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公開日 2016/05/12 18:52
VGP審査会目前! 膨大なエントリーモデルから注目機種をピックアップ(映像編)
受賞モデルを予想!
毎年夏と冬に発表している当社主催のオーディオビジュアルアワード「VGP」。今夏 “買い”のモデルを選定する「VGP 2016 SUMMER」の審査会がいよいよ間近に迫ってきました。
VGPでは、まずメーカー/代理店各社からエントリーをいただき、その後全国の有力販売店様が投票。さらに審査員を務めるAV評論家諸氏も投票を行い、投票結果を合算したあと、審査会で受賞モデルを決定していきます。
今回エントリーを頂いた製品も膨大。この中から各カテゴリー毎に受賞モデルと金賞モデルが決定され、さらに特別賞や総合各賞も決まっていきます。
本稿では審査会の前に、各カテゴリーのノミネート製品の中から注目製品をピックアップ。映像機器やサラウンド機器を中心に、審査結果を予想していきます。
■テレビ/プロジェクター
テレビは各社の力の入った4Kモデルのうち、どのモデルが金賞を獲得するか、注目が集まります。高画質志向のモデルはほぼHDRに対応していることもあり、その完成度の高さも結果に大きく影響を及ぼしそうです。
特に激戦区の60〜70型においては、高画質路線を突き詰めたパナソニック「TH-65DX950」のほか、シャープ、ソニー、東芝の高画質モデルが揃います。また55〜60型も売れ筋のサイズだけに、複数の製品をノミネートしているメーカーがいくつかあるため、金賞はもちろん、受賞するのも難しいことになりそうです。
50型以下のモデルも4K対応機器が増えてきました。このカテゴリーでは絶対的な画質・音質だけではなく、設置性や使い勝手など、トータルでの商品力が問われます。注目すべきモデルは多数ありますが、49型モデルでは東芝の「49Z700X」やパナソニック「TH-49DX850」などが意欲作として注目されます。
プロジェクターは、中上位機種については今回初ノミネートとなる製品が少ないため、昨年冬に受賞したモデルがそのまま評価されるのか、それともこの半年で新たな魅力を発見された製品が巻き返すのか、という点がポイントです。
またピックアップしたいのがモバイルプロジェクター部門。超小型で持ち運べるプロジェクターが増えており、手軽な価格でも注目を集めています。本当に価値ある製品はどのモデルなのか。審査結果が気になるところです。
■レコーダー/プレーヤー
BDプレーヤー部門では、まだメーカー名やモデル名は明かせませんが、未発表製品2モデルがエントリーされています。詳細はまだご紹介できませんが、この両モデルが審査において台風の目となることは間違いありません。
さて、BDレコーダー部門には、各社の新製品がずらりとエントリーされました。XMBを廃止して新たなインターフェースを一から作り直したソニー、全録レコーダーの使い勝手をさらに高めたパナソニック、そして液晶テレビAQUOSとの連携やドラ丸などを強化したシャープ。これに東芝の製品群も加わります。
■ビデオカメラ
ビデオカメラ部門は、トラディショナルなビデオカメラだけでなく、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラなども多数エントリーされており、たとえばキヤノン「EOS-1D X Mark II」がエントリーされている一方でソニー「FDR-AX55」がエントリーされていたりなど、多士済々です。
ここでも、もちろん4Kがポイントとなります。フォームファクターを超えて、最も画質や使い勝手、そしてもちろんコストパフォーマンスを含めてトータルバランスのよいモデルが選ばれるはずです。
■AVアンプ/サラウンドスピーカー
AVアンプは、この春発表された初級クラスの新製品、オンキヨー「TX-RZ810」などだけでなく、昨年登場したモデルも継続してエントリーされています。
特に中〜上級モデルは昨年からの継続モデルがほとんどですが、ファームウェアアップデートで新たなフォーマットに対応したりなど、大幅な機能追加しているものが多く、機能では新製品に負けないものが多い印象です。その一方でアップデートが遅れているものもあり、このあたりが審査においてどう影響するのかが注目されます。
サラウンドスピーカーは多種多様なモデルがエントリーされていますが、まずセンタースピーカーにおいては、MONITOR AUDIOが大量10機種をエントリー。TANNOYも3機種をエントリーしています。これらの受賞結果がどうなるのか、注視したいところです。
サブウーファー(20万円以上)では、受賞の常連であるECLIPSEが「TD520SW」「TD725SWMK2」など人気モデルをエントリー。この対抗として、ELACの最上位サブウーファー「SUB2090」もエントリーされています。もちろん他社製品もエントリーされていますので、サブウーファーは激戦区と言えるかもしれません。
■サウンドバー/HTパッケージ
ホームシアターパッケージやサウンドバーは、価格帯によって細かくカテゴリーが分かれています。サウンドバー(10万円以上)においては、ソニーの「HT-ST9」の完成度に、ボーズ「SoundTouch 120 home theater system」や「Lifestyle SoundTouch 135 entertainment system」、モニターオーディオの「SoundBar ASB-2」などがどこまで迫れるかがポイントでしょう。
