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公開日 2011/10/20 14:34
ソニー“Reader”で紀伊國屋書店の「BookWeb」コンテンツが購入可能に
主要4店舗では端末販売も実施
(株)紀伊國屋書店は、本日10月20日より主要4店舗にて電子書籍コーナーを新設。ソニーの電子書籍端末“Reader”の店頭販売と、“Reader”向けのコンテンツ販売を開始した。
■紀伊國屋のサービスからReaderへコンテンツダウンロードが可能に
電子書籍コーナーは、8月から設置していた新宿本店に加えて、梅田本店、札幌本店、流山おおたかの森店にも扱いを拡充。ReaderのほかiPadやAndroidタブレットで同社の電子書籍サービスを体験することができる。なお、店頭での電子書籍端末販売の対象となるのはReaderのみ。また前述の4店舗に加えてネット書店「紀伊國屋書店BookWeb」(以下、BookWeb)でも販売を行う。
コンテンツ販売においては、BookWebで販売しているコンテンツがReaderにも対応。パソコンからBookWebにアクセスして購入した電子書籍を、「eBook Transfer for Reader」を介して「Reader」に転送できるようになった。
過去に購入した作品や、購入時にReaderへの転送を選択しなかった作品についても、後から転送することが可能。タブレット端末用アプリ「Kinoppy」および同アプリ用のコンテンツ販売サイト「Kinoppyストア」で購入した作品も同様で、注文履歴確認ページからデータをReaderへ再ダウンロードできる。なお、このように一度購入したコンテンツは複数デバイスで相互利用できる。
また、Readerの取り扱い開始を記念したキャンペーンも実施。BookWebでReaderを利用できるよう機器認証(利用登録)したユーザーに、BookWebに加えて店頭でも利用できる「紀伊國屋ポイント」500ポイントをプレゼントする。
キャンペーン期間は10月20日から12月31日まで。なお、店頭でポイントを使用するためにはKinokuniyaPointカードが必要。
■新宿本店の特設コーナーでの期間限定イベントも − 紀伊國屋とソニーの幹部が意義を語る
新宿本店では、1階ひろばに特設スペースを用意してのタッチ&トライイベントを本日10月20日より10月23日(日)まで実施。書店への来店者が実際にReaderを使っての電子書籍閲覧を体験できるようにしている。
なお、同イベントでは製品体験後にアンケートへ回答すると、QUOカードなどが当たるクジ引きにも参加できる。
Readerの取り扱い開始、およびタッチ&トライイベントのスタートに際して、ソニーマーケティング(株)モバイルエンタテインメントプロダクツマーケティング部統括部長の徳田耕一氏は「紙の本と同じように、電子書籍もいろいろな場所で購入したり探したりできるようになった。これは電子の本にとって非常に大きなこと」とコメント。紀伊國屋のBookWebがソニーのReaderへ対応した意義の大きさを強調した。
さらに徳田氏は「世の中に色々なコンテンツが増え、本を読む機会が減っている。しかし、SNSの隆盛に見られるように“電子の文字”への接触は増えており、そこに電子書籍が普及するチャンスがあると思っている」と、電子書籍市場の展望についても改めてコメント。「書店に来る本好きな方々にReaderの魅力を体験してもらえる」と、タッチ&トライイベントの意義も説明した。
一方、紀伊國屋書店 常務取締役の森啓次郎氏は「作品のラインナップを、読み物を中心にしたところ、非常に好評だ。Kinoppyでのコンテンツ販売は10万ダウンロードを突破した」とコメント。電子書籍販売サービスが順調であると説明し、「サービスをさらに拡充するため、店頭に電子書籍コーナーを常設する」と、今回の取り組みの意図を説明した。
そしてBookWebがReaderに対応したことについても「マルチデバイスのサービスに拍車がかかることを期待している」とコメント。「読者に近い書店として、読者からの幅広い期待に応えていきたい」と述べた。
■紀伊國屋のサービスからReaderへコンテンツダウンロードが可能に
電子書籍コーナーは、8月から設置していた新宿本店に加えて、梅田本店、札幌本店、流山おおたかの森店にも扱いを拡充。ReaderのほかiPadやAndroidタブレットで同社の電子書籍サービスを体験することができる。なお、店頭での電子書籍端末販売の対象となるのはReaderのみ。また前述の4店舗に加えてネット書店「紀伊國屋書店BookWeb」(以下、BookWeb)でも販売を行う。
コンテンツ販売においては、BookWebで販売しているコンテンツがReaderにも対応。パソコンからBookWebにアクセスして購入した電子書籍を、「eBook Transfer for Reader」を介して「Reader」に転送できるようになった。
過去に購入した作品や、購入時にReaderへの転送を選択しなかった作品についても、後から転送することが可能。タブレット端末用アプリ「Kinoppy」および同アプリ用のコンテンツ販売サイト「Kinoppyストア」で購入した作品も同様で、注文履歴確認ページからデータをReaderへ再ダウンロードできる。なお、このように一度購入したコンテンツは複数デバイスで相互利用できる。
また、Readerの取り扱い開始を記念したキャンペーンも実施。BookWebでReaderを利用できるよう機器認証(利用登録)したユーザーに、BookWebに加えて店頭でも利用できる「紀伊國屋ポイント」500ポイントをプレゼントする。
キャンペーン期間は10月20日から12月31日まで。なお、店頭でポイントを使用するためにはKinokuniyaPointカードが必要。
■新宿本店の特設コーナーでの期間限定イベントも − 紀伊國屋とソニーの幹部が意義を語る
新宿本店では、1階ひろばに特設スペースを用意してのタッチ&トライイベントを本日10月20日より10月23日(日)まで実施。書店への来店者が実際にReaderを使っての電子書籍閲覧を体験できるようにしている。
なお、同イベントでは製品体験後にアンケートへ回答すると、QUOカードなどが当たるクジ引きにも参加できる。
Readerの取り扱い開始、およびタッチ&トライイベントのスタートに際して、ソニーマーケティング(株)モバイルエンタテインメントプロダクツマーケティング部統括部長の徳田耕一氏は「紙の本と同じように、電子書籍もいろいろな場所で購入したり探したりできるようになった。これは電子の本にとって非常に大きなこと」とコメント。紀伊國屋のBookWebがソニーのReaderへ対応した意義の大きさを強調した。
さらに徳田氏は「世の中に色々なコンテンツが増え、本を読む機会が減っている。しかし、SNSの隆盛に見られるように“電子の文字”への接触は増えており、そこに電子書籍が普及するチャンスがあると思っている」と、電子書籍市場の展望についても改めてコメント。「書店に来る本好きな方々にReaderの魅力を体験してもらえる」と、タッチ&トライイベントの意義も説明した。
一方、紀伊國屋書店 常務取締役の森啓次郎氏は「作品のラインナップを、読み物を中心にしたところ、非常に好評だ。Kinoppyでのコンテンツ販売は10万ダウンロードを突破した」とコメント。電子書籍販売サービスが順調であると説明し、「サービスをさらに拡充するため、店頭に電子書籍コーナーを常設する」と、今回の取り組みの意図を説明した。
そしてBookWebがReaderに対応したことについても「マルチデバイスのサービスに拍車がかかることを期待している」とコメント。「読者に近い書店として、読者からの幅広い期待に応えていきたい」と述べた。