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公開日 2012/09/01 06:11
<IFA>JVC/KENWOOD両ブランドからAirPlay/DLNA再生対応オーディオシステム
JVCの新ストリーミングカメラ
JVCケンウッドはIFA2012会場のホール2.2にブースを展開。JVC、KENWOODの両ブランドからヨーロッパで展開する商品を一堂に集めて展示している。
JVCブランドのコーナーは“For your Active Life”と“For your Smart Life”の2つのゾーンに分けて、それぞれに注力する商品を展示している。“アクティブ”ゾーンでは、今夏に国内でも発売されたWiFi機能内蔵のアウトドアビデオカメラ“ADIXXION”「GC-XA1」(関連レビュー)を展示。ドイツではサイクリングを趣味として楽しむ人々も多いため、発表後の反響も上々だという。
日本国内で展開されている“RVシリーズ”(関連ニュース)の、ヨーロッパバージョンとなる“BoomBlaster”シリーズも人気が高い。重低音の再生を強化したというチューブ型の筐体に、iPhone/iPodを直接装填できるドックポートを搭載した一体型ポータブルオーディオシステム。手軽さと迫力のベースサウンドが注目を浴びる理由だ。
ヘッドホン/イヤホンは“XXシリーズ”(関連レビュー)にスポットがあたる。こちらも日本で愛用するユーザーの多い商品だが、重低音・タフを軸にしたコンセプトがヨーロッパでも若いユーザーを中心に支持を集めている。
“スマート”ゾーンにはWiFi機能を内蔵したビデオカメラ“Everio”を展示。WiFi内蔵のカムコーダーというジャンルはヨーロッパでもまだ真新しいカテゴリであるため、展示コーナーには商品の操作方法だけでなく、実践的にどのような使い方がオススメなのか、展示説明員の解説を熱心に聞き入る来場者が多く見られた。
フルHD動画のライブストリーミング撮影に対応する新カテゴリーのビデオカメラ「GV-LS2」「GV-LS1」はJVCから、ヨーロッパでは10月中旬の発売を予定している新製品。「LS2」が999ユーロ、「LS1」が799ユーロで販売される。
ともにEverioをはじめとするJVCのコンシューマー用ビデオカメラとは独立した、新しいカテゴリーの商品として発売される。展示スタッフによれば「Ustreamを活用して、アートスペースやライブハウスで日ごろから動画配信を行っている方など、セミプロユーザーがターゲット」であるという。
LS2/LS1ともにハイスピードプロセッサー「Falconbrid」を内蔵しており、MPEG-2 TS形式のフルHD動画撮影に対応。WiFi機能を搭載し、専用のモニタリング&コントローラーアプリをインストールしたAndroidタブレット/スマートフォン、WindowsPCからカメラの操作が行える。撮影した映像はPC経由でUstreamなどネット上の動画共有サービスへ送り出すことが可能だ。またSDカードスロットも搭載されており、撮影動画をSDメモリーカードに録画することもできる。
LS2は本体にメカニカルなモーション/パン/チルト機能を備える。LS1は4K2K対応のCMOSセンサーを搭載しており、フルHDで切り出す範囲を変えてパン/チルトを電子的に行う仕様としている。レンズはLS2が光学10倍&電子ズーム、LS1が電子ズームのみとなる。
オーディオ製品では本体にWiFi機能を内蔵し、AirPlayやDLNA再生に対応したコンポーネント「UX-N5」が参考展示されている。ヨーロッパでは年内の発売が予定されており、価格は700ユーロで検討されている。CD/DVD、USB端子からのiPhoneやスマートフォンの音源再生にも対応したセンターユニットと、ステレオスピーカーによるセパレート構成の一体型オーディオシステムだ。WiFi directにも対応している。
センターユニットの天面にiPhone/iPodのダイレクトドックを搭載している。DLNA経由でのネットワーク音楽再生は、MP3/WMA/WAV形式のファイルがプレイバックできる。アンプの出力は50W×2。
同じゾーンには日本国内で先行発表され、話題を集めるタワー型コンパクトオーディオシステム「NX-SA1」が登場。4基の5cmフルレンジスピーカーと4基のアンプを内部の円周上に配置し、信号処理技術を組み合わせ、聴く位置を選ばない無指向性のステレオ音場再生を可能にした。画期的なスタイルと高音質に足を止める来場者も多い。日本では空気中のウイルス抑制や除菌効果のあるイオン発生器「イオナイザー」を搭載する「NX-SA5」(関連ニュース)が商品化されているが、ヨーロッパモデルの本機ではこの機能を省略している。
