HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2013/10/24 20:18
シャープ、「ITテレビモニター」の説明会を開催
病院、ホテル、フィットネス施設への導入を提案
シャープ(株)は、先日発表したソリューション型テレビ「ITテレビモニター」(関連ニュース)のプレス向け説明会を本日開催した。
本機はタッチパネル対応テレビに、インターネットやVODなどのサービスと顧客ごとの業務用システムを融合させた業務用のソリューション型テレビ。病院やホテル、スポーツクラブなどの法人市場を対象として、2014年2月以降に販売開始する。
説明会では、シャープ(株)デジタル情報家電事業本部 新規商品開発センター 副所長 兼 第一開発部部長の中村宏之氏が、「ITテレビモニター」の概要を紹介した。
ITテレビモニターとは、ネットサービスや業務用システムと連携し、導入する顧客ごとにカスタマイズが可能なソリューション型テレビ。タッチパネル操作に対応しており、通常のテレビ放送や多彩なネットサービスが手軽に楽しめるだけでなく、例えば病院内で使用する場合は電子カルテの表示や病室からの食事の注文など、より質の高いサービス提供が可能となる。
内部には、通信機能などのIT機能部分をユニット化して搭載。このユニット部分にCPUやOS(Linux系)などが含まれており、交換することで新たなネットサービスへの対応が可能。システムの保守・管理などメンテナンスも行いやすい設計とした。ユニット内蔵により省スペース設置が行えることもポイントとなる。
外付けリーダー/ライターを接続すれば、NFCにも対応できる。ICカードと連携しての電子カルテ表示や、電子マネーでのVODや電子書籍の決済での利用を想定しているという。
タッチパネルは静電式ではなく感圧式を採用する。これは、病院やフィットネスジムにおいて、直接指で画面を触れられないようなシチュエーションがあることを踏まえたからだという。フリック操作、タップ操作などの各種タッチ操作に対応。ディスプレイを含めた本体、およびリモコンは抗菌仕様となっており、消毒液などで全体を拭き掃除しても問題ない。
上部ベゼルの中央には92万画素のカメラを内蔵し、開閉式の蓋も装備。用途については、ビデオチャットなどを想定している。
本機から閲覧可能なコンテンツや各種サービスについては、導入事例によってカスタマイズが可能だが、当初段階では電子書籍サービスは同社のガラパゴスストア、VODはホテル向けにサービスを展開するブリッジ・モーション・トゥモロー社のサービスに対応する。
テレビとしての使用については、ディスプレイサイズは16型で、液晶解像度は1,366×768。テレビチューナーは地上/BS/110度CSデジタルを備える。選局など基本操作はすべてタッチパネルで操作できるが、幅広いユーザーを想定してリモコンも付属する。
ネットワークについてはLAN端子を装備するほか、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n準拠)にも対応。接続端子はHDMI入力×1、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニ)×1、USB端子×1、機能拡張用端子×1を搭載する。
主な展開方針としては、前述のように病院向け、ホテル向け、フィットネス向けなどを予定。病院向けについてはテレビ視聴や電子書籍閲覧、電子カルテ連動など、ホテル向けについてはVODサービスなど、フィットネス向けについては各種フィットネス機器との連携などを提案していく。具体的な価格については検討中という。
本機はタッチパネル対応テレビに、インターネットやVODなどのサービスと顧客ごとの業務用システムを融合させた業務用のソリューション型テレビ。病院やホテル、スポーツクラブなどの法人市場を対象として、2014年2月以降に販売開始する。
説明会では、シャープ(株)デジタル情報家電事業本部 新規商品開発センター 副所長 兼 第一開発部部長の中村宏之氏が、「ITテレビモニター」の概要を紹介した。
ITテレビモニターとは、ネットサービスや業務用システムと連携し、導入する顧客ごとにカスタマイズが可能なソリューション型テレビ。タッチパネル操作に対応しており、通常のテレビ放送や多彩なネットサービスが手軽に楽しめるだけでなく、例えば病院内で使用する場合は電子カルテの表示や病室からの食事の注文など、より質の高いサービス提供が可能となる。
内部には、通信機能などのIT機能部分をユニット化して搭載。このユニット部分にCPUやOS(Linux系)などが含まれており、交換することで新たなネットサービスへの対応が可能。システムの保守・管理などメンテナンスも行いやすい設計とした。ユニット内蔵により省スペース設置が行えることもポイントとなる。
外付けリーダー/ライターを接続すれば、NFCにも対応できる。ICカードと連携しての電子カルテ表示や、電子マネーでのVODや電子書籍の決済での利用を想定しているという。
タッチパネルは静電式ではなく感圧式を採用する。これは、病院やフィットネスジムにおいて、直接指で画面を触れられないようなシチュエーションがあることを踏まえたからだという。フリック操作、タップ操作などの各種タッチ操作に対応。ディスプレイを含めた本体、およびリモコンは抗菌仕様となっており、消毒液などで全体を拭き掃除しても問題ない。
上部ベゼルの中央には92万画素のカメラを内蔵し、開閉式の蓋も装備。用途については、ビデオチャットなどを想定している。
本機から閲覧可能なコンテンツや各種サービスについては、導入事例によってカスタマイズが可能だが、当初段階では電子書籍サービスは同社のガラパゴスストア、VODはホテル向けにサービスを展開するブリッジ・モーション・トゥモロー社のサービスに対応する。
テレビとしての使用については、ディスプレイサイズは16型で、液晶解像度は1,366×768。テレビチューナーは地上/BS/110度CSデジタルを備える。選局など基本操作はすべてタッチパネルで操作できるが、幅広いユーザーを想定してリモコンも付属する。
ネットワークについてはLAN端子を装備するほか、無線LAN(IEEE 802.11b/g/n準拠)にも対応。接続端子はHDMI入力×1、ヘッドホン出力(3.5mmステレオミニ)×1、USB端子×1、機能拡張用端子×1を搭載する。
主な展開方針としては、前述のように病院向け、ホテル向け、フィットネス向けなどを予定。病院向けについてはテレビ視聴や電子書籍閲覧、電子カルテ連動など、ホテル向けについてはVODサービスなど、フィットネス向けについては各種フィットネス機器との連携などを提案していく。具体的な価格については検討中という。