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公開日 2016/01/20 12:07

ソニー、超近距離から80型投写できる手のひらサイズプロジェクター。バッテリーやスピーカーも内蔵

“Life Space UX”「LSPX-P1」
編集部:小野佳希
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ソニーは、同社が掲げる新コンセプト製品群「Life Space UX」のポータブル超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」と専用フロアスタンド 「LSPX-PS1」を2月13日に発売する。価格はオープンだが、本体「LSPX-P1」は93,000円前後、スタンド「LSPX-PS1」は19,000円前後での実売が予想される。

LSPX-P1本体と同梱のHDMIユニット

2015年のCESやIFA、および日本国内でも2015年10月のイベント(関連ニュース)などで参考展示されてきた製品が正式発表された格好。

専用スタンド「LSPX-PS1」と組み合わせたところ

独自開発した小型の超短焦点レンズにより、壁にプロジェクター本体をぴったりと付けた状態で、22インチの画面を投写することが可能。壁からプロジェクター本体までの距離によって投写画面のサイズを変えることができ、壁から約28cm離して最大80インチの大きさで映すことができる。

利用イメージ

約135mm×35mm×135mmと片手で持ち運べる小型サイズが特徴で、約2時間連続使用が可能なバッテリーとスピーカーも内蔵。設置のスペースがいらず、また投写映像に人の影が映り込まないので、生活動線も妨げないことがメリットとしている。なお、オートフォーカス機能も搭載している。

本体背面

スマートフォンに保存した動画や写真を本機にキャストしたり、時計や天気などの表示が行える専用アプリを別途提供。また、TVチューナー付きのBDレコーダーやパソコンなどのHDMI機器を繋ぎ、映画やTVコンテンツをワイヤレスで表示することができるワイヤレスHDMIユニットも同梱している。

HDMIユニットを使用すればBDレコーダーなどとも連携可能

アプリでは時計や風景を壁に投影可能

また、HDMIのパススルー出力機能を装備。TVとワイヤレスHDMIユニットを接続すると、HDMIケーブルを繋ぎかえなくても、本機とTV両方でHDMI機器の映像を再生できる。

HDMIユニット背面端子部

壁だけでなく、テーブル面や床にも映像コンテンツを投写することが可能。加速度(姿勢)センサーによって、テーブルやデスクに置いた時にプロジェクターの投写画面が見やすいよう、画面の向きを自動回転させることができる。同社では、スマホに入っている写真や動画をテーブルに出して、家族や友人と囲んで見たり、デスクで手元の空いたスペースに好きな映像を出して楽しんだりするなどといった使い方を提唱している。

机の上などにコンテンツを投写する際には本体の向きに応じて自動で画面の向きを回転

Bluetooth Low Energy(BLE)を搭載。プロジェクター本体の電源オン・オフを手動で行わなくても、スマートフォンを検知すると、自動的にコンテンツを再生する。

0.37型のSXRD(Silicon X-tal Reflective Display)1基による3原色液晶シャッター方式を採用し、解像度は1,366×768。明るさは100ルーメン。25mmのモノラルスピーカーを2基搭載し、アンプ出力は2W+2W。小型スピーカーでも迫力あるサウンドを作り出せるよう配慮し独自のオーディオ技術「xLOUD」も搭載している。

専用フロアスタンド 『LSPX-PS1』のサイズは、約200mm×878mm×200mm。椅子やソファーに座った際に、視聴に心地よい目線の高さを意識したという。取り付けしやすいよう簡単なアタッチ構造を採用し、プロジェクター本体を置くだけで充電ができ、また給電しながら投写することもできる。

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製品スペックを見る
  • ジャンルSXRDプロジェクター
  • ブランドSONY
  • 型番LSPX-P1
  • 発売日2016年2月13日
  • 価格¥OPEN(予想実売価格93,000円前後)
【SPEC】●表示素子:0.37型SXRD×1、有効画素数1,366×768画素 ●画面サイズ:22〜80型 ●有効光束(明るさ):100lm ●連続駆動時間:約2時間 ●充電時間:約4時間 ●使用スピーカー:25mm×2(モノラル) ●アンプ出力:2W+2Wモノラル(4Ω) ●Bluetoothバージョン:Ver.4.0 ●外形寸法:プロジェクター…約81W×131H×131Dmm、ワイヤレスHDMIユニット…約135W×35H×135Dmm ●質量:プロジェクター…約930g、ワイヤレスHDMIユニット…約200g
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