また国内でも展開されている、フリップアップ機構を採用するオーバーヘッドタイプの「HA-S400」(関連ニュース)、「HA-S200」(関連ニュース)のヨーロッパモデルも紹介されている。
KENWOODブランドからは、オーディオシステム“K-Series”に注目の新製品2機種が発表された。
「UD-NF7」は本体にCDドライブにFMチューナー、WiFi機能を搭載したセンターユニットと、ステレオスピーカーを組み合わせた、AirPlay対応のオーディオシステム。ヨーロッパでは11月後半に500ユーロで販売が計画されており、展示スタッフによれば「日本でも販売の計画がある」モデルだという。
DLNA再生やWiFi directにも対応しており、ネットワーク経由でNASやPCに保存した音楽ファイルも再生できる。再生可能なファイルの形式はMP3/WMA/WAV。フロントパネルにはUSB端子も設け、iPhone/iPod/iPadのデジタル接続に対応。アンプの出力は50W×2。スピーカーは2Way仕様となっている。本体カラーはブラック。
「K-531」はBuetooth機能を内蔵した、K-Seriesのセパレートタイプのオーディオシステム。2009年に発売されたデジタル伝送対応のiPodドック搭載機「K-521」(関連ニュース)のアップグレードモデルだ。センターユニットのカラーはシルバー/ブラックの2色。スピーカーはブラックのみが用意されている。
本機はスマートフォンやタブレットからのBluetooth経由によるワイヤレス音楽再生に重点を置いたモデルだ。センターユニットのトップにはiPodドックを搭載。CDドライブやFM/AMチューナーも引き続き採用する。アンプの実用最大出力は40W×2。USB端子も備え、USBメモリーやデジタルオーディオプレーヤーを接続し、WMA/MP3/AACファイルの再生を行える。CD/ラジオからUSBへの録音機能も搭載する。
またインテリアに溶け込むことがコンセプトのオーディオシステム「C-BX3」も登場。国内ではJVCブランドから「NX-BX3」(関連ニュース)として発売されている商品が、ヨーロッパではKENWOODブランドから登場する。
本体にiPhone/iPod対応のドックを内蔵しており、トップはベッドサイドのテーブルスタンドとしても活用できる。ヨーロッパの家具の高さ寸法に合わせて、国内で展開するモデルよりも脚部の長さをやや長めにとっているという。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。
その他、カーオーディオ関連ではiPhoneやスマートフォン連携をメインのコンセプトにした今年の注力製品を、体験型ブースとともに紹介している。
ブースの中央には参考展示のアイテムとして、今年のCESにも出展を行った、次世代車載用ディスプレイ「HUD(ヘッドアップディスプレイ)」を展示。同社のプロジェクターに採用されているD-ILAを使ったプロジェクションユニットから、本体内蔵のスクリーン面に映像を投射。フロントガラスの手前に配置したハーフミラータイプの「コンパイナー」と呼ばれるパーツにスクリーンの映像を映し出して、あたかも車のフロントガラスに映像が浮かび上がるようなナビゲーションを実現。LCOS系のD-ILAを採用することで、他のデバイスを使った場合よりも、明るく高精細な映像を表示することができるという。
KENWOODブランドからはEISAアワードを受賞したカーナビゲーション「DNX 4210DAB」を中心に、「DAB+」方式のデジタルラジオに対応するチューナー内蔵モデルなどカーオーディオ商品群を展開。iPhone/iPodやAndroid、Bluetooth、SD対応など、様々なデジタルデバイスとフォーマットに対応する商品群を、同ブランドで揃える強みをアピールする。またフォルクスワーゲン/セアト/シュコダ車の共通センターコンソールにフィットするカーナビゲーションも展開し、ヨーロッパのカーAVファンの支持を集めている。
JVCブランドからは「MirrorLink」の規格に対応するAVレシーバー「KW-NSX1」を展示。EISAアワードも受賞した本機では、Androidスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、AVレシーバーのタッチパネルと、スマートフォンのタッチディスプレイと相互にコンテンツをコントロールできるようになる。これにより、車を運転しながらでも、グラフィカルなUIをセンターに、音楽やアプリの再生がより手軽に行える。
その他USBやスマートフォン連携に特化した新しいコンセプトのデジタルメディアレシーバーや、DAB+チューナー内蔵の2DIN CDレシーバー「KW-DB60AT」なども展示を行っていた。
JVCブランドのコーナーは“For your Active Life”と“For your Smart Life”の2つのゾーンに分けて、それぞれに注力する商品を展示している。“アクティブ”ゾーンでは、今夏に国内でも発売されたWiFi機能内蔵のアウトドアビデオカメラ“ADIXXION”「GC-XA1」(関連レビュー)を展示。ドイツではサイクリングを趣味として楽しむ人々も多いため、発表後の反響も上々だという。
日本国内で展開されている“RVシリーズ”(関連ニュース)の、ヨーロッパバージョンとなる“BoomBlaster”シリーズも人気が高い。重低音の再生を強化したというチューブ型の筐体に、iPhone/iPodを直接装填できるドックポートを搭載した一体型ポータブルオーディオシステム。手軽さと迫力のベースサウンドが注目を浴びる理由だ。
ヘッドホン/イヤホンは“XXシリーズ”(関連レビュー)にスポットがあたる。こちらも日本で愛用するユーザーの多い商品だが、重低音・タフを軸にしたコンセプトがヨーロッパでも若いユーザーを中心に支持を集めている。
“スマート”ゾーンにはWiFi機能を内蔵したビデオカメラ“Everio”を展示。WiFi内蔵のカムコーダーというジャンルはヨーロッパでもまだ真新しいカテゴリであるため、展示コーナーには商品の操作方法だけでなく、実践的にどのような使い方がオススメなのか、展示説明員の解説を熱心に聞き入る来場者が多く見られた。
フルHD動画のライブストリーミング撮影に対応する新カテゴリーのビデオカメラ「GV-LS2」「GV-LS1」はJVCから、ヨーロッパでは10月中旬の発売を予定している新製品。「LS2」が999ユーロ、「LS1」が799ユーロで販売される。
ともにEverioをはじめとするJVCのコンシューマー用ビデオカメラとは独立した、新しいカテゴリーの商品として発売される。展示スタッフによれば「Ustreamを活用して、アートスペースやライブハウスで日ごろから動画配信を行っている方など、セミプロユーザーがターゲット」であるという。
LS2/LS1ともにハイスピードプロセッサー「Falconbrid」を内蔵しており、MPEG-2 TS形式のフルHD動画撮影に対応。WiFi機能を搭載し、専用のモニタリング&コントローラーアプリをインストールしたAndroidタブレット/スマートフォン、WindowsPCからカメラの操作が行える。撮影した映像はPC経由でUstreamなどネット上の動画共有サービスへ送り出すことが可能だ。またSDカードスロットも搭載されており、撮影動画をSDメモリーカードに録画することもできる。
LS2は本体にメカニカルなモーション/パン/チルト機能を備える。LS1は4K2K対応のCMOSセンサーを搭載しており、フルHDで切り出す範囲を変えてパン/チルトを電子的に行う仕様としている。レンズはLS2が光学10倍&電子ズーム、LS1が電子ズームのみとなる。
オーディオ製品では本体にWiFi機能を内蔵し、AirPlayやDLNA再生に対応したコンポーネント「UX-N5」が参考展示されている。ヨーロッパでは年内の発売が予定されており、価格は700ユーロで検討されている。CD/DVD、USB端子からのiPhoneやスマートフォンの音源再生にも対応したセンターユニットと、ステレオスピーカーによるセパレート構成の一体型オーディオシステムだ。WiFi directにも対応している。
センターユニットの天面にiPhone/iPodのダイレクトドックを搭載している。DLNA経由でのネットワーク音楽再生は、MP3/WMA/WAV形式のファイルがプレイバックできる。アンプの出力は50W×2。
同じゾーンには日本国内で先行発表され、話題を集めるタワー型コンパクトオーディオシステム「NX-SA1」が登場。4基の5cmフルレンジスピーカーと4基のアンプを内部の円周上に配置し、信号処理技術を組み合わせ、聴く位置を選ばない無指向性のステレオ音場再生を可能にした。画期的なスタイルと高音質に足を止める来場者も多い。日本では空気中のウイルス抑制や除菌効果のあるイオン発生器「イオナイザー」を搭載する「NX-SA5」(関連ニュース)が商品化されているが、ヨーロッパモデルの本機ではこの機能を省略している。
