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公開日 2018/05/08 13:00
東芝から日本初、新4K衛星放送チューナー内蔵の有機EL “REGZA” 「X920」シリーズ
外付けチップを取り付け視聴可能に
東芝映像ソリューション(株)は、12月1日にスタートする新4K・8K衛星放送のチューナーを内蔵するテレビを発売する。本項では、最上位シリーズとなる有機ELテレビ「X920」シリーズを紹介する。
本体の画面サイズは65V型と55V型で、発売時期は7月下旬予定。価格はいずれもオープンだが、65V型の「65X920」は65万円前後、55V型の「55X920」は45万円前後での販売が予想される。
BS・110度CS 4Kチューナーを内蔵した有機ELテレビ。新CAS方式の「ACAS」に対応したUSB接続のチップデバイスを別途配布し、これを背面のUSB端子に接続することでBS/CS 新4K放送の受信・視聴を可能にする。
なおリモコンには大きく「4K」ボタンを設け、これを押すことでBS/CS 新4K放送の試聴が可能になる。
パネルは新世代の有機ELパネルで、映像エンジンは「レグザエンジンEvolution PRO」を搭載している。HDRはHDR10とHLGに対応しており、ドルビービジョンやHDR10+には非対応。
なおサウンドについては新開発の「有機ELレグザオーディオシステム」を搭載している。
録画機能では、全録機能「タイムシフトマシン」も搭載している。さらにBS/CS 新4K放送のUSB-HDDへの録画も行える。
また、2画面視聴機能「ダブルウインドウ」も、REGZAとして久々に復活させた。
さらに、電源ケーブルは着脱式となった。これにより、ハイグレードな電源ケーブルを装着することが可能になった。
各機能の詳細は以下で解説していく。
■4Kをさらに美しくする「BS/CS 4KビューティX PRO」
映像処理については、4KのBS/CS放送をさらに美しく表示することにこだわった。すでにスカパー!で4K放送がはじまっているため、この映像を分析。「HEVCは微細なテクスチャーが消える傾向がある。精細感を復元するため、映像素材に応じて適切なフレーム数を参照。これにNRや複数フレーム超解像度をかけるという。
また、REGZAは地上デジタル映像の美しさに定評があるが、X920はこれもさらにブラッシュアップし、「地デジビューティーX PRO」として搭載した。従来、1440のソースを1920に拡大する際はスケーラーで処理していたが、X920ではこれも超解像処理で行うようにした。
具体的には、1回目は水平4/3倍の伸張を再構成型超解像で1440→1920への変換を行い、そこから4Kに引き上げる際は、2回目は水平2倍、3回目は垂直2倍の、それぞれ自己合同性超解像処理を行う。すべて超解像処理で一貫して処理することで、地デジの映像がより綺麗になるという。
さらにHDRについては、HDR映像をさらに臨場感ある質感で表現する「HDRリアライザーPRO」を搭載。輝度ヒストグラムを見ながら、それに連動した緻密なコントラスト制御を行うことで、映像の立体化やリアルさを高めている。
そのほか、白飛びを抑え、肌の質感をリアルに表現する「美肌リアライザー」機能も搭載。明るいシーンでの肌色の色飽和を高精度に検出して階調を再現する。ハイライト部の階調を詳しく描き出すことで質感を高めている。
また今年は大型スポーツイベントの年だけに、スポーツモードも搭載。芝生の表現に適したガンマカーブを採用し、芝生をリアルに表現。ゴルフやサッカーなどのスポーツ競技を立体的かつ臨場感ある映像に再現する。
■有機ELレグザオーディオシステム
スピーカーは新開発の「有機ELレグザオーディオシステム」。フルレンジスピーカーとトゥイーター、バスレフボックスの設計全てを一新したとのことで、総合出力は46W。
また896バンドのイコライザー「レグザ・サウンドイコライザー」と低域を補正する「オーディオオプティマイザー」の2つを掛け合わせることで、全帯域にわたりフラットで明瞭な音質を実現した。
■録画・スマート視聴
録画・スマート機能では、前述の通り、BS/CS 4K放送の録画に対応。USB-HDDに4K番組の録画が可能で、番組表からかんたんに録画予約も行える。
そのほか録画した番組を視聴する機能では、見たい映像へすぐにアクセスできる「シーンリスト」、出演者の関連番組などをすぐにチェックできる「次みるナビ」などの各機能も備えている。
2画面視聴機能「ダブルウインドウ」は、その名の通り、左右に2つの番組や映像ソースを並べて表示できる機能。画面の拡大・縮小が3段階で行えるほか、左右画面の入れ替えも青キーのひと押しで行える。
ダブルウインドウは、放送+放送、放送+外部入力、4K放送+放送に対応。なお4K放送と4K放送の表示や、録画番組やVODサービスとの2画面表示には対応していない。
本体の画面サイズは65V型と55V型で、発売時期は7月下旬予定。価格はいずれもオープンだが、65V型の「65X920」は65万円前後、55V型の「55X920」は45万円前後での販売が予想される。
BS・110度CS 4Kチューナーを内蔵した有機ELテレビ。新CAS方式の「ACAS」に対応したUSB接続のチップデバイスを別途配布し、これを背面のUSB端子に接続することでBS/CS 新4K放送の受信・視聴を可能にする。
なおリモコンには大きく「4K」ボタンを設け、これを押すことでBS/CS 新4K放送の試聴が可能になる。
パネルは新世代の有機ELパネルで、映像エンジンは「レグザエンジンEvolution PRO」を搭載している。HDRはHDR10とHLGに対応しており、ドルビービジョンやHDR10+には非対応。
なおサウンドについては新開発の「有機ELレグザオーディオシステム」を搭載している。
録画機能では、全録機能「タイムシフトマシン」も搭載している。さらにBS/CS 新4K放送のUSB-HDDへの録画も行える。
また、2画面視聴機能「ダブルウインドウ」も、REGZAとして久々に復活させた。
さらに、電源ケーブルは着脱式となった。これにより、ハイグレードな電源ケーブルを装着することが可能になった。
各機能の詳細は以下で解説していく。
■4Kをさらに美しくする「BS/CS 4KビューティX PRO」
映像処理については、4KのBS/CS放送をさらに美しく表示することにこだわった。すでにスカパー!で4K放送がはじまっているため、この映像を分析。「HEVCは微細なテクスチャーが消える傾向がある。精細感を復元するため、映像素材に応じて適切なフレーム数を参照。これにNRや複数フレーム超解像度をかけるという。
また、REGZAは地上デジタル映像の美しさに定評があるが、X920はこれもさらにブラッシュアップし、「地デジビューティーX PRO」として搭載した。従来、1440のソースを1920に拡大する際はスケーラーで処理していたが、X920ではこれも超解像処理で行うようにした。
具体的には、1回目は水平4/3倍の伸張を再構成型超解像で1440→1920への変換を行い、そこから4Kに引き上げる際は、2回目は水平2倍、3回目は垂直2倍の、それぞれ自己合同性超解像処理を行う。すべて超解像処理で一貫して処理することで、地デジの映像がより綺麗になるという。
さらにHDRについては、HDR映像をさらに臨場感ある質感で表現する「HDRリアライザーPRO」を搭載。輝度ヒストグラムを見ながら、それに連動した緻密なコントラスト制御を行うことで、映像の立体化やリアルさを高めている。
そのほか、白飛びを抑え、肌の質感をリアルに表現する「美肌リアライザー」機能も搭載。明るいシーンでの肌色の色飽和を高精度に検出して階調を再現する。ハイライト部の階調を詳しく描き出すことで質感を高めている。
また今年は大型スポーツイベントの年だけに、スポーツモードも搭載。芝生の表現に適したガンマカーブを採用し、芝生をリアルに表現。ゴルフやサッカーなどのスポーツ競技を立体的かつ臨場感ある映像に再現する。
■有機ELレグザオーディオシステム
スピーカーは新開発の「有機ELレグザオーディオシステム」。フルレンジスピーカーとトゥイーター、バスレフボックスの設計全てを一新したとのことで、総合出力は46W。
また896バンドのイコライザー「レグザ・サウンドイコライザー」と低域を補正する「オーディオオプティマイザー」の2つを掛け合わせることで、全帯域にわたりフラットで明瞭な音質を実現した。
■録画・スマート視聴
録画・スマート機能では、前述の通り、BS/CS 4K放送の録画に対応。USB-HDDに4K番組の録画が可能で、番組表からかんたんに録画予約も行える。
そのほか録画した番組を視聴する機能では、見たい映像へすぐにアクセスできる「シーンリスト」、出演者の関連番組などをすぐにチェックできる「次みるナビ」などの各機能も備えている。
2画面視聴機能「ダブルウインドウ」は、その名の通り、左右に2つの番組や映像ソースを並べて表示できる機能。画面の拡大・縮小が3段階で行えるほか、左右画面の入れ替えも青キーのひと押しで行える。
ダブルウインドウは、放送+放送、放送+外部入力、4K放送+放送に対応。なお4K放送と4K放送の表示や、録画番組やVODサービスとの2画面表示には対応していない。