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公開日 2011/09/13 13:03
ソニー、Android搭載の“Walkman”新フラグシップ「Z1000」シリーズを発売
S-Master MXなど6つの高音質化技術も
ソニーはポータブルオーディオプレーヤー“Walkman”シリーズの新製品として、Android OS 2.3を搭載したフラグシップモデル「Z1000」シリーズを12月10日に発売する。
■“Walkman”の新しいフラグシップモデル「Z1000シリーズ」
カラーバリエーションは前面がブラック、背面がブルーのモデルと、前面にレッド、背面にブラックの配色を採用したモデルがレギュラーカラー。ソニーストア限定モデル「NW-Z1070 W(64GB)」もラインナップする。ストア販売価格は45,800円(税込)。
レギュラーモデルは内蔵メモリーの容量により、64/32/16GBの3種類がラインナップする。
Walkman Z1000シリーズ 12月10日発売
・NW-Z1070(64GB)/¥OPEN(予想実売価格43,000円前後)
・NW-Z1060(32GB)/¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
・NW-Z1050(16GB)/¥OPEN(予想実売価格28,000円前後)
基本機能として音楽/動画/静止画再生のほか、FMラジオの聴取機能も備える。
なお本シリーズの発売により、2009年発売の最上位モデル「X1000」シリーズ(関連ニュース)は販売終了となる。
本体はソニー・エリクソンのスマートフォン「Xperia arc」(関連ニュース)のように、背面をアーチ状にデザインしてグリップ感を高めた「Inflection Suface Form」を採用した。
ディスプレイはマルチタッチ対応の4.3インチ液晶。解像度はWVGA/800×480ドット。なお、本体にカメラは内蔵していない。
■Androidマーケットにも対応
プラットフォームはAndroid OS 2.3を採用。プロセッサーはNVIDIA Tegra 2 モバイル プロセッサー1GHz。Androidマーケットに対応しており、マーケットからゲームやユーティリティなど様々なAndroid向けアプリをダウンロードすることができる。また、ソニー・ミュージックがスマートフォン向けに提供する「Sony Music Apps」のアーティストアプリも利用可能だ。なお、ソニーによるおすすめアプリのリコメンド情報が参照できる「Select App」サービスも開設が予定されている。
本体にプリインストールされているアプリはAndroid OS標準のYouTube/Gmail/Google Talkなどのほか、オープンソースアプリのウェブブラウザー、カレンダー、電卓なども用意する。他にもソニーのオリジナルアプリとして、Music Player/Photo Player/Video Player、DLNAアプリ、ノイズキャンセリング、FMラジオ、ちょい聴きmoraなどが搭載される。
通信機能はWiFiがIEEE 802.11b/g/n対応、Bluetoothは2.1+EDR規格に対応し、OPP/A2DP/AVRCP各プロトコルをサポートした。GPS、電子コンパス、加速度センサーも内蔵する。
音楽ファイルの再生はATRAC Advanced LosslessとHE-AACのほか、ATRAC、MP3、AAC(DRMなし)、WMA(DRMなし)、リニアPCMの各フォーマットに対応した。動画ファイルはMPEG-4/H.264 AVC/WMV形式、静止画ファイルはJPEG形式のファイルが再生可能だ。
本体内に保存されているWindows対応の音楽管理ソフト「x-アプリ」でファイルの転送が行えるほか、単純なドラッグ&ドロップによる転送にも対応している。
■新フルデジタルアンプ「S-Master MX」など6つの高音質化技術を採用
高音質化への取り組みとしては、ソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」をモバイル機器用に進化させた「S-Master MX」を採用。音声信号をフルデジタル処理する際のプロセスをより最適化した。単純化した再生プロセスでノイズや歪みをより低減し、空気感までリアルに再現するような、臨場感溢れる音楽再生を実現したとしている。
そのほか、周囲の騒音を約90%までカットできるデジタルノイズキャンセリングや高域補間技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」、CLEAR BASS、CLEAR STEREOや、13.5mm径ユニットの付属EXヘッドホンと合わせ、“6つのクリアオーディオテクノロジー”として高音質化技術を訴求する。なお付属の13.5mm EXヘッドホンのケーブル長は105cmで、色はブラック。イヤーピースはS/M/Lサイズが付属する。