また国内でも展開されている、フリップアップ機構を採用するオーバーヘッドタイプの「HA-S400」(関連ニュース)、「HA-S200」(関連ニュース)のヨーロッパモデルも紹介されている。
KENWOODブランドからは、オーディオシステム“K-Series”に注目の新製品2機種が発表された。
「UD-NF7」は本体にCDドライブにFMチューナー、WiFi機能を搭載したセンターユニットと、ステレオスピーカーを組み合わせた、AirPlay対応のオーディオシステム。ヨーロッパでは11月後半に500ユーロで販売が計画されており、展示スタッフによれば「日本でも販売の計画がある」モデルだという。
DLNA再生やWiFi directにも対応しており、ネットワーク経由でNASやPCに保存した音楽ファイルも再生できる。再生可能なファイルの形式はMP3/WMA/WAV。フロントパネルにはUSB端子も設け、iPhone/iPod/iPadのデジタル接続に対応。アンプの出力は50W×2。スピーカーは2Way仕様となっている。本体カラーはブラック。
「K-531」はBuetooth機能を内蔵した、K-Seriesのセパレートタイプのオーディオシステム。2009年に発売されたデジタル伝送対応のiPodドック搭載機「K-521」(関連ニュース)のアップグレードモデルだ。センターユニットのカラーはシルバー/ブラックの2色。スピーカーはブラックのみが用意されている。
本機はスマートフォンやタブレットからのBluetooth経由によるワイヤレス音楽再生に重点を置いたモデルだ。センターユニットのトップにはiPodドックを搭載。CDドライブやFM/AMチューナーも引き続き採用する。アンプの実用最大出力は40W×2。USB端子も備え、USBメモリーやデジタルオーディオプレーヤーを接続し、WMA/MP3/AACファイルの再生を行える。CD/ラジオからUSBへの録音機能も搭載する。
またインテリアに溶け込むことがコンセプトのオーディオシステム「C-BX3」も登場。国内ではJVCブランドから「NX-BX3」(関連ニュース)として発売されている商品が、ヨーロッパではKENWOODブランドから登場する。
本体にiPhone/iPod対応のドックを内蔵しており、トップはベッドサイドのテーブルスタンドとしても活用できる。ヨーロッパの家具の高さ寸法に合わせて、国内で展開するモデルよりも脚部の長さをやや長めにとっているという。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。
その他、カーオーディオ関連ではiPhoneやスマートフォン連携をメインのコンセプトにした今年の注力製品を、体験型ブースとともに紹介している。
ブースの中央には参考展示のアイテムとして、今年のCESにも出展を行った、次世代車載用ディスプレイ「HUD(ヘッドアップディスプレイ)」を展示。同社のプロジェクターに採用されているD-ILAを使ったプロジェクションユニットから、本体内蔵のスクリーン面に映像を投射。フロントガラスの手前に配置したハーフミラータイプの「コンパイナー」と呼ばれるパーツにスクリーンの映像を映し出して、あたかも車のフロントガラスに映像が浮かび上がるようなナビゲーションを実現。LCOS系のD-ILAを採用することで、他のデバイスを使った場合よりも、明るく高精細な映像を表示することができるという。
KENWOODブランドからはEISAアワードを受賞したカーナビゲーション「DNX 4210DAB」を中心に、「DAB+」方式のデジタルラジオに対応するチューナー内蔵モデルなどカーオーディオ商品群を展開。iPhone/iPodやAndroid、Bluetooth、SD対応など、様々なデジタルデバイスとフォーマットに対応する商品群を、同ブランドで揃える強みをアピールする。またフォルクスワーゲン/セアト/シュコダ車の共通センターコンソールにフィットするカーナビゲーションも展開し、ヨーロッパのカーAVファンの支持を集めている。
JVCブランドからは「MirrorLink」の規格に対応するAVレシーバー「KW-NSX1」を展示。EISAアワードも受賞した本機では、Androidスマートフォンに専用アプリをインストールすることで、AVレシーバーのタッチパネルと、スマートフォンのタッチディスプレイと相互にコンテンツをコントロールできるようになる。これにより、車を運転しながらでも、グラフィカルなUIをセンターに、音楽やアプリの再生がより手軽に行える。
その他USBやスマートフォン連携に特化した新しいコンセプトのデジタルメディアレシーバーや、DAB+チューナー内蔵の2DIN CDレシーバー「KW-DB60AT」なども展示を行っていた。