• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/06/30 14:53

パイオニア、ドルビーアトモス/DTS:X対応の7.2ch AVアンプ「SC-LX501」

4K/HDR/11.2MHz DSDなどにも対応
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは、Dolby AtmosやDTS:Xに対応するパイオニアブランドのAVアンプ「SC-LX501」を7月中旬に発売する。価格は185,000円(税抜)。なお直販サイトでは本日6月30日より予約受付を開始している。

SC-LX501

7.2chのAVアンプで、上記のようにDolby AtmosとDTS:Xに対応。4K/60p/4:4:4映像信号と“HDR”信号の伝送や、DSD 11.2MHzまでのハイレゾ音源再生にも対応している。なおDTS:Xには後日のアップデートによって対応する予定。

コントローラー

フラグシップ機「SC-LX89」にも採用されている「ダイレクトエナジーHDアンプ」を搭載。これによって7ch(560W)同時ハイパワー出力が可能となり、「ドルビーAtmosやDTS:Xの多チャンネル3次元音響を迫力のあるサウンドで楽しめる」としている。

また、半導体チップを基板に直結させた独自構造のパワー素子「Direct Power FET」の搭載や、基板自体のレイアウトやパターニングを見直し、信号経路の最適化を図ることで、高音質化と信号のレスポンス性能の向上も図っている。

コンデンサーには、ルビコン社と共同開発した高品位「PML MUコンデンサー」を採用。また、4Ω〜16Ωと幅広いスピーカーインピーダンスに対応しており、特別な設定や切り替えをすることなく、さまざまなインピーダンスのスピーカーと接続できる。

自動音場補正技術「MCACC」を引き続き搭載するほか、独自開発の「フェイズコントロール」技術により、サラウンド再生時に発生する低音の遅れを解消。

さらに、「Reflex Optimizer」を新開発して搭載。ドルビー・イネーブルド・スピーカー使用時に、天井に反射する帯域の音と、スピーカーから直接聴こえる帯域の音との間のわずかな時間差によって生じる位相ズレを補正する。

また、回路設計を細部まで見直し。信号経路の徹底したノイズ低減をするため、新規となる主基板に384kHz/32bit DAC(AK4458)を搭載するとともに、信号ロスの少ない低ESRカスタムコンデンサーなどの高音質パーツを使用することで、音質の向上を図っている。

加えて、内部構造の平行面をなくし空洞共振を原理的に発生させないという「定在波制御インシュレーター」も採用。音の定位や音数・音階をクリアにするとともに、チャンネル間のシームレスなつながりや俊敏な立ち上がりを可能にするとしている。そのほか、筐体はファンレス構造を採用した新筐体で、再生環境の静音化にも配慮している。

4K/60p/4:4:4映像信号の伝送と著作権保護規格“HDCP2.2”に対応したHDMI端子を装備。HDR(High Dynamic Range)信号とBT.2020信号の伝送にも対応している。

BDプレーヤー“BDP-LXシリーズ”の開発で培った超解像4K技術も搭載。HD画質のコンテンツをアップスケーリングする。

有線ネットワーク、またはUSBメモリーからのハイレゾ再生に対応。FLAC/WAV/AIFF/Apple losslessファイル形式(2ch)でのハイレゾ音源(192kHz/24bit)に加え、11.2MHzまでのDSDファイル再生に対応している。加えて、USBメモリーからはマルチチャンネルコンテンツのDolby True HDファイルの再生にも対応している。

Wi-Fiを内蔵し、5GHz(11a/n)、2.4GHz(11b/g/n)のデュアルバンドに対応。radiko.jp、TuneInにも対応するほか、Google Castにも後日のアップデートで対応する。そのほかBluetoothやAirPlayにも対応している。

HDMI端子は7入力、2出力を装備。そのほか入力端子には光デジタル2系統、同軸デジタル1系統、アナログ5系統、USB 1系統を備えている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドPIONEER
  • 型番SC-LX501
  • 発売日2016年7月中旬
  • 価格¥185,000(税抜)
【SPEC】●出力(1kHz,THD1%,8Ω):560W(7ch同時駆動時) ●定格出力(1kHz,1%,6Ω,2ch駆動時):150W/ch(フロント、センター、サラウンド、サラウンドバック/ハイト) ●実用最大出力(4Ω,1ch駆動時):300W/ch ●接続端子:HDMI×入力7/出力2、デジタル入力×同軸1/光2、アナログ(オーディオ)入力×3(PHONO含む)、アナログ(AV)入力×2、オーディオ・プリアウト出力×0.2ch(サブウーファー×2)、USB入力×1、LAN×1 ●消費電力:250W ●外形寸法:435W×185H×395Dmm ●質量:12kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 CD再生は “クロック” でさらに化ける!プロ機譲りの実力機、MUTEC「MC-3+」の音質グレードアップ技
2 評論家イチオシ!LUMIN「P1 mini」レビュー。「驚くほどの音質の良さが体験できた」
3 VGP2025・優秀賞獲得モデルから厳選!審査員5名が “絶対推し” のデノン/マランツ/B&W/DALI
4 名盤『交響組曲宇宙戦艦ヤマト』の新たな船出。リミックスという選択に挑んだエンジニアの声を訊く
5 【インタビュー】ニコンのカメラが高評価な理由。出色のミドル機「Z6III」や人気機種「Z50II」が市場創造を牽引
6 “話題のバケモン級ドングルDAC”入りセットも。「MUSINオーディオ福袋」12/25 18時より予約販売スタート
7 Prime Video、『薬屋のひとりごと』第2期や『すずめの戸締まり』など注目アニメ登場の25年1月配信作品
8 アキュフェーズのフラグシップアンプ「E-800S」が堂々初登場3位<ハイファイオーディオ売れ筋ランキング11月>
9 EarFun、デュアルダイナミックドライバーとANCを搭載したBluetoothヘッドホン「Tune Pro」
10 価格を忘れる高音質!Bluesoundの“超ハイコスパ”ストリーマー「NODE NANO」レビュー
12/26 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX