• ブランド
    特設サイト
公開日 2015/04/14 18:13

パナソニック、世界初4/3型大判センサー搭載の4K/60pカメラレコーダーなどNABに出展

最新の4K対応機器を公開
編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニック(株)は、米ラスベガスで開催中の国際放送機器展「NAB(National Associations of Broadcasters)2015」で、世界初という4/3型大判センサーを搭載した4K/60pカメラレコーダーなど最新の4K機器を出展している。以下の通り、ブースでは「制作向けコンテンツラインナップ拡充」「P2 クラウドワークフロー」「4K+IPで広がる映像活用」の3つのカテゴリーを軸とした内容を展開する。

■1:制作向けコンテンツラインナップ拡充

「制作向けラインナップ拡大」カテゴリーでは、制作用カメラ「VARICAM」のワークフロー提案や実際の映像を体験できるコンテンツ上映など、現場での使用を想定した様々な展示を実施。さらに新開発の延長モジュール「AU-VEXT1G」の展示や、世界初という4/3型大判センサー搭載の4K/60p対応レンズ一体型カメラレコーダー「AG-DVX200」を出展する。

AG-DVX200

AG-DVX200は、24pモードなどを業界に先駆けて搭載した従来機種「AG-DVX100」のDNAを受け継ぐという新モデル。4/3型大判センサーによる被写界深度の浅い美しいボケ味のある映像を、4K解像度で収録できる。2015年秋の発売を予定しており、価格は未定。

デジタルシネマカメラ「VARICAMシリーズ」から継承した「V-Log L」や、「VFR(可変フレームレート)撮影」などの機能もサポートしている。4K(3,840×2,160)解像度の60p映像(MP4/MOV)をSDメモリーカードに収録可能で、ダブルカードスロットによるサイマル/バックグラウンド/リレー記録や、最大120fps(FHD時)のバリアブル・フレームレート収録が行える。

レンズには、新開発のLEICA DICOMAR 4K/13倍ズームレンズを搭載しており、エモーショナルな映像制作とレンズ一体型ならではの機動性・即応性に優れた撮影を両立するという。開放F2.8の明るさでレンズ画角は4K(4,096×2,160)24p時29.5mm〜384.9mm、FHD(1,920×1,080)時28mm〜365.3mm(35mm換算値)。5軸ハイブリッド手ブレ補正、インテリジェントAFシステム、NDフィルター(1/4、1/16、1/64)も搭載する。


■2:P2 クラウドワークフロー

「P2 クラウドワークフロー」カテゴリーでは、放送局の業務効率を飛躍的に高めるクラウドネットワークサービス「P2 Cast」とそのワークフロー、およびそのサービスに対応するメモリーカード・カメラレコーダー「AJ-PX380G」を展示する。


■3:4K+IPで広がる映像活用

「4K+IPで広がる映像活用」カテゴリーでは、2種類の4K対応カメラ新製品を展示する。1つは4K画質と長距離光伝送を実現し、4K UHD出力とHD出力に両対応する4Kスタジオハンディカメラ「AK-UC3000シリーズ」。もう1つは高感度、高品質な映像を実現するという4Kマルチパーパスカメラ「AK-UB300」。いずれも2015年冬の発売を予定している。

AK-UC3000シリーズは、新開発MOSセンサーを搭載した4K放送用システムカメラ。B4マウントに対応しており、既存のHDレンズでの運用性も確保している。高感度(F10/2000lx)、低ノイズS/N 60dBに対応する。

AK-UB300は、撮影シーンに応じた2つの感度モード(高感度モード/標準モード)の選択が可能なマルチパーパスカメラで、4K出力用ボード(3G×4)の差し替えに対応するなど使いやすさも追求している。新開発の霧除去機能も搭載する。

そのほか、新開発の2/3型MOSセンサーを搭載したHDスタジオハンディカメラ新機種「AK-HC5000シリーズ」など、様々な機材を実際に操作できる内容を展開する。さらに、プロジェクターやフラットパネルディスプレイなどの映像表示機器も展示する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
2 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
3 ボーズ、ながら聴きTWS「Bose Ultra Open Earbuds」にさらに新色。計7色のカラバリを用意
4 FX-AUDIO-、ヘッドホンアンプ/プリアンプとしても使えるコンパクトDAC「DAC-T3J」。税込7480円
5 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.1】10000円未満のオススメは?
6 日本発、高コスパイヤホン新本命。final「ZE3000SV」は機能充実、そして何より音が良い!
7 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
8 e☆イヤホン、2025年「福耳袋」を12/20から順次販売開始。スタッフセレクト袋や100万円の「超福耳袋」も
9 装着性が向上してさらに進化! “ハイルドライバー” AMT搭載のオープン型ヘッドホン「HEDDphone TWO」を聴く
10 【インタビュー】エソテリックとティアック、進化し続ける2ブランド。世界にアピールする技術力でオーディオを推進
12/18 9:21 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX