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公開日 2011/01/20 14:47
【更新】ソニー、独自VODサービス「Qriocity」を国内でも開始
HDレンタルは500〜1000円
ソニーは、VODサービス「Video On Demand powered by Qriocity (“キュリオシティ” ビデオオンデマンド)」を、1月26日から日本市場でも開始する。
Video On Demand powered by Qriocityは、昨年4月に米国で、同11月に欧州5カ国でスタートしたVODサービス。今回、満を持して国内での展開がアナウンスされた格好だ。
なお、昨年12月には音楽配信サービス「Music Unlimited powered by Qriocity」も英国とアイルランドでスタートしているが、同サービスについては今回発表されなかった。
Video On Demand powered by Qriocityはネット機能「<ブラビア>ネットチャンネル」に対応した、2010年以降発売の“BRAVIA”で利用できる。ただしHX80R/EX30R/BX30Hシリーズでは利用できない。
サービス開始当初は200作品以上のタイトルをラインナップ。参加しているハリウッドの映画会社は20世紀フォックス、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ワーナー・ブラザース。国内では角川書店、松竹、バンダイチャンネルなどが参加する予定だ。3Dコンテンツも配信する計画があるという。
コンテンツの解像度はHDとSDを用意。HDの場合、720pと1080iの2種類が存在する。なお、作品にチャプターは付与されていない。そのほか、再生に際してはもちろんレジューム機能が利用できる。
VODはストリーミングのレンタル方式のみで、支払後30日のあいだに視聴を開始する必要がある。視聴開始後は48時間(アニメ作品の場合は72時間)のあいだ、何回でも視聴できる。価格はコンテンツによって異なるが、HD版が500〜1,000円(税込)、SD版が350〜700円(税込)に設定される。
作品はフリーワードによる検索のほかジャンル別などで検索可能。北米版にはない日本独自のものとして、販売数によるランキングなども展開する。また、特定のテーマに基づいた特集コーナーも用意する。
さらに、こちらも日本独自の内容として、ジャンル分けに「HDコンテンツ」という項目を用意。HD画質で提供されている作品のみを探すこともできる。
なお、作品によってはHDとSDの両方を用意しているものも存在。検索結果一覧などの時点ではHDかSDかは分からないが、両方が用意されている場合には作品詳細画面でどちらかを選択できる。
レンタルした作品は「メディアライブラリー」という項目に収納。こちらでは購入順に作品のサムネイル画像が並べられる。なお、各種インターフェースは基本的に各作品のサムネイル画像で構成。テキストでの一覧表示などは用意しない予定だという。
そのほか、今後は別途Qriocityの専用ウェブサイトも開設し、そちらで購入履歴管理などが行えるようにする予定としている。
本サービスは、開始当初は<ブラビア>ネットチャンネル対応のBRAVIAのみに限定されるが、同社では今後「その他のソニーのネットワーク対応機器にも、準備が整い次第、順次展開」する、と説明している。
ソニーグループでは、PlayStaiton Network(PSN)でもVODサービスを展開しているが、同社広報は「ユーザー属性が異なるため、PSNは当面このままで展開する。ソニーのVODサービスはPSNとQriocityの二本柱で展開していく」と説明している。なお、今回のQriocityも、バックエンドシステムはPSNのものを利用しているという。
本サービスの利用にはPSNのアカウントも使用でき、Qriocityの独自アカウントを新たに作成してサインインすることもできる。
本日発表された、Video On Demand powered by Qriocityの主な配信予定作品は以下の通り。
・「プレデターズ」(20世紀 フォックス)
・「ボーン・アイデンティティー」(ユニバーサル)
・「エアベンダー」(パラマウント)
・「インセプション」(ワーナー)
・「バイオハザードW アフターライフ」(SPE)
・「ロストクライム ‐閃光‐」(角川書店)
・「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(松竹)
・「機動戦士ガンダムUC episode 3 ラプラスの亡霊」(バンダイチャンネル) ※2011年3月5日先行配信予定
・「戦場のヴァルキュリア 3 誰がための銃瘡」(セガ) ※2011年春先行配信予定
Video On Demand powered by Qriocityは、昨年4月に米国で、同11月に欧州5カ国でスタートしたVODサービス。今回、満を持して国内での展開がアナウンスされた格好だ。
なお、昨年12月には音楽配信サービス「Music Unlimited powered by Qriocity」も英国とアイルランドでスタートしているが、同サービスについては今回発表されなかった。
Video On Demand powered by Qriocityはネット機能「<ブラビア>ネットチャンネル」に対応した、2010年以降発売の“BRAVIA”で利用できる。ただしHX80R/EX30R/BX30Hシリーズでは利用できない。
サービス開始当初は200作品以上のタイトルをラインナップ。参加しているハリウッドの映画会社は20世紀フォックス、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント、ワーナー・ブラザース。国内では角川書店、松竹、バンダイチャンネルなどが参加する予定だ。3Dコンテンツも配信する計画があるという。
コンテンツの解像度はHDとSDを用意。HDの場合、720pと1080iの2種類が存在する。なお、作品にチャプターは付与されていない。そのほか、再生に際してはもちろんレジューム機能が利用できる。
VODはストリーミングのレンタル方式のみで、支払後30日のあいだに視聴を開始する必要がある。視聴開始後は48時間(アニメ作品の場合は72時間)のあいだ、何回でも視聴できる。価格はコンテンツによって異なるが、HD版が500〜1,000円(税込)、SD版が350〜700円(税込)に設定される。
作品はフリーワードによる検索のほかジャンル別などで検索可能。北米版にはない日本独自のものとして、販売数によるランキングなども展開する。また、特定のテーマに基づいた特集コーナーも用意する。
さらに、こちらも日本独自の内容として、ジャンル分けに「HDコンテンツ」という項目を用意。HD画質で提供されている作品のみを探すこともできる。
なお、作品によってはHDとSDの両方を用意しているものも存在。検索結果一覧などの時点ではHDかSDかは分からないが、両方が用意されている場合には作品詳細画面でどちらかを選択できる。
レンタルした作品は「メディアライブラリー」という項目に収納。こちらでは購入順に作品のサムネイル画像が並べられる。なお、各種インターフェースは基本的に各作品のサムネイル画像で構成。テキストでの一覧表示などは用意しない予定だという。
そのほか、今後は別途Qriocityの専用ウェブサイトも開設し、そちらで購入履歴管理などが行えるようにする予定としている。
本サービスは、開始当初は<ブラビア>ネットチャンネル対応のBRAVIAのみに限定されるが、同社では今後「その他のソニーのネットワーク対応機器にも、準備が整い次第、順次展開」する、と説明している。
ソニーグループでは、PlayStaiton Network(PSN)でもVODサービスを展開しているが、同社広報は「ユーザー属性が異なるため、PSNは当面このままで展開する。ソニーのVODサービスはPSNとQriocityの二本柱で展開していく」と説明している。なお、今回のQriocityも、バックエンドシステムはPSNのものを利用しているという。
本サービスの利用にはPSNのアカウントも使用でき、Qriocityの独自アカウントを新たに作成してサインインすることもできる。
本日発表された、Video On Demand powered by Qriocityの主な配信予定作品は以下の通り。
・「プレデターズ」(20世紀 フォックス)
・「ボーン・アイデンティティー」(ユニバーサル)
・「エアベンダー」(パラマウント)
・「インセプション」(ワーナー)
・「バイオハザードW アフターライフ」(SPE)
・「ロストクライム ‐閃光‐」(角川書店)
・「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」(松竹)
・「機動戦士ガンダムUC episode 3 ラプラスの亡霊」(バンダイチャンネル) ※2011年3月5日先行配信予定
・「戦場のヴァルキュリア 3 誰がための銃瘡」(セガ) ※2011年春先行配信予定