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公開日 2014/04/07 19:41
JAWBONE、42%小型化したBluetoothヘッドセット「ERA」
10年の歴史で蓄積した技術を投入
JAWBONE(ジョウボーン)は、Bluetooth対応ヘッドセット「ERA」(イーラ)を本日、世界31ヶ国で発表した。日本では4月18日に販売を開始する。
通常モデルは10,000円(税抜)で、シルバークロス、レッドストリーク、ブラックストリーク、ブロンズストリークの4色を用意。また充電機能付きケースとのセットモデルも用意し、こちらは13,400円(税抜)、本体色はシルバークロス、ブラックストリークの2色で展開する。
本日、製品の発表にあわせ、JAWBONE社の国際パートナー・製品開発部門 責任者のヨーゲン・ノルディン氏が来日。製品の詳細についてプレゼンテーションを行った。
ERAは、筐体を従来モデルに比べ42%小型化した点が大きな特徴。さらに製造精度を高めるため、ハンダ付け部分は1箇所のみとし、組み立ての際の手作業を大幅に削減。これにより高い製造品質を実現したという。
Bluetoothのバージョンは4.0で、SMART READYに対応。AVRCPにも対応している。
充電ケースとの組み合わせにより連続使用時間を長くしたことも特徴。本体だけで約4時間の通話が可能で、充電機能付きケースと組み合わせることで、通話時間は合計10時間となる。なお充電機能ケースの側面にはマイクロLEDを装備し、ヘッドセットの充電状態を確認することができる。
筐体は、音質や装着感を高めるため、一から設計し直した。ノルディン氏は「JAWBONEの10年以上に渡る歴史で培った技術を投入した」と胸を張る。
イヤーチップは3年以上テストを重ねて開発。サイズは3種類で、素材には非常にソフトなシリコンを採用したことで、安全かつ快適に装着できる。
アコースティックチャンバーをうまく活用することで、サウンドクオリティを高めたこともポイントだ。さらに、MEMSマイクをJAWBONEのヘッドセットとして初採用。またDSPアルゴリズムにより、周囲のノイズの大きさにあわせて音の大きさを調整するといった機能も備えている。
同社独自のノイズキャンセリング技術「NoiseAssassin」機能は、最新版のバージョン4.0を搭載。さらに正確になったアルゴリズムにより、様々な種類の音声と背景音を区別できるという。このノイズキャンセリング技術は、SiriやGoogle Nowなどの音声認識精度を高めることにも活用できるという。
ノルディン氏は、「JAWBONE社は、もう10年もウェアラブルデバイスを展開してきた」と紹介。「音声認識技術を早くから開発してきたが、音声を正しく認識するためには、バックグラウンドのノイズを除去する必要がある。そのためにノイズキャンセリング技術を開発した。このノイズキャンセリング技術は、ハードとソフト、両方から成るソリューションで、たとえば本体のセンサーによって、ユーザーが喋っている状態かそうでないかを検知し、それにあわせて音を調整するといったことをしている」。
ヘッドセットについて同氏は「スマホがどんどん大型化しているが、それに伴いスピーカー部とマイクの位置が離れ、音声通話が使いづらくなっている。また、通話しながら予定を確認する際、大声で話す必要があり、これも使いづらい」と指摘。こういった背景から、ヘッドセットの必要性はますます高まっているとした。
ノルディン氏は、ヘッドセットに関する調査結果も紹介した。「短いオンラインビデオは24%、音楽は50%、ポッドキャストは33%のユーザーが、音を聴く際にヘッドセットを使っている」とし、その理由として「従来のヘッドセットは大きく、目立つため、周囲にも『話しかけないで』という雰囲気を作ってしまっていたが、最近のヘッドセットは小型化し、オフィスの中で使っても違和感がない」。
米国などと異なり、日本ではまだヘッドセット市場が盛り上がっていないが、「市場を広げるためには、2つのドライバーがある」とノルディン氏は説明。「一つは使いやすさを徹底的に高めるということ。もう一つはスマートフォンの音をどう管理するかという、使い勝手の提案だ」とした。
後者についてノルディン氏は、「たとえば日本では、自転車に乗っている際に両耳イヤホンを装着することはできないが、片耳ヘッドセットであれば周囲の音も聞こえ、安全に使用できる」と一例を紹介した。
