HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2013/04/16 19:18
TSUTAYA.com、VOD端末「TSUTAYA Stick」開発 − NTT東日本と拡販・サポートで提携
「TSUTAYA TV」が視聴できるスティック型端末
(株)TSUTAYA.comとNTT東日本は、互いのVODサービスやフレッツ光の普及を図るため、相互に協力・提携を行うと発表。本日両社が記者会見を開催した。
TSUTAYA.comは今回、同社が提供するVODサービス「TSUTAYA TV」を視聴できるスティック型端末「TSUTAYA Stick」を開発。4月17日から販売を開始する。
TSUTAYA.comは、フレッツ光サービスと同端末のセット販売を行う。またNTT東日本は、同社の「光 セレクトショップ」で4月17日から6,000円(税込)で販売するほか、「フレッツ光メンバーズクラブ」でも6,000ポイントで販売を行う。なお、6月からはTSUTAYA.comによる直接販売も開始する予定。
NTT東日本は、フレッツ光の既存ユーザーや新規ユーザーへTSUTAYA Stickの販売を行うとともに、TSUTAYA Stickの設定サポートサービスも開始。また「フレッツ・まとめて支払いサービス」により、TSUTAYA TVの利用料金をフレッツ光利用料金と一括で支払うことも可能にする。
TSUTAYA Stickは、HDMI端子でテレビに接続。電源供給はUSB端子から行う。端末形状はスティック状で、外形寸法は70.5W×32.1H×10.4Dmm、質量は約29g。利用にはWi-Fi環境が必要で、本端末はIEEE 802.11b/g/nに対応する。
操作はスマートフォン向けアプリ「T-リモコン」(無料)で行う。iOS版はiOS 5.0以降に対応。Android版はAndroid 2.3以降に対応する。
スマートフォンでの操作に特化していることもあり、テレビ側のユーザーインターフェースはシンプルに作られている。細かな情報や操作はスマホ側にまかせ、カバーアートを大きく並べるレイアウトとしている。またスマホ側とテレビに同様のカバーアートグリッドレイアウト画面を表示し、スマホでスワイプするとテレビ画面もそれに追従するなど、使い勝手を高める工夫を施している。
TSUTAYA TVでは現在、約4万タイトルを提供しているが、TSUTAYA Stickではそのすべてを視聴可能。また他デバイス間のレジューム同期にも対応しており、たとえばスマートフォンで視聴した続きをTSUTAYA Stickで視聴するなどといった使い方ができる。
なおTSUTAYA Stickはストレージを持たないため、視聴は全てストリーミングとなるが、今夏から、ストリーミングでセル作品を購入できる新サービスも開始する予定という。
■両社がプレゼントキャンペーンを実施
なおTSUTAYA.comは、TSUTAYA.comからフレッツ光を新規に申し込んだユーザーを対象にしたキャンペーンを4月17日〜5月31日までの期間で開催する。キャンペーンではTSUTAYA Stick本体と1万円分のTSUTAYA TV視聴ポイントをプレゼント。さらに希望者にはWi-Fi環境やTSUTAYA Stick設定サポート費用分の商品券もプレゼントする。
新規加入キャンペーンでの販売目標について尋ねられたTSUAYA.com 執行役員の渡邉健氏は、「万単位の計画で考えている。6月以降もキャンペーンを継続するかは、反応を見ながら継続して協議していきたい」とした。さらに同氏はNTT西日本との協業についても「いろいろお問い合わせを頂いている」と述べ、今後サービスを展開する可能性を示唆した。
NTT東日本もキャンペーンを実施する。フレッツ光メンバーズクラブ会員を対象に「TSUTAYA Stick」を抽選で1,000名にプレゼント。さらに当選者には「TSUTAYA TV」視聴ポイント2.000円分を提供する。応募期間は4月17日から5月17日 13時。
■NTT東日本は「決済」「通信」「サポート」の3点を提供
会見の冒頭に登壇した(株)TSUTAYA.com 代表取締役社長の中西一雄氏は、TSUTAYA TVサービスについて「日本の6大メーカーのテレビに標準装備されており、コンテンツもハリウッド6大メジャーのHD作品を配信している。コンテンツ数も約4万作品と充実している」とサービスの充実ぶりをアピール。
中西氏はまた、NTT東日本に期待するポイントとして「フレッツ光の決済システム」「安定した通信」「充実したサポート」の3点を挙げた。
NTT東日本からは、代表取締役副社長の中川裕氏が登壇した。「TSUTAYA TVはフレッツ光を使っているユーザーに満足してもらえるサービス。いま使っていない人も、フレッツ光を使ってみようというきっかけになるのではないか」と協業するメリットをアピールした。
また中川氏は、同社調査ではWi-Fi利用率が6割を超えるなど、Wi-Fiの普及が進んでいる反面、同社の「リモートサポート」サービスへの問い合わせのうち43%がWi-Fiに関するものであることを紹介。中川氏はこういった状況を踏まえ、「NTT東日本がフレッツ光の敷設やWi-Fiルーターの設置から、TSUTAYA TVのセットアップ、会員登録やログインに至るまで、すべてをサポートする」と力強く述べ、電話で何度も問い合わせが可能なリモートサポートサービス(月額525円)や、訪問してWi-FiやTSUTAYA Stickの設定を行う「セットアップサービス」(4,200円〜)の2種類を用意するとした。
VOD視聴料の決済は、NTT東日本が提供する「フレッツ・まとめて支払い」で行える。「クレジットカードなどを用意する必要がなく、安心かつ簡単に料金支払いができる」(中川氏)とし、サービスをより手軽に使えるようになると説明した。
TSUTAYA.comは今回、同社が提供するVODサービス「TSUTAYA TV」を視聴できるスティック型端末「TSUTAYA Stick」を開発。4月17日から販売を開始する。
TSUTAYA.comは、フレッツ光サービスと同端末のセット販売を行う。またNTT東日本は、同社の「光 セレクトショップ」で4月17日から6,000円(税込)で販売するほか、「フレッツ光メンバーズクラブ」でも6,000ポイントで販売を行う。なお、6月からはTSUTAYA.comによる直接販売も開始する予定。
NTT東日本は、フレッツ光の既存ユーザーや新規ユーザーへTSUTAYA Stickの販売を行うとともに、TSUTAYA Stickの設定サポートサービスも開始。また「フレッツ・まとめて支払いサービス」により、TSUTAYA TVの利用料金をフレッツ光利用料金と一括で支払うことも可能にする。
TSUTAYA Stickは、HDMI端子でテレビに接続。電源供給はUSB端子から行う。端末形状はスティック状で、外形寸法は70.5W×32.1H×10.4Dmm、質量は約29g。利用にはWi-Fi環境が必要で、本端末はIEEE 802.11b/g/nに対応する。
操作はスマートフォン向けアプリ「T-リモコン」(無料)で行う。iOS版はiOS 5.0以降に対応。Android版はAndroid 2.3以降に対応する。
スマートフォンでの操作に特化していることもあり、テレビ側のユーザーインターフェースはシンプルに作られている。細かな情報や操作はスマホ側にまかせ、カバーアートを大きく並べるレイアウトとしている。またスマホ側とテレビに同様のカバーアートグリッドレイアウト画面を表示し、スマホでスワイプするとテレビ画面もそれに追従するなど、使い勝手を高める工夫を施している。
TSUTAYA TVでは現在、約4万タイトルを提供しているが、TSUTAYA Stickではそのすべてを視聴可能。また他デバイス間のレジューム同期にも対応しており、たとえばスマートフォンで視聴した続きをTSUTAYA Stickで視聴するなどといった使い方ができる。
なおTSUTAYA Stickはストレージを持たないため、視聴は全てストリーミングとなるが、今夏から、ストリーミングでセル作品を購入できる新サービスも開始する予定という。
■両社がプレゼントキャンペーンを実施
なおTSUTAYA.comは、TSUTAYA.comからフレッツ光を新規に申し込んだユーザーを対象にしたキャンペーンを4月17日〜5月31日までの期間で開催する。キャンペーンではTSUTAYA Stick本体と1万円分のTSUTAYA TV視聴ポイントをプレゼント。さらに希望者にはWi-Fi環境やTSUTAYA Stick設定サポート費用分の商品券もプレゼントする。
新規加入キャンペーンでの販売目標について尋ねられたTSUAYA.com 執行役員の渡邉健氏は、「万単位の計画で考えている。6月以降もキャンペーンを継続するかは、反応を見ながら継続して協議していきたい」とした。さらに同氏はNTT西日本との協業についても「いろいろお問い合わせを頂いている」と述べ、今後サービスを展開する可能性を示唆した。
NTT東日本もキャンペーンを実施する。フレッツ光メンバーズクラブ会員を対象に「TSUTAYA Stick」を抽選で1,000名にプレゼント。さらに当選者には「TSUTAYA TV」視聴ポイント2.000円分を提供する。応募期間は4月17日から5月17日 13時。
■NTT東日本は「決済」「通信」「サポート」の3点を提供
会見の冒頭に登壇した(株)TSUTAYA.com 代表取締役社長の中西一雄氏は、TSUTAYA TVサービスについて「日本の6大メーカーのテレビに標準装備されており、コンテンツもハリウッド6大メジャーのHD作品を配信している。コンテンツ数も約4万作品と充実している」とサービスの充実ぶりをアピール。
中西氏はまた、NTT東日本に期待するポイントとして「フレッツ光の決済システム」「安定した通信」「充実したサポート」の3点を挙げた。
NTT東日本からは、代表取締役副社長の中川裕氏が登壇した。「TSUTAYA TVはフレッツ光を使っているユーザーに満足してもらえるサービス。いま使っていない人も、フレッツ光を使ってみようというきっかけになるのではないか」と協業するメリットをアピールした。
また中川氏は、同社調査ではWi-Fi利用率が6割を超えるなど、Wi-Fiの普及が進んでいる反面、同社の「リモートサポート」サービスへの問い合わせのうち43%がWi-Fiに関するものであることを紹介。中川氏はこういった状況を踏まえ、「NTT東日本がフレッツ光の敷設やWi-Fiルーターの設置から、TSUTAYA TVのセットアップ、会員登録やログインに至るまで、すべてをサポートする」と力強く述べ、電話で何度も問い合わせが可能なリモートサポートサービス(月額525円)や、訪問してWi-FiやTSUTAYA Stickの設定を行う「セットアップサービス」(4,200円〜)の2種類を用意するとした。
VOD視聴料の決済は、NTT東日本が提供する「フレッツ・まとめて支払い」で行える。「クレジットカードなどを用意する必要がなく、安心かつ簡単に料金支払いができる」(中川氏)とし、サービスをより手軽に使えるようになると説明した。