本体内蔵のスピーカーは、音量を増強する「xLOUD」技術を新たに搭載。迫力あるサウンドを再生するという。
音楽プレーヤーアプリの「Music Player」は直感的な操作を実現。カバーアートビューによりアルバム単位での選曲が可能。カバーアート表示時には、ジャケットを左にスワイプすると“歌詞ピタ”による歌詞情報が表示される画面に遷移する。
ムード名を選ぶだけで選曲ができる「おまかせチャンネル」機能も搭載している。また音楽再生時は視覚的にも音楽再生が楽しめる「ビジュアライザー」を搭載し、ビジュアライザーの画面上に歌詞情報を表示することもできる。
その他、本体側面に配置されたWalkmanボタン(W.お単)を押すと簡易コントローラーの「W.コントロール」がポップアップし、再生・停止・曲送り/戻しが行える。「W.コントロール」は大きく表示することも可能だ。
■機器連携機能も充実
HDMI、DLNA、WM-PORT、Bluetoothによる機器連携が充実していることもZ1000シリーズの特徴だ。本体にはDタイプのHDMI端子を搭載し、対応のHDMIケーブルでテレビに接続することで、本体内のファイルをテレビに表示させることができる。
DLNA対応機器と接続し、本体内の動画や静止画、音楽ファイルを、ネットワーク上のデジタルメディアレンダラー(DMR)機器に転送してワイヤレス再生することも可能。DLNA機器とのネットワーク設定は本体にプリインストールされたアプリ「DLNA」から簡単に行える。「Video Player」などのアプリの画面に表示されるDMR機器のアイコンに、再生したいファイルをドラッグ&ドロップ(Throw)するだけで直感的に操作できる。また“Walkman”本体に保存したファイルだけでなく、サーバー機器(DMS)に保存した音楽や動画ファイルを本機で再生するプレーヤー機能(DMP)や、コントローラー(DMC)機能も備えている。ただし、いずれの場合も相手のDLNA対応機器とのファイル形式の互換性が無い場合は再生できない。またDLNAは、DRMのかかった音楽コンテンツや、DTCP-IPには非対応となる。
ソニー製BDレコーダーとの連携では、BDZ-AX2700T/AT970T/AT950W/SKP75/AT770T/AT750W、BDZ-AX2000/AX1000/AT900/AT700/BDZ-AT500との組み合わせで「おでかけ転送」が利用できる。録画機能を搭載する“BRAVIA”はKDL-55HX80R/46HX80R、KDL-32EX30R/26EX30Rが対応する。
なお、Z1000シリーズではダイレクトエンコーディングやカラオケモード/語学学習機能は非対応。また、ボリュームリミッター機能の「AVLS(Automatic Volume Limiter System)」やブックマーク機能、いたわり充電機能なども搭載されていない。
■“Walkman”専用ノイズキャンセリングヘッドホンも登場
Z1000シリーズ専用となる、オーバーヘッドタイプのノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NWNC200」も12月10日に発売される。価格はオープンだが、18,000円前後での販売が予想される。カラーはブラック。
本機はWalkmanとの組み合わせで約98%のノイズキャンセリング機能を実現。ヘッドホン部にマイクを内蔵しており、NC回路とバッテリーはWalkman本体のものを使用する。NC機能をOFFしてヘッドホンにスルー出力することもできる。本体は持ち運びを想定し、コンパクトに折りたためる機構とした。専用キャリングケースも付属する。
本体には40mmのネオジウムマグネット搭載ドライバーユニットを装備。インピーダンスは36Ω、再生周波数帯域は10Hz〜24kHz、音圧感度は100dB・mW。
イヤーパッドは低反発ウレタンを採用し、装着感を高めた。またプラグ部には腐食に強い金メッキ処理を採用。本体ケーブルは約60cm、延長ケーブルは約50cm。質量は約175gとなっている。
■“Walkman”の新しいフラグシップモデル「Z1000シリーズ」
レギュラーモデルは内蔵メモリーの容量により、64/32/16GBの3種類がラインナップする。
Walkman Z1000シリーズ 12月10日発売
・NW-Z1070(64GB)/¥OPEN(予想実売価格43,000円前後)
・NW-Z1060(32GB)/¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
・NW-Z1050(16GB)/¥OPEN(予想実売価格28,000円前後)
基本機能として音楽/動画/静止画再生のほか、FMラジオの聴取機能も備える。
