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公開日 2018/04/28 17:47
【ヘッドホン祭】beyerdynamic、聴覚保護/テスラテクノロジー搭載のBTヘッドホン「Amiron wireless JP」
プロダクトマネージャーも来日
ティアックは、本日4月28日と29日に東京・中野で開催している「春のヘッドフォン祭 2018」において、beyerdynamicブランドのワイヤレス新製品「Amiron wireless JP」を出展。28日には発表会を開催した。
今年1月、CES2018で海外発表された製品が、正式に国内で発表されたかたち(関連ニュース)。
発売は今夏を予定。価格は未定だが、海外価格699ユーロと同じくらいを目指しているという。なお、日本国内の技適を通過させる関係上、「Amiron wireless JP」が国内モデルの正式名称となる。
発表会にはbeyerdynamicのシニアプロダクト・マネージャーであるグンター・ワイトマン氏が登壇。「日本市場は最新のトレンドが見れる重要な場である」として、日本市場への展開を依然重視していることを述べた。
beyerdynamicは、オイゲン・ベイヤーが映画向け製品の製作からスタートさせたドイツ・ベルリンのメーカー。発表会ではメーカーの特色として、基幹製品の手作業による製造、完成した製品の個別検査というこだわりや、2009年に初登場したフラグシップモデル「T1」から搭載されている、1万ガウスを超える強力な磁力によって明瞭な低域とクリアな中高域を実現した「テスラテクノロジー」を強調した。
同社はAmiron wireless JPを、昨年発表したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「Aventho wireless JP」をはじめとするデジタル製品に、ひとつの区切りをつける製品として位置づけている。Aventho wireless JPで初採用されたサウンドパーソナライゼーションシステム「MIY(Make it yours)」アプリにも引き続き対応する。
昨年発売されたワイヤードの開放型ヘッドホン「AMIRON HOME」の兄弟機種として、「自宅で音楽を楽しむ」という同一のコンセプトを持つものの、Amiron wireless JPはケーブルレスの快適な音楽/映像視聴に最適化。ハウジングを密閉化し、右ハウジングにはタッチパネルを内蔵した。
ハードウェア面のスペックとして、テスラテクノロジーを採用したドライバーを搭載。ドライバーの再生周波数帯域は5Hz〜40kHzで、有線使用時にはハイレゾ再生に対応している。イヤーパッドはマイクロベロア、ヘッドバンドにはアルカンターラマイクロファイバーを採用し、柔らかで快適な装着感を実現している。
ワイヤレス面のスペックとしてはBluetooth 4.2に対応。コーデックはaptX HD、aptX、AAC、SBCに対応する上、より低遅延なaptX LowLatencyにも対応。対応するAV機器で映像観賞用としても使用できるスペックを備える。バッテリー持続時間は同社調べで約30時間と長時間再生にも対応している。
Aventho wireless JPから引き続き、サウンドパーソナライゼーションシステム「MIY」アプリに対応する。独Mimi Hearing Technologies社と共同開発したシステムで、リスナーの聴力を計測・分析してプロファイルを生成、それに見合ったサウンドを提供するとしている。
聴覚プロファイル生成の方法は2通り用意されており、年齢に応じた平均値をサーバーから呼び出す方法と、約6分間の聴覚テストによって生成する方法がある。測定では左右や周波数帯域別の最小可聴値(音が聞こえなくなるポイント)を設定し、細かな調整を行える。
DAPや音楽再生ソフトに搭載されるイコライザーとは異なり、ユーザーごとに異なる聞き取りづらい音量や周波数を補正することで、音量の大小に関わらずフラットなサウンドを実現する。サウンドプロファイルは1度設定すれば、変更するまでヘッドホン内に記録される。
1日のリスニング週間を記録/分析するTracking機能も搭載。1日のうちどれほどの時間音楽を聴いたのか、どれぐらい音量を出しているのかが記録され、リスニング時間が一定を越えるとアプリがアナウンス。聴覚にダメージを与えない快適なリスニングを補助する。
MIYアプリではタッチパッドの感度調節も可能。手袋を付けなければならない冬場にタッチ感度を上げる、というような使い方ができる。
なお発表会では、昨年発表されたワイヤレスイヤホン「Xelento wireless JP」についても言及。製品の完成度を上げるため発売時期の検討を続けており、今年中には発売したいとのことだ。
今年1月、CES2018で海外発表された製品が、正式に国内で発表されたかたち(関連ニュース)。
発売は今夏を予定。価格は未定だが、海外価格699ユーロと同じくらいを目指しているという。なお、日本国内の技適を通過させる関係上、「Amiron wireless JP」が国内モデルの正式名称となる。
発表会にはbeyerdynamicのシニアプロダクト・マネージャーであるグンター・ワイトマン氏が登壇。「日本市場は最新のトレンドが見れる重要な場である」として、日本市場への展開を依然重視していることを述べた。
beyerdynamicは、オイゲン・ベイヤーが映画向け製品の製作からスタートさせたドイツ・ベルリンのメーカー。発表会ではメーカーの特色として、基幹製品の手作業による製造、完成した製品の個別検査というこだわりや、2009年に初登場したフラグシップモデル「T1」から搭載されている、1万ガウスを超える強力な磁力によって明瞭な低域とクリアな中高域を実現した「テスラテクノロジー」を強調した。
同社はAmiron wireless JPを、昨年発表したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「Aventho wireless JP」をはじめとするデジタル製品に、ひとつの区切りをつける製品として位置づけている。Aventho wireless JPで初採用されたサウンドパーソナライゼーションシステム「MIY(Make it yours)」アプリにも引き続き対応する。
昨年発売されたワイヤードの開放型ヘッドホン「AMIRON HOME」の兄弟機種として、「自宅で音楽を楽しむ」という同一のコンセプトを持つものの、Amiron wireless JPはケーブルレスの快適な音楽/映像視聴に最適化。ハウジングを密閉化し、右ハウジングにはタッチパネルを内蔵した。
ハードウェア面のスペックとして、テスラテクノロジーを採用したドライバーを搭載。ドライバーの再生周波数帯域は5Hz〜40kHzで、有線使用時にはハイレゾ再生に対応している。イヤーパッドはマイクロベロア、ヘッドバンドにはアルカンターラマイクロファイバーを採用し、柔らかで快適な装着感を実現している。
ワイヤレス面のスペックとしてはBluetooth 4.2に対応。コーデックはaptX HD、aptX、AAC、SBCに対応する上、より低遅延なaptX LowLatencyにも対応。対応するAV機器で映像観賞用としても使用できるスペックを備える。バッテリー持続時間は同社調べで約30時間と長時間再生にも対応している。
Aventho wireless JPから引き続き、サウンドパーソナライゼーションシステム「MIY」アプリに対応する。独Mimi Hearing Technologies社と共同開発したシステムで、リスナーの聴力を計測・分析してプロファイルを生成、それに見合ったサウンドを提供するとしている。
聴覚プロファイル生成の方法は2通り用意されており、年齢に応じた平均値をサーバーから呼び出す方法と、約6分間の聴覚テストによって生成する方法がある。測定では左右や周波数帯域別の最小可聴値(音が聞こえなくなるポイント)を設定し、細かな調整を行える。
DAPや音楽再生ソフトに搭載されるイコライザーとは異なり、ユーザーごとに異なる聞き取りづらい音量や周波数を補正することで、音量の大小に関わらずフラットなサウンドを実現する。サウンドプロファイルは1度設定すれば、変更するまでヘッドホン内に記録される。
1日のリスニング週間を記録/分析するTracking機能も搭載。1日のうちどれほどの時間音楽を聴いたのか、どれぐらい音量を出しているのかが記録され、リスニング時間が一定を越えるとアプリがアナウンス。聴覚にダメージを与えない快適なリスニングを補助する。
MIYアプリではタッチパッドの感度調節も可能。手袋を付けなければならない冬場にタッチ感度を上げる、というような使い方ができる。
なお発表会では、昨年発表されたワイヤレスイヤホン「Xelento wireless JP」についても言及。製品の完成度を上げるため発売時期の検討を続けており、今年中には発売したいとのことだ。