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公開日 2010/11/21 16:55
【音展】サエクのPCオーディオ関連アクセサリー/オラソニックUSB DAC内蔵“Walkman”ドック/オヤイデ「FiiO E9」
アクセサリー関連製品の展示も充実
本項では富士ソフトアキバプラザの5階会場に出展するサエクコマース、オラソニック、オヤイデの展示内容を見ていこう。サエクはPCオーディオ関連の最新アクセサリーを参考展示している。
■サエクコマース
サエクコマースのブースでは、同社が取り扱うmhiブランドのスピーカー“Evidence”シリーズのデモがメインで紹介されている。昨年からサエクが販売を開始したブックシェルフタイプの「MM01A」は、ピアノブラック、ピアノホワイトを展開したのち、本機専用のスピーカースタンド「MFS01A/GB」もラインナップし話題を集めている。
同社ブースにはフロア型の“Evidence Tower”「MM07A」も参考出品されている。試作品はMM01Aにも搭載されたリボントゥイーターを、上下2基のウーファーで挟んだ2ウェイ構成を採用。高さはちょうどMM01Aを専用スタンドに乗せた程度となっている。同社スタッフによれば、今回展示した製品は「まったくの試作段階」であり、今後諸々の仕様変更が行われる段階だが、当然今後の商品化も念頭に置きながら開発を進めているという。
本機とともにリファレンスシステムとして参考展示されていた製品が、同社が取り扱うSTEIN MUSICのUSB-DAC内蔵プリメインアンプ「AMP-2」。本機も今回は参考展示というかたちでの紹介だったが、「こちらは完成に近づいている商品。来年3月ぐらいに正式発表を予定している」(同社スタッフ)という。
その他、PCオーディオ関連のアクセサリーにも未発表のプロトタイプが展示されている。DC電源クリーナー「SDP-0512」はPCオーディオの高音質再生を狙ったアクセサリー。AC/DC変換にはシリーズレギュレーター方式を採用している。内部絶縁トランスには高性能・高透過磁率方向性珪素鋼板を採用し、静電シールド、磁気シールド機能のほか、アモルファス系コア材を使用したコモンモードチョークコイルを内蔵。電源からのノイズを効果的にシャットアウトするという。こちらは年内に発売時期や価格のリリースを行う予定だという。
もう一つはUSBアイソレーターの試作機。本機は別筐体のDC電源クリーナーとセットになっており、高品位なUSBオーディオ信号を供給するためのアクセサリーとして開発が進められている。筐体は手のひらに収まるほどのコンパクトサイズだが、電源部を一体化するかなど、現時点では商品化時の細かな仕様はまだ決められていないという。詳細の発表を心待ちにしたいところだ。
■オラソニック
東和電子は、自社のオーディオブランドOlasonic(オラソニック)から、今年の春に発売されたUSBアクティブスピーカー「TW-S7」の体験試聴を中心に、本機のパフォーマンスをアピールしている(関連ニュース)。
本機独特のユニークな卵形のデザインは、音の回折が少なく理想的な点音源を実現するためのものであるという。このかたちによって楽器の位置や奥行きの再現に優れたサウンド、箱鳴りや定在波の抑制を抑えたサウンドが追求されている。会場には本機を開発した際に製作したボックス型、卵形のプロトタイプがそれぞれ展示されている。
同社のブースでさらに注目を集めていたのが、来春に発売を予定しているというソニーの“Walkman”専用ドックを搭載した、USB-DAC機能内蔵のアンプシステム。「TW-S7」をベースに開発された2本のパッシブタイプのスピーカーを接続して、Walkmanに保存した音楽の再生が楽しめるほか、USB出力、外部アナログ入力、ヘッドホン出力を備える予定。市場のニーズを見ながら、「2万円前後の価格設定で検討を進めていく」(同社スタッフ)という。また最初はWalkman専用機の開発を優先するが、ニーズを見ながら、いずれはiPodドック搭載機を開発する構想もあるという。
Walkman接続時には音楽再生のほか、プレーヤーの充電、PCからの楽曲転送も行える。Walkmanの操作は本機の専用リモコンから行える。本体搭載のアンプは10W×2の出力を備え、専用のヘッドホンアンプも内蔵している。またボリューム調整やバスブースト機能なども備えている。電源はACアダプターによる独立駆動が行えるほか、PCに接続した状態でUSBバスパワー駆動も行える。
■オヤイデ
オヤイデは、10月末に開催された「秋のヘッドホン祭2010」にも出展したデスクトップタイプのヘッドホンアンプ「FiiO E9」を展示し、PCオーディオの再生デモを行っている(関連ニュース)。
本機は同社の小型ヘッドホンアンプ「FiiO E7」と組み合わせて、USB-DACとして使用できる大型ボリュームコントローラー搭載の、デスクトップサイズのヘッドホンアンプ。本体上部には専用ドックベースを設けており、こちらに「FiiO E7」をドッキングさせることでUSB-DAC機能が拡張できる。ドッキング時にはPCからUSB経由で音楽データを転送・再生できるほか、E7本体の充電もできる。また別売オプションで iPod/iPhone対応ドックへの換装対応も予定されているという。
その他にも、12月に発売される電源ケーブル「L/i15 EMX」やRCAオーディオケーブル「AZ-910」、デジタルオーディオケーブル「DST-75R」など、豊富なラインナップのアクセサリー群を一望できる展示内容になっている。
■サエクコマース
サエクコマースのブースでは、同社が取り扱うmhiブランドのスピーカー“Evidence”シリーズのデモがメインで紹介されている。昨年からサエクが販売を開始したブックシェルフタイプの「MM01A」は、ピアノブラック、ピアノホワイトを展開したのち、本機専用のスピーカースタンド「MFS01A/GB」もラインナップし話題を集めている。
同社ブースにはフロア型の“Evidence Tower”「MM07A」も参考出品されている。試作品はMM01Aにも搭載されたリボントゥイーターを、上下2基のウーファーで挟んだ2ウェイ構成を採用。高さはちょうどMM01Aを専用スタンドに乗せた程度となっている。同社スタッフによれば、今回展示した製品は「まったくの試作段階」であり、今後諸々の仕様変更が行われる段階だが、当然今後の商品化も念頭に置きながら開発を進めているという。
本機とともにリファレンスシステムとして参考展示されていた製品が、同社が取り扱うSTEIN MUSICのUSB-DAC内蔵プリメインアンプ「AMP-2」。本機も今回は参考展示というかたちでの紹介だったが、「こちらは完成に近づいている商品。来年3月ぐらいに正式発表を予定している」(同社スタッフ)という。
その他、PCオーディオ関連のアクセサリーにも未発表のプロトタイプが展示されている。DC電源クリーナー「SDP-0512」はPCオーディオの高音質再生を狙ったアクセサリー。AC/DC変換にはシリーズレギュレーター方式を採用している。内部絶縁トランスには高性能・高透過磁率方向性珪素鋼板を採用し、静電シールド、磁気シールド機能のほか、アモルファス系コア材を使用したコモンモードチョークコイルを内蔵。電源からのノイズを効果的にシャットアウトするという。こちらは年内に発売時期や価格のリリースを行う予定だという。
もう一つはUSBアイソレーターの試作機。本機は別筐体のDC電源クリーナーとセットになっており、高品位なUSBオーディオ信号を供給するためのアクセサリーとして開発が進められている。筐体は手のひらに収まるほどのコンパクトサイズだが、電源部を一体化するかなど、現時点では商品化時の細かな仕様はまだ決められていないという。詳細の発表を心待ちにしたいところだ。
■オラソニック
東和電子は、自社のオーディオブランドOlasonic(オラソニック)から、今年の春に発売されたUSBアクティブスピーカー「TW-S7」の体験試聴を中心に、本機のパフォーマンスをアピールしている(関連ニュース)。
本機独特のユニークな卵形のデザインは、音の回折が少なく理想的な点音源を実現するためのものであるという。このかたちによって楽器の位置や奥行きの再現に優れたサウンド、箱鳴りや定在波の抑制を抑えたサウンドが追求されている。会場には本機を開発した際に製作したボックス型、卵形のプロトタイプがそれぞれ展示されている。
同社のブースでさらに注目を集めていたのが、来春に発売を予定しているというソニーの“Walkman”専用ドックを搭載した、USB-DAC機能内蔵のアンプシステム。「TW-S7」をベースに開発された2本のパッシブタイプのスピーカーを接続して、Walkmanに保存した音楽の再生が楽しめるほか、USB出力、外部アナログ入力、ヘッドホン出力を備える予定。市場のニーズを見ながら、「2万円前後の価格設定で検討を進めていく」(同社スタッフ)という。また最初はWalkman専用機の開発を優先するが、ニーズを見ながら、いずれはiPodドック搭載機を開発する構想もあるという。
Walkman接続時には音楽再生のほか、プレーヤーの充電、PCからの楽曲転送も行える。Walkmanの操作は本機の専用リモコンから行える。本体搭載のアンプは10W×2の出力を備え、専用のヘッドホンアンプも内蔵している。またボリューム調整やバスブースト機能なども備えている。電源はACアダプターによる独立駆動が行えるほか、PCに接続した状態でUSBバスパワー駆動も行える。
■オヤイデ
オヤイデは、10月末に開催された「秋のヘッドホン祭2010」にも出展したデスクトップタイプのヘッドホンアンプ「FiiO E9」を展示し、PCオーディオの再生デモを行っている(関連ニュース)。
本機は同社の小型ヘッドホンアンプ「FiiO E7」と組み合わせて、USB-DACとして使用できる大型ボリュームコントローラー搭載の、デスクトップサイズのヘッドホンアンプ。本体上部には専用ドックベースを設けており、こちらに「FiiO E7」をドッキングさせることでUSB-DAC機能が拡張できる。ドッキング時にはPCからUSB経由で音楽データを転送・再生できるほか、E7本体の充電もできる。また別売オプションで iPod/iPhone対応ドックへの換装対応も予定されているという。
その他にも、12月に発売される電源ケーブル「L/i15 EMX」やRCAオーディオケーブル「AZ-910」、デジタルオーディオケーブル「DST-75R」など、豊富なラインナップのアクセサリー群を一望できる展示内容になっている。