• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/01/23 13:07

ソニー、26年ぶりのスタジオ向け録音マイク。「ハイレゾ制作用」で50kHzまで減衰せず録音可能

DTMやハイアマチュアユーザーにも
編集部:小野佳希
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ソニーは、50kHzまで減衰せずに伸びて収録でき“ハイレゾ楽曲制作用”とする業務用レコーディングマイク「C-100」「ECM-100U」「ECM-100N」を3月17日に発売する。

ボーカル用1種、楽器用2種の3モデルを用意

・C-100(サイドアドレス型/ボーカル用)¥OPEN(予想実売価格157,000円前後)
・ECM-100U(エンドアドレス型/楽器用/単一指向性)¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
・ECM-100N(エンドアドレス型/楽器用/全指向性)¥OPEN(予想実売価格112,000円前後)

C-100は上記のようにサイドアドレス型で、ボーカル収録に特化した特性を持たせたコンデンサーマイク。2ウェイ構成によって高域の広がりと豊かな中低域を実現したとのことで、高域のプレゼンスによって「芯があり存在感のあるボーカルを実現する」としている。

ECM-100UとECM-100Nは、ともにエンドアドレス型で楽器収録用のエレクトレットコンデンサーマイク。楽器の特色を活かすべくフラットな特性にしており、単一指向性のECM-100Uは「楽器が持つオリジナルな特長を色付けなく収音」し、全指向性のECM-100Nは「空間に響く音を色付けなく収音する」としている。

今回の製品はソニーとしては1992年にCD制作のために開発した「C800」以来四半世紀ぶりとなるスタジオレコーディングマイクとなる。ハイレゾなど広いレンジに移行している制作環境のなかで、音の入口である収音において高帯域や高域を考慮して開発された音楽用マイクがほとんどないことに着目し、50kHzまでフラットに伸びる自社製コンデンサーユニットを開発したという。

同社では、従来のマイクでも高域の周波数帯域を録音できていなかったわけではないものの、その多くは20〜30kHzからだんだん周波数特性が下がっていってしまうと説明。そこで、音楽的な音色をマイクとしてしっかり作ったうえで、減衰せずに50kHzまで伸びる今回の新製品を開発した。「高域の抜けがよく感じたり、音がつぶれないため、レコーディングスタジオやコンサートホールで録音されたクオリティーを今まで以上に忠実に再現することが可能になる」とアピールしている。

製品コンセプトは「プロが認めるハイレゾ楽曲制作用・新リファレンスマイク」。プロのミュージシャンやエンジニアはもとより、DTMユーザーやハイアマチュアミュージシャンなどもターゲットに販売する。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ヤマダデンキ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ベスト電器、マツヤデンキでも開催
2 iPhone買い換え、手持ちモデルを手放す際に必ずやっておくべきこととは?
3 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
4 「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ」11月23日・24日開催。出展メーカーや連続試聴イベントの内容はコチラ!
5 <Inter BEE>ゼンハイザー、国内未発売製品を初お披露目/NHK、“自由に変形する”ディスプレイ/コルグ「Live Extreme」試聴デモ
6 THIEAUDIO「Origin」は低音好き垂涎!骨伝導搭載・クアッドハイブリッド構成のイヤホンを聴く
7 B&Wの人気シリーズ、トゥイーター・オン・トップ式ブックシェルフ3機種の魅力を探る
8 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
9 MUSE HiFi、真空管搭載ポータブルDAC/AMP「M5 ULTRA」。ESS社と独自回路を共同開発
10 スピーカーの“原音再生”をデジタルフィルターで解決!テレビや車に搭載広がるEilex PRISMの秘密に迫る
11/15 10:43 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX