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公開日 2011/06/08 13:13
ソニー、世界最小・最軽量のミラーレス一眼「NEX-C3」を発売
マクロレンズや外部フラッシュも
ソニーは、“α”シリーズの新製品として、ミラーレス一眼カメラ「NEX-C3」を6月24日に発売する。
Eマウントを採用したミラーレス一眼カメラの新モデル。昨年発売した「NEX-3」の後継機となる。
ボディに加え、従来から販売されていた3倍ズームレンズ「SEL1855」をセットにした「NEX-C3K」が7万円前後、ボディにパンケーキレンズ「SEL17F28」と「SEL1855」をセットにした「NEX-C3D」が8万円前後で販売される。
撮像素子にはAPS-Cサイズ、有効約1,620万画素のCMOSセンサーを採用している。画像処理エンジンはBIONZ。液晶ディスプレイは3.0型で、画素数は約92万。上約80度、下約45度の角度調整機能も備えている。フラッシュは本体に内蔵せず、ガイドナンバー7の外付けフラッシュが付属する。
■レンズ交換式カメラのボディ部で世界最小・最軽量
ボディ部の外形寸法は109.8W×60.0H×33.0Dmm、質量は225g。NEX-3はもちろん、NEX-5よりも小さく、軽くなり、レンズ交換式デジカメのボディ部として世界最小最軽量を実現した。
小型化を実現するために様々な工夫を行った。まずSDXC/メモリースティックカードスロットを電池室から独立させたほか、背面液晶ディスプレイを薄型化するため、液晶チルトの回転軸部をさらに小型化。また基板を小型化し筐体内のレイアウト最適化も行った。
本体色はピンク/シルバー/ブラックの3色を用意。ボディ部はプラスチックをメインに使っているが、いわゆる軍艦部にアルミを採用することで、NEX-3に比べ大幅に質感や剛性を高めた。なおアルミ部はシルバーで、ピンクやブラックモデルの場合はツートーンカラーとなる。
グリップ部は薄型ながら、指掛かりの良さとデザイン性を両立させるため、ストライプとドットのテクスチャーを組み合わせたパターンを採用した。
なお、バッテリーにはNEX-5/-3と同じ「NP-FW50」を採用しているが、撮影可能枚数は約20%増の400枚(CIPA規格準拠)を達成した。
また細かなところでは、P/A/S/Mモード時に呼び出せるキーカスタマイズ機能をさらに強化。センターボタンに5つの機能を割り当て可能になるなど、より使いやすく進化させた。
フォーカシングをより便利に行うためにピーキング機能も追加。画面上で最もシャープな部分の輪郭を色つき表示する機能で、これによりマニュアルフォーカスの操作性を向上させた。なおピーキングレベルは高/中/低も3段階から選択可能で、ピーキングカラーも白、赤、黄色から選ぶことができる。
■様々な機能を備えた「マイフォトスタイル」を装備
動画の撮影は、1,280×720のMP4に対応。フルHD撮影やAVCHDでの記録には対応していない。
新たに、かんたんに様々な設定が行える「マイフォトスタイル」機能を搭載。背景ぼかしや明るさ、色合い、鮮やかさ、ピクチャーエフェクト、美肌効果、セルフタイマー/連続撮影といった項目をかんたんに調整できるもので、ボタン一押しで機能明を一覧表示し、コントロールホイールで選択することで設定が行える。
新たに追加された「ピクチャーエフェクト」では、11種類のエフェクトを用意。トイカメラやポスタリゼーション、ハイコントラスト、ハイキー、パートカラー、レトロフォトなどが利用でき、静止画でも動画でも効果を適用できる。
また「美肌効果」機能も新たに追加。顔を検出すると、目や口元のシャープ感は保持したまま、顔の小じわやシミ、くすみなどを軽減する機能で、効果は高/中/低の3段階から選択できる。
なお、マイフォトスタイルは複数の効果を同時に設定することができるほか、効果を適用すると、ライブビューに効果が反映される。
静止画撮影では、独自の重ね合わせ技術を採用した機能を従来通り採用。3Dにも対応したスイングパノラマ撮影機能や、3枚連写したブラケット画像を1枚に合成する「Auto HDR」、6枚連写した画像を重ね合わせて手ブレやノイズを低減する「手持ち夜景」、同じく連写画像を合成して手ブレと被写体ブレを抑える「人物ブレ軽減」などの各機能を搭載している。
そのほか、おまかせオートや顔認識、撮影アドバイス、シーンセレクション、ヘルプガイドなど、従来からの機能も継承している。
■マクロレンズとバウンス可能な外部フラッシュも登場
また同社は、Eマウント初のマクロレンズとして、E 30mm F 3.5の「SEL30M35」を9月に発売することも発表した。価格は31,500円(税込)。世界最軽量となる138gの等倍マクロレンズで、EDレンズ1枚と非球面レンズ3枚を採用。最短撮影距離は9.5cm、ワーキングディスタンスは2.4cm。
さらに、スマートアクセサリーターミナルに対応したガイドナンバー20の小型フラッシュ「HVL-F20S」も6月24日に発売する。かんたんな操作で上75度に回転させることができ、バウンス撮影が可能。同梱するワイドパネルを装着することで、ウルトラワイドコンバーター使用時の照射角18mmもカバーする。カメラ本体からの給電で動作し、電池は不要。
【問い合わせ先】
ソニー買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
Eマウントを採用したミラーレス一眼カメラの新モデル。昨年発売した「NEX-3」の後継機となる。
ボディに加え、従来から販売されていた3倍ズームレンズ「SEL1855」をセットにした「NEX-C3K」が7万円前後、ボディにパンケーキレンズ「SEL17F28」と「SEL1855」をセットにした「NEX-C3D」が8万円前後で販売される。
撮像素子にはAPS-Cサイズ、有効約1,620万画素のCMOSセンサーを採用している。画像処理エンジンはBIONZ。液晶ディスプレイは3.0型で、画素数は約92万。上約80度、下約45度の角度調整機能も備えている。フラッシュは本体に内蔵せず、ガイドナンバー7の外付けフラッシュが付属する。
■レンズ交換式カメラのボディ部で世界最小・最軽量
ボディ部の外形寸法は109.8W×60.0H×33.0Dmm、質量は225g。NEX-3はもちろん、NEX-5よりも小さく、軽くなり、レンズ交換式デジカメのボディ部として世界最小最軽量を実現した。
小型化を実現するために様々な工夫を行った。まずSDXC/メモリースティックカードスロットを電池室から独立させたほか、背面液晶ディスプレイを薄型化するため、液晶チルトの回転軸部をさらに小型化。また基板を小型化し筐体内のレイアウト最適化も行った。
本体色はピンク/シルバー/ブラックの3色を用意。ボディ部はプラスチックをメインに使っているが、いわゆる軍艦部にアルミを採用することで、NEX-3に比べ大幅に質感や剛性を高めた。なおアルミ部はシルバーで、ピンクやブラックモデルの場合はツートーンカラーとなる。
グリップ部は薄型ながら、指掛かりの良さとデザイン性を両立させるため、ストライプとドットのテクスチャーを組み合わせたパターンを採用した。
なお、バッテリーにはNEX-5/-3と同じ「NP-FW50」を採用しているが、撮影可能枚数は約20%増の400枚(CIPA規格準拠)を達成した。
また細かなところでは、P/A/S/Mモード時に呼び出せるキーカスタマイズ機能をさらに強化。センターボタンに5つの機能を割り当て可能になるなど、より使いやすく進化させた。
フォーカシングをより便利に行うためにピーキング機能も追加。画面上で最もシャープな部分の輪郭を色つき表示する機能で、これによりマニュアルフォーカスの操作性を向上させた。なおピーキングレベルは高/中/低も3段階から選択可能で、ピーキングカラーも白、赤、黄色から選ぶことができる。
■様々な機能を備えた「マイフォトスタイル」を装備
動画の撮影は、1,280×720のMP4に対応。フルHD撮影やAVCHDでの記録には対応していない。
新たに、かんたんに様々な設定が行える「マイフォトスタイル」機能を搭載。背景ぼかしや明るさ、色合い、鮮やかさ、ピクチャーエフェクト、美肌効果、セルフタイマー/連続撮影といった項目をかんたんに調整できるもので、ボタン一押しで機能明を一覧表示し、コントロールホイールで選択することで設定が行える。
新たに追加された「ピクチャーエフェクト」では、11種類のエフェクトを用意。トイカメラやポスタリゼーション、ハイコントラスト、ハイキー、パートカラー、レトロフォトなどが利用でき、静止画でも動画でも効果を適用できる。
また「美肌効果」機能も新たに追加。顔を検出すると、目や口元のシャープ感は保持したまま、顔の小じわやシミ、くすみなどを軽減する機能で、効果は高/中/低の3段階から選択できる。
なお、マイフォトスタイルは複数の効果を同時に設定することができるほか、効果を適用すると、ライブビューに効果が反映される。
静止画撮影では、独自の重ね合わせ技術を採用した機能を従来通り採用。3Dにも対応したスイングパノラマ撮影機能や、3枚連写したブラケット画像を1枚に合成する「Auto HDR」、6枚連写した画像を重ね合わせて手ブレやノイズを低減する「手持ち夜景」、同じく連写画像を合成して手ブレと被写体ブレを抑える「人物ブレ軽減」などの各機能を搭載している。
そのほか、おまかせオートや顔認識、撮影アドバイス、シーンセレクション、ヘルプガイドなど、従来からの機能も継承している。
■マクロレンズとバウンス可能な外部フラッシュも登場
また同社は、Eマウント初のマクロレンズとして、E 30mm F 3.5の「SEL30M35」を9月に発売することも発表した。価格は31,500円(税込)。世界最軽量となる138gの等倍マクロレンズで、EDレンズ1枚と非球面レンズ3枚を採用。最短撮影距離は9.5cm、ワーキングディスタンスは2.4cm。
さらに、スマートアクセサリーターミナルに対応したガイドナンバー20の小型フラッシュ「HVL-F20S」も6月24日に発売する。かんたんな操作で上75度に回転させることができ、バウンス撮影が可能。同梱するワイドパネルを装着することで、ウルトラワイドコンバーター使用時の照射角18mmもカバーする。カメラ本体からの給電で動作し、電池は不要。
【問い合わせ先】
ソニー買い物相談窓口
TEL/0120-777-886
関連リンク
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番NEX-C3K
- 発売日2011年6月24日
- 価格¥OPEN(予想実売価格70,000円前後)
- ジャンルデジタルスチルカメラ/静止画編集
- ブランドSONY
- 型番NEX-C3D
- 発売日2011年6月24日
- 価格¥OPEN(予想実売価格80,000円前後)