5万円以上10万円未満のゾーンは、ソニーの「HT-NT5」が本命でしょうが、ライバル機がどこまで追いすがれるか見所が多い状況です。
エントリー製品が膨大なオーディオ/ポータブルオーディオカテゴリーについては別項でお伝えします。
VGPでは、まずメーカー/代理店各社からエントリーをいただき、その後全国の有力販売店様が投票。さらに審査員を務めるAV評論家諸氏も投票を行い、投票結果を合算したあと、審査会で受賞モデルを決定していきます。
今回エントリーを頂いた製品も膨大。この中から各カテゴリー毎に受賞モデルと金賞モデルが決定され、さらに特別賞や総合各賞も決まっていきます。
本稿では審査会の前に、各カテゴリーのノミネート製品の中から注目製品をピックアップ。映像機器やサラウンド機器を中心に、審査結果を予想していきます。
■テレビ/プロジェクター
テレビは各社の力の入った4Kモデルのうち、どのモデルが金賞を獲得するか、注目が集まります。高画質志向のモデルはほぼHDRに対応していることもあり、その完成度の高さも結果に大きく影響を及ぼしそうです。
特に激戦区の60〜70型においては、高画質路線を突き詰めたパナソニック「TH-65DX950」のほか、シャープ、ソニー、東芝の高画質モデルが揃います。また55〜60型も売れ筋のサイズだけに、複数の製品をノミネートしているメーカーがいくつかあるため、金賞はもちろん、受賞するのも難しいことになりそうです。
50型以下のモデルも4K対応機器が増えてきました。このカテゴリーでは絶対的な画質・音質だけではなく、設置性や使い勝手など、トータルでの商品力が問われます。注目すべきモデルは多数ありますが、49型モデルでは東芝の「49Z700X」やパナソニック「TH-49DX850」などが意欲作として注目されます。
プロジェクターは、中上位機種については今回初ノミネートとなる製品が少ないため、昨年冬に受賞したモデルがそのまま評価されるのか、それともこの半年で新たな魅力を発見された製品が巻き返すのか、という点がポイントです。
またピックアップしたいのがモバイルプロジェクター部門。超小型で持ち運べるプロジェクターが増えており、手軽な価格でも注目を集めています。本当に価値ある製品はどのモデルなのか。審査結果が気になるところです。
■レコーダー/プレーヤー
BDプレーヤー部門では、まだメーカー名やモデル名は明かせませんが、未発表製品2モデルがエントリーされています。詳細はまだご紹介できませんが、この両モデルが審査において台風の目となることは間違いありません。
さて、BDレコーダー部門には、各社の新製品がずらりとエントリーされました。XMBを廃止して新たなインターフェースを一から作り直したソニー、全録レコーダーの使い勝手をさらに高めたパナソニック、そして液晶テレビAQUOSとの連携やドラ丸などを強化したシャープ。これに東芝の製品群も加わります。
■ビデオカメラ
ビデオカメラ部門は、トラディショナルなビデオカメラだけでなく、デジタル一眼レフカメラやミラーレスカメラなども多数エントリーされており、たとえばキヤノン「EOS-1D X Mark II」がエントリーされている一方でソニー「FDR-AX55」がエントリーされていたりなど、多士済々です。
ここでも、もちろん4Kがポイントとなります。フォームファクターを超えて、最も画質や使い勝手、そしてもちろんコストパフォーマンスを含めてトータルバランスのよいモデルが選ばれるはずです。
■AVアンプ/サラウンドスピーカー
AVアンプは、この春発表された初級クラスの新製品、オンキヨー「TX-RZ810」などだけでなく、昨年登場したモデルも継続してエントリーされています。
特に中〜上級モデルは昨年からの継続モデルがほとんどですが、ファームウェアアップデートで新たなフォーマットに対応したりなど、大幅な機能追加しているものが多く、機能では新製品に負けないものが多い印象です。その一方でアップデートが遅れているものもあり、このあたりが審査においてどう影響するのかが注目されます。
サラウンドスピーカーは多種多様なモデルがエントリーされていますが、まずセンタースピーカーにおいては、MONITOR AUDIOが大量10機種をエントリー。TANNOYも3機種をエントリーしています。これらの受賞結果がどうなるのか、注視したいところです。
サブウーファー(20万円以上)では、受賞の常連であるECLIPSEが「TD520SW」「TD725SWMK2」など人気モデルをエントリー。この対抗として、ELACの最上位サブウーファー「SUB2090」もエントリーされています。もちろん他社製品もエントリーされていますので、サブウーファーは激戦区と言えるかもしれません。
■サウンドバー/HTパッケージ
ホームシアターパッケージやサウンドバーは、価格帯によって細かくカテゴリーが分かれています。サウンドバー(10万円以上)においては、ソニーの「HT-ST9」の完成度に、ボーズ「SoundTouch 120 home theater system」や「Lifestyle SoundTouch 135 entertainment system」、モニターオーディオの「SoundBar ASB-2」などがどこまで迫れるかがポイントでしょう。
5万円以上10万円未満のゾーンは、ソニーの「HT-NT5」が本命でしょうが、ライバル機がどこまで追いすがれるか見所が多い状況です。
エントリー製品が膨大なオーディオ/ポータブルオーディオカテゴリーについては別項でお伝えします。