• ブランド
    特設サイト
公開日 2011/10/04 17:14

<CEATEC>パナソニック、3Dビデオカメラ「Z10000」や3D対応“2眼LUMIX”試作機を展示

クラウド型サービス「VIERA Connect」も紹介
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックはブースのメインステージで、同社製品による“3Dワールド”を大きく紹介。日本でも「VIERA Connect」の名称で新しいスタートを切ったテレビ向けクラウド型サービスもデモを行っている。

メインステージには152V型PDP登場/3Dカムコーダーフラグシップ「Z10000」も展示


プレゼンには152V型PDP「TH-152UX1W」を使用。説明映像も3Dで紹介していた
メインステージの正面中央に大きく鎮座するのは152V型の4K2K/3D対応プラズマディスプレイ「TH-152UX1W」。同社が業務用ディスプレイとして展開する商品で、フレームシーケンシャル方式によるメガネ付きのフルHD 3D表示に対応している。パネルは4K2Kの2D映像表示も可能。


プロ仕様の映像エンジンが搭載されているほか、好みの色調に合わせ込める色域調整機能、多彩なインターフェースなどプロフェッショナル用途での使い勝手も高めている。同社では本機を商用ディスプレイやデジタルシアター用に魅力を訴求している。


パナソニック製品による3Dワールドをアピール

会場で本機は、ブースの出展内容を紹介するプレゼンテーション用ディスプレイとしてだけでなく、プレゼンテーションの合間に3D映画のトレーラーを上映するエンターテインメントディスプレイとしても活躍している。

3D映画のトレイラー映像も紹介していた

「お部屋ジャンプLink」のライフスタイル紹介展示


メインステージのプレゼンテーションでは、2012年にロンドンで開催される五輪で、同社がスポンサーとしての競技映像の3D放送化に向けたパートナーシップを結んだことを大きくアピールし、同社の最新3D機器により開閉会式/体操/陸上/水泳/ダイビングなど、合計約200時間以上の3D映像を製作していくことなどが紹介されている。

ロンドンオリンピックでの3D映像製作のパートナーシップを紹介

オリンピックをサポートしてきた同社の軌跡を振り返るパネル展示

デジタルビデオカメラの展示コーナーには、9月末に発表のあった「新3MOSシステム」搭載の民生用デジタルビデオカメラのフラグシップ「HDC-Z10000」(関連ニュース)も実機が展示されている。2眼式3D撮影対応レンズを搭載した本機では、3Dでの光学10倍ズーム撮影や、45cmのマクロ近接撮影が行えるのが特徴。会場の実機では3D撮影によるズーミングやマクロ撮影も体験できる。

「HDC-Z10000」を展示


2眼式3D撮影に対応した

カットモデルの展示

本機の隣にはIFA2011にも出展されていた2眼式の3Dコンパクトデジタルカメラ“LUMIX”の試作機(関連ニュース)もショーケースの中に展示されていた。今回は参考出品として展示されていた本機は、日本国内では「冬以降の発売」が予定されているそうだ(展示説明員談)。本体天面にはAVCHDのロゴや、ステレオマイクが設けられている。大きさもLUMIXシリーズの薄型モデルFP7やFT3と変わらないほどのスリムボディを実現している。今回はまだ詳しい仕様は明らかにされなかったが、近く予想される発表の機会を待ちたい。

2眼式3D撮影に対応したLUMIXの試作機

本体上部にはステレオマイクも搭載する



クラウド型サービス「VIERA Connect」は国内向けサービスが10月4日スタート


スタートしたばかりの「VIERA Connect」のサービスを紹介
同社はこれまで、国内のVIERAではネット機能を「テレビでネット」という名称で展開してきたテレビ向けのクラウド型ネットワークサービスを、グローバル名称の「VIERA Connect」に統合した(関連ニュース)。10月4日からは専用のアプリなどを販売する「ビエラ・コネクト マーケット」がスタートし、CEATEC会場ではサービスのデモが紹介されていた。

有料/無料の様々なコンテンツアプリを揃える

SDカードなども購入できる


マーケットにはゲームやビデオ、コニュニケーションツール系やライフスタイル系のアプリが有料/無料それぞれに用意される。アプリだけでなくパナソニック製のSDカードや3Dグラス、その他リモコン、ゲームパッドなどの商品も購入できる。決済はクレジットカードで行う。


「アクトビラ」のサービスも10月6日にリニューアルされ、新しい「VIERA Connect」に組み込まれ、専用アプリもリニューアルされる。従来は1,600×900ピクセルの表示で、画面周囲に黒オビ部分があったが、新アプリでは1,920×1,080のフルHDで全画面表示が可能になる。

デモでは2011年度内に提供予定の「Yahoo! オークション」「楽天ランキング」「Shufoo!」「TBS ゴルフ動画検索」「Dailymotion」「AccuWeather」のアプリについてもプレビュー版が紹介されていた。「ビューン」「DMM.TV」「TSUTAYA TV」のアプリについては有料で提供される予定だ。

11年度内の追加を予定しているアプリもデモを行った


「TBS ゴルフ動画検索」のコンテンツ紹介。好きなプレーヤーのラウンド映像が選択できる

ショットごとにシーンを頭出しできる

なお「VIERA Connect」用アプリの開発については、開発者向けのサイト「VIERA Connect Developers」が今年の7月に開設され、APIなどが提供されている。

パナソニックのスマートライフ系ソリューションも大きく展示している

家庭用リチウムイオン電池モジュール


家庭用リチウムイオン蓄電システム

蓄電・充電システムをフル装備したEVシステムソリューションの参考展示

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX