HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2017/05/13 10:51
<OTOTEN>本日開幕、80社以上が出展。「リスニングジャーニーへ誘う」
スマホからホーム/カー、ハイレゾも
一般社団法人 日本オーディオ協会が開催する「OTOTEN 2017」が、5月13日(土)、14日(日)の2日間、有楽町の東京国際フォーラムで開催されている。13日午前にはオープニングセレモニーが行われた。
オープニングセレモニーでは冒頭、主催者を代表して、日本オーディオ協会 会長の校條亮治氏が挨拶した。
校條氏は今回のOTOTENについて、初めて東京国際フォーラムで開催することを紹介。「全く新しいスタイルの展示会、啓発をしたい」とした。
現在のオーディオ業界については「事業規模こそ縮小しているが、安価に音楽を楽しめる環境が整っている」とし、「いまが変化点。時代に即した提案を行いたい」と述べた。
また今回のOTOTENについては、これまでにない提案として、ターゲット、時期、場所、内容の4点を大きく変えたと説明。
まずターゲットについては、新しい技術によって新しい市場ができていることをふまえ「いかにしてユーザー目線でそこに飛び込んでいくか」が重要と説明。若年層も含めた来場者拡大をねらう。
また時期については「秋に軸足が移っている商戦を、もう一度春に持って来れないか」という考えから、この時期の開催になったと紹介した。
場所を有楽町に変更したことも、人の流れが多いところで開催しようと考えた結果と説明。そして内容についても、OTOTEN大使のライブなど、オーディオファンだけでなく音楽ファンにアピールすることを考えたとコメント。より裾野を広くとった集客を行い、オーディオの楽しみへ目を向けさせたいとした。
また校條氏は、今回のOTOTENで新しい実験を行うことも紹介。「NTTさんを中心とした企業様にご協力いただき、世界初となる、スマホを使ったハイレゾライブストリーミングを行う」と紹介した。
校條氏はOTOTEN会場「家の中と外、すべてが連続線としてつながっていくことをお見せしたい。来場者の皆様を『リスニングジャーニー』へお連れする」と力強く宣言した。
続いて、来賓代表として経済産業省商務情報政策局情報通信機器課長の三浦章豪氏も挨拶した。
三浦氏はオーディオ業界について「機器の数量ベースは底を打ったが、金額面ではだいぶ厳しい」としながら、「自分の生活を見てみると、音楽を聴く時間はまったく減っていない」とコメント。「むしろ音楽とのつながり方が変わったのではないか」とも述べた。
経済産業省では、現在「Connected Industry」というかけ声のもと、モノとモノがネットワークでつながっていくことで新しい価値を生み出そうとしている。これがオーディオ産業にもあてはまるとした。このような状況の中、「業種の壁を越えて新しいエコシステムを作っていくのが重要」と述べた。
最後に、出展者を代表して三菱電機 自動車機器事業本部長 石川達也氏が挨拶した。
石川氏は「業界を見たとき、CDなどは市場が小さくなっているが、一方で配信などは増えている。今回のOTOTENでますます活性化させたい」と挨拶。また同氏は、オーディオを楽しむ場として、ホームだけでなくカーオーディオの重要性が今後ますます高まる説明。「自動運転でカーオーディオの価値が高まる。オーディオが単なる趣味を超えた文化になると期待している」と述べた。
オープニングセレモニーでは冒頭、主催者を代表して、日本オーディオ協会 会長の校條亮治氏が挨拶した。
校條氏は今回のOTOTENについて、初めて東京国際フォーラムで開催することを紹介。「全く新しいスタイルの展示会、啓発をしたい」とした。
現在のオーディオ業界については「事業規模こそ縮小しているが、安価に音楽を楽しめる環境が整っている」とし、「いまが変化点。時代に即した提案を行いたい」と述べた。
また今回のOTOTENについては、これまでにない提案として、ターゲット、時期、場所、内容の4点を大きく変えたと説明。
まずターゲットについては、新しい技術によって新しい市場ができていることをふまえ「いかにしてユーザー目線でそこに飛び込んでいくか」が重要と説明。若年層も含めた来場者拡大をねらう。
また時期については「秋に軸足が移っている商戦を、もう一度春に持って来れないか」という考えから、この時期の開催になったと紹介した。
場所を有楽町に変更したことも、人の流れが多いところで開催しようと考えた結果と説明。そして内容についても、OTOTEN大使のライブなど、オーディオファンだけでなく音楽ファンにアピールすることを考えたとコメント。より裾野を広くとった集客を行い、オーディオの楽しみへ目を向けさせたいとした。
また校條氏は、今回のOTOTENで新しい実験を行うことも紹介。「NTTさんを中心とした企業様にご協力いただき、世界初となる、スマホを使ったハイレゾライブストリーミングを行う」と紹介した。
校條氏はOTOTEN会場「家の中と外、すべてが連続線としてつながっていくことをお見せしたい。来場者の皆様を『リスニングジャーニー』へお連れする」と力強く宣言した。
続いて、来賓代表として経済産業省商務情報政策局情報通信機器課長の三浦章豪氏も挨拶した。
三浦氏はオーディオ業界について「機器の数量ベースは底を打ったが、金額面ではだいぶ厳しい」としながら、「自分の生活を見てみると、音楽を聴く時間はまったく減っていない」とコメント。「むしろ音楽とのつながり方が変わったのではないか」とも述べた。
経済産業省では、現在「Connected Industry」というかけ声のもと、モノとモノがネットワークでつながっていくことで新しい価値を生み出そうとしている。これがオーディオ産業にもあてはまるとした。このような状況の中、「業種の壁を越えて新しいエコシステムを作っていくのが重要」と述べた。
最後に、出展者を代表して三菱電機 自動車機器事業本部長 石川達也氏が挨拶した。
石川氏は「業界を見たとき、CDなどは市場が小さくなっているが、一方で配信などは増えている。今回のOTOTENでますます活性化させたい」と挨拶。また同氏は、オーディオを楽しむ場として、ホームだけでなくカーオーディオの重要性が今後ますます高まる説明。「自動運転でカーオーディオの価値が高まる。オーディオが単なる趣味を超えた文化になると期待している」と述べた。