えられる。
そしてその後は、元々のデータを3DCGで作ることが多いゲームは3D化との相性が良いことなどについてトーク。「PS3で現在発売されている約1,500タイトルのうち、9割くらいは3DCGを使っているのではないか。つまりその9割が3Dにも対応できる可能性を持っている」とコメント。また「既に発売中のタイトルを3D化して改めて発売しようという動きもある」と明かした。
そして、PS3の今後については、BDソフトの再生にも対応するアップデートを予定していることを改めてアナウンス。また、「PlayStation Store」で映像配信を行っていることにも触れ、「いずれは映像配信も3Dに対応させたい」と将来的な展望も明かした。
そのほか、豊氏は今秋に発売を予定しているモーションコントローラー“PlayStation Move”にも言及。「“PlayStation Move”を使えば、ゲーム中の3Dの世界を自分の動きで動かせる。3Dの世界に自分が入っていける究極の世界を作りたい」ともコメント。最後に「3Dだけでなく色々なテクノロジーを採り入れて、どんどんゲームを面白くしていきたい」と今後に向けて語ってイベントを締めくくった。
トークショーの冒頭では、木本さんが豊氏にソニーが3Dに対して積極的な理由を質問。その質問に対して豊氏は、映像に関する製品を多く作っていることがまず1点目であると答え、ソニーピクチャーズ、ソニーミュージック、そしてソニー・コンピュータとグループ全体として映像に関わっていることも大きいと説明。「ソニーの力を結集すると、上流から下流まで全てに3Dをお届けできる。そのひとつにゲームがある」と語った。
そして豊氏は3Dに対応するPS3のアップデート(関連ニュース)について、各方面から大きな反響があったこと説明。「特に、ソフトを作って頂いているサードパーティさんからの反響も凄く、『もう本体が対応したのなら、自分たちも3D対応作品をどんどん作りたい』という話もたくさん頂いている」とコメントした。
すると、ここで木本さんから「3Dのゲームはいつ頃でるのか?」と質問が飛ぶ。この質問に豊氏は「“3D BRAVIA”が登場する頃、つまり6月に提供できるように頑張っているところだ」と発表した。
なお、この3Dゲームについてトークショーではこれ以上の言及はなく、編集部でSCEにも問い合わせてみたが「詳細は未定。また、dot parkでプレイできるグランツーリスモはあくまでも参考出展だ」とのことだった。このことからすると、Sony EuropeおよびSony Computer Entertainment Europeが行う、3D対応BRAVIA購入者を対象に3D対応ゲームをPlayStation Networkで無償提供するキャンペーン(関連ニュース)と同等のことを指しているのではないかとも考えられる。
そしてその後は、元々のデータを3DCGで作ることが多いゲームは3D化との相性が良いことなどについてトーク。「PS3で現在発売されている約1,500タイトルのうち、9割くらいは3DCGを使っているのではないか。つまりその9割が3Dにも対応できる可能性を持っている」とコメント。また「既に発売中のタイトルを3D化して改めて発売しようという動きもある」と明かした。
そして、PS3の今後については、BDソフトの再生にも対応するアップデートを予定していることを改めてアナウンス。また、「PlayStation Store」で映像配信を行っていることにも触れ、「いずれは映像配信も3Dに対応させたい」と将来的な展望も明かした。
そのほか、豊氏は今秋に発売を予定しているモーションコントローラー“PlayStation Move”にも言及。「“PlayStation Move”を使えば、ゲーム中の3Dの世界を自分の動きで動かせる。3Dの世界に自分が入っていける究極の世界を作りたい」ともコメント。最後に「3Dだけでなく色々なテクノロジーを採り入れて、どんどんゲームを面白くしていきたい」と今後に向けて語ってイベントを締めくくった。