またノルディン氏自身の使い方も紹介。「私は家庭内で料理当番なのだが、キッチンで料理をしながらポッドキャストをヘッドセットで聞き、同時にリビングにいる子供達の様子も確認することができる。非常に便利だ」。カナル型イヤホンなどと異なり、片耳が空いているからこそ可能になる使い方のメリットを強調した。
通常モデルは10,000円(税抜)で、シルバークロス、レッドストリーク、ブラックストリーク、ブロンズストリークの4色を用意。また充電機能付きケースとのセットモデルも用意し、こちらは13,400円(税抜)、本体色はシルバークロス、ブラックストリークの2色で展開する。
本日、製品の発表にあわせ、JAWBONE社の国際パートナー・製品開発部門 責任者のヨーゲン・ノルディン氏が来日。製品の詳細についてプレゼンテーションを行った。
ERAは、筐体を従来モデルに比べ42%小型化した点が大きな特徴。さらに製造精度を高めるため、ハンダ付け部分は1箇所のみとし、組み立ての際の手作業を大幅に削減。これにより高い製造品質を実現したという。
Bluetoothのバージョンは4.0で、SMART READYに対応。AVRCPにも対応している。
充電ケースとの組み合わせにより連続使用時間を長くしたことも特徴。本体だけで約4時間の通話が可能で、充電機能付きケースと組み合わせることで、通話時間は合計10時間となる。なお充電機能ケースの側面にはマイクロLEDを装備し、ヘッドセットの充電状態を確認することができる。
筐体は、音質や装着感を高めるため、一から設計し直した。ノルディン氏は「JAWBONEの10年以上に渡る歴史で培った技術を投入した」と胸を張る。
イヤーチップは3年以上テストを重ねて開発。サイズは3種類で、素材には非常にソフトなシリコンを採用したことで、安全かつ快適に装着できる。
アコースティックチャンバーをうまく活用することで、サウンドクオリティを高めたこともポイントだ。さらに、MEMSマイクをJAWBONEのヘッドセットとして初採用。またDSPアルゴリズムにより、周囲のノイズの大きさにあわせて音の大きさを調整するといった機能も備えている。
同社独自のノイズキャンセリング技術「NoiseAssassin」機能は、最新版のバージョン4.0を搭載。さらに正確になったアルゴリズムにより、様々な種類の音声と背景音を区別できるという。このノイズキャンセリング技術は、SiriやGoogle Nowなどの音声認識精度を高めることにも活用できるという。
ノルディン氏は、「JAWBONE社は、もう10年もウェアラブルデバイスを展開してきた」と紹介。「音声認識技術を早くから開発してきたが、音声を正しく認識するためには、バックグラウンドのノイズを除去する必要がある。そのためにノイズキャンセリング技術を開発した。このノイズキャンセリング技術は、ハードとソフト、両方から成るソリューションで、たとえば本体のセンサーによって、ユーザーが喋っている状態かそうでないかを検知し、それにあわせて音を調整するといったことをしている」。
ヘッドセットについて同氏は「スマホがどんどん大型化しているが、それに伴いスピーカー部とマイクの位置が離れ、音声通話が使いづらくなっている。また、通話しながら予定を確認する際、大声で話す必要があり、これも使いづらい」と指摘。こういった背景から、ヘッドセットの必要性はますます高まっているとした。
ノルディン氏は、ヘッドセットに関する調査結果も紹介した。「短いオンラインビデオは24%、音楽は50%、ポッドキャストは33%のユーザーが、音を聴く際にヘッドセットを使っている」とし、その理由として「従来のヘッドセットは大きく、目立つため、周囲にも『話しかけないで』という雰囲気を作ってしまっていたが、最近のヘッドセットは小型化し、オフィスの中で使っても違和感がない」。
米国などと異なり、日本ではまだヘッドセット市場が盛り上がっていないが、「市場を広げるためには、2つのドライバーがある」とノルディン氏は説明。「一つは使いやすさを徹底的に高めるということ。もう一つはスマートフォンの音をどう管理するかという、使い勝手の提案だ」とした。
後者についてノルディン氏は、「たとえば日本では、自転車に乗っている際に両耳イヤホンを装着することはできないが、片耳ヘッドセットであれば周囲の音も聞こえ、安全に使用できる」と一例を紹介した。
またノルディン氏自身の使い方も紹介。「私は家庭内で料理当番なのだが、キッチンで料理をしながらポッドキャストをヘッドセットで聞き、同時にリビングにいる子供達の様子も確認することができる。非常に便利だ」。カナル型イヤホンなどと異なり、片耳が空いているからこそ可能になる使い方のメリットを強調した。