なお本シリーズの発売により、2009年発売の最上位モデル「X1000」シリーズ(関連ニュース)は販売終了となる。
本体はソニー・エリクソンのスマートフォン「Xperia arc」(関連ニュース)のように、背面をアーチ状にデザインしてグリップ感を高めた「Inflection Suface Form」を採用した。
ディスプレイはマルチタッチ対応の4.3インチ液晶。解像度はWVGA/800×480ドット。なお、本体にカメラは内蔵していない。
■Androidマーケットにも対応
プラットフォームはAndroid OS 2.3を採用。プロセッサーはNVIDIA Tegra 2 モバイル プロセッサー1GHz。Androidマーケットに対応しており、マーケットからゲームやユーティリティなど様々なAndroid向けアプリをダウンロードすることができる。また、ソニー・ミュージックがスマートフォン向けに提供する「Sony Music Apps」のアーティストアプリも利用可能だ。なお、ソニーによるおすすめアプリのリコメンド情報が参照できる「Select App」サービスも開設が予定されている。
本体にプリインストールされているアプリはAndroid OS標準のYouTube/Gmail/Google Talkなどのほか、オープンソースアプリのウェブブラウザー、カレンダー、電卓なども用意する。他にもソニーのオリジナルアプリとして、Music Player/Photo Player/Video Player、DLNAアプリ、ノイズキャンセリング、FMラジオ、ちょい聴きmoraなどが搭載される。
通信機能はWiFiがIEEE 802.11b/g/n対応、Bluetoothは2.1+EDR規格に対応し、OPP/A2DP/AVRCP各プロトコルをサポートした。GPS、電子コンパス、加速度センサーも内蔵する。
音楽ファイルの再生はATRAC Advanced LosslessとHE-AACのほか、ATRAC、MP3、AAC(DRMなし)、WMA(DRMなし)、リニアPCMの各フォーマットに対応した。動画ファイルはMPEG-4/H.264 AVC/WMV形式、静止画ファイルはJPEG形式のファイルが再生可能だ。
本体内に保存されているWindows対応の音楽管理ソフト「x-アプリ」でファイルの転送が行えるほか、単純なドラッグ&ドロップによる転送にも対応している。
■新フルデジタルアンプ「S-Master MX」など6つの高音質化技術を採用
高音質化への取り組みとしては、ソニー独自のフルデジタルアンプ「S-Master」をモバイル機器用に進化させた「S-Master MX」を採用。音声信号をフルデジタル処理する際のプロセスをより最適化した。単純化した再生プロセスでノイズや歪みをより低減し、空気感までリアルに再現するような、臨場感溢れる音楽再生を実現したとしている。
そのほか、周囲の騒音を約90%までカットできるデジタルノイズキャンセリングや高域補間技術「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」、CLEAR BASS、CLEAR STEREOや、13.5mm径ユニットの付属EXヘッドホンと合わせ、“6つのクリアオーディオテクノロジー”として高音質化技術を訴求する。なお付属の13.5mm EXヘッドホンのケーブル長は105cmで、色はブラック。イヤーピースはS/M/Lサイズが付属する。
本体内蔵のスピーカーは、音量を増強する「xLOUD」技術を新たに搭載。迫力あるサウンドを再生するという。
音楽プレーヤーアプリの「Music Player」は直感的な操作を実現。カバーアートビューによりアルバム単位での選曲が可能。カバーアート表示時には、ジャケットを左にスワイプすると“歌詞ピタ”による歌詞情報が表示される画面に遷移する。
ムード名を選ぶだけで選曲ができる「おまかせチャンネル」機能も搭載している。また音楽再生時は視覚的にも音楽再生が楽しめる「ビジュアライザー」を搭載し、ビジュアライザーの画面上に歌詞情報を表示することもできる。
その他、本体側面に配置されたWalkmanボタン(W.お単)を押すと簡易コントローラーの「W.コントロール」がポップアップし、再生・停止・曲送り/戻しが行える。「W.コントロール」は大きく表示することも可能だ。
■機器連携機能も充実
HDMI、DLNA、WM-PORT、Bluetoothによる機器連携が充実していることもZ1000シリーズの特徴だ。本体にはDタイプのHDMI端子を搭載し、対応のHDMIケーブルでテレビに接続することで、本体内のファイルをテレビに表示させることができる。
DLNA対応機器と接続し、本体内の動画や静止画、音楽ファイルを、ネットワーク上のデジタルメディアレンダラー(DMR)機器に転送してワイヤレス再生することも可能。DLNA機器とのネットワーク設定は本体にプリインストールされたアプリ「DLNA」から簡単に行える。「Video Player」などのアプリの画面に表示されるDMR機器のアイコンに、再生したいファイルをドラッグ&ドロップ(Throw)するだけで直感的に操作できる。また“Walkman”本体に保存したファイルだけでなく、サーバー機器(DMS)に保存した音楽や動画ファイルを本機で再生するプレーヤー機能(DMP)や、コントローラー(DMC)機能も備えている。ただし、いずれの場合も相手のDLNA対応機器とのファイル形式の互換性が無い場合は再生できない。またDLNAは、DRMのかかった音楽コンテンツや、DTCP-IPには非対応となる。
ソニー製BDレコーダーとの連携では、BDZ-AX2700T/AT970T/AT950W/SKP75/AT770T/AT750W、BDZ-AX2000/AX1000/AT900/AT700/BDZ-AT500との組み合わせで「おでかけ転送」が利用できる。録画機能を搭載する“BRAVIA”はKDL-55HX80R/46HX80R、KDL-32EX30R/26EX30Rが対応する。
なお、Z1000シリーズではダイレクトエンコーディングやカラオケモード/語学学習機能は非対応。また、ボリュームリミッター機能の「AVLS(Automatic Volume Limiter System)」やブックマーク機能、いたわり充電機能なども搭載されていない。
■“Walkman”専用ノイズキャンセリングヘッドホンも登場
Z1000シリーズ専用となる、オーバーヘッドタイプのノイズキャンセリングヘッドホン「MDR-NWNC200」も12月10日に発売される。価格はオープンだが、18,000円前後での販売が予想される。カラーはブラック。
本機はWalkmanとの組み合わせで約98%のノイズキャンセリング機能を実現。ヘッドホン部にマイクを内蔵しており、NC回路とバッテリーはWalkman本体のものを使用する。NC機能をOFFしてヘッドホンにスルー出力することもできる。本体は持ち運びを想定し、コンパクトに折りたためる機構とした。専用キャリングケースも付属する。
本体には40mmのネオジウムマグネット搭載ドライバーユニットを装備。インピーダンスは36Ω、再生周波数帯域は10Hz〜24kHz、音圧感度は100dB・mW。
イヤーパッドは低反発ウレタンを採用し、装着感を高めた。またプラグ部には腐食に強い金メッキ処理を採用。本体ケーブルは約60cm、延長ケーブルは約50cm。質量は約175gとなっている。
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番NW-Z1070
- 発売日2011年12月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格43,000円前後)
【SPEC】●容量:64GB ●音声圧縮形式:MP3/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM/AAC/HE-AAC ●ビデオ圧縮形式:MPEG-4/AVC(H.264 Baseline)/WMV ●ディスプレイ:4.3型液晶 ●無線LAN:IEEE1802.11b/g/n ●外形寸法:約70.9W×134.2H×11.1Dmm ●質量:約156g
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番NW-Z1060
- 発売日2011年12月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格33,000円前後)
【SPEC】●容量:32GB ●音声圧縮形式:MP3/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM/AAC/HE-AAC ●ビデオ圧縮形式:MPEG-4/AVC(H.264 Baseline)/WMV ●ディスプレイ:4.3型液晶 ●無線LAN:IEEE1802.11b/g/n ●外形寸法:約70.9W×134.2H×11.1Dmm ●質量:約156g
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番NW-Z1050
- 発売日2011年12月10日
- 価格¥OPEN(予想実売価格28,000円前後)
【SPEC】●容量:16GB ●音声圧縮形式:MP3/ATRAC/ATRAC Advanced Lossless/リニアPCM/AAC/HE-AAC ●ビデオ圧縮形式:MPEG-4/AVC(H.264 Baseline)/WMV ●ディスプレイ:4.3型液晶 ●無線LAN:IEEE1802.11b/g/n ●外形寸法:約70.9W×134.2H×11.1Dmm ●質量:約156g