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公開日 2018/06/12 11:00
東芝、全録&時短機能を大幅強化した新BDレコーダー「レグザタイムシフトマシン」
「DBR-M4008」「DBR-M2008」の2モデル
東芝は、“全録”および“時短”機能を強化したブルーレイレコーダー“レグザタイムシフトマシン”「DBR-M4008」「DBR-M2008」2モデルを6月下旬に発売する。ともにオープン価格だが容量4TBの「DBR-M4008」は13万円前後、容量2TBの「DBR-M2008」は9万円前後での実売が予想される。
事前に指定したチャンネルで放送される番組を、指定の時間帯ですべて自動録画する全録機能を搭載したBDレコーダー。同社が「タイムシフトマシン」と呼ぶ全録機能専用に地デジ/BS/110度CSチューナー3基と地デジチューナー1基、全録/通常録画兼用の地デジ/BS/110度CSチューナー3基を搭載し、最大7chぶんの番組を全録できる。「スマホ高画質」で6chを全録する設定にした場合、容量4TBの「DBR-M4008」は最大約15日間、容量2TBの「DBR-M2008」は約7日間を全録可能。
後述するように、全録機能、および時短機能を従来機から大きく進化させた点が特徴。「スマホ de レグザ」機能でのスマートフォン連携も強化するなどしている。また、2017年モデルでは3TBと1TBというラインナップだったところからHDD容量も増やした。なお、これまで同社は全録レコーダーを“レグザサーバー”と呼称していたが、今回から上記のように“レグザタイムシフトマシン”に名前を変更した。
まず全録機能では、従来から搭載していた専用エンジンを「R-2」(レグザレコーディングシステム)と新たに命名。全録専用エンジンの搭載により、全録機能を止めずに市販のBDソフト再生などを行えるようにしている。なお、全録可能な7chすべてを全録に割り当てる設定を行った場合でも、全録対象にしていない時間帯に最大3番組の同時録画ができる。
また、全録での番組データにもチャプターを付与するよう進化。2017年モデルではチャプターは保存(全録領域から通常録画領域にコピー)しないと付与されなかったが、今回からは録画が終了しなくてもチャプターを付与し、スキップ操作などを行えるようになった。
チャプターを選択し自動スキップ再生する「らく見」、それをさらに1.3倍速再生する「らく早見」をはじめとする“時短”機能も強化。従来、CMなどのシーンを省略し、テレビ番組本編だけを自動再生する際には不要なシーンをそのままスキップしていたが、今回からそのスキップしていた画面を約15倍速の早送り再生するよう変更。これにより、時短効果を維持しつつ、自動スキップされたシーンが本当に不要なシーンだったかどうか確認できるようにした。
また全録した番組から好みの番組を検索する際、時短再生時の視聴時間を条件に絞り込む機能も追加。60分以内/30分以内/15分以内で、見終えることができる番組を絞り込めるようになった。
全録番組のEPG「ビジュアル過去番組表」のGUIも改良。例えば関東圏では、テレビ朝日よりもフジテレビのほうを左に入れ替えるなどといったように、チャンネル番号順に表示を変更可能にしたほか、フォントをUDフォント化し、見やすい文字にするなどの工夫で使い勝手の向上を図っている。
加えて、全録の対象/非対象時間にまたがって放送され、途中で全録が終わってしまったような番組は、番組名の背景を灰色で表示するように変更。最後まで録画されていない番組を判別しやすくした。
なお全録した番組データが上書き消去されないよう、通常録画領域やディスクにダビングする際には、「らく見」で再生される部分だけをダビングする「おまかせ保存・おまかせダビング」も利用可できる。
一方、自身で任意のシーンを編集してダビングなどを行いたい場合向けに、以前の同社HDDレコーダー“RDシリーズ”に搭載していたプレイリスト編集画面が今回復活した。より編集を行いやすいよう配慮した機能向上も行っているという。
同社では、「らく見」で再生時間を節約できるだけでなく、全録によって録画予約の手間を省けること、UI改善によって好みの番組を探す時間を短くしことなどから、これら様々な機能によって「録る」「探す」「見る」「残す」の全機能で「時短」を実現したとアピールしている。
録画した番組をスマートフォンに転送して視聴する「スマホdeレグザ」機能も進化。「スマホ優先モード」での通常録画や、「スマホ高画質(4Mbps)」「スマホ長時間(2.4Mbps)」モードでの全録を設定すると30pでの通常録画/全録を行うようになり、スマホ転送用に60iから30pに変換する作業を経ず、番組終了後すぐにスマホに録画番組を持ち出せるようになった。
なお、スマホモードで録画した場合、テレビでの再生も30pとなる。ディスクにダビングする際には、他社製レコーダーなどに30pデータを再生できない機種もあるため、60pに変換してダビングを行う。
また、上記モードでの録画でスマホに番組持ち出しをした際には、音声の字幕表示にも新たに対応。持ち出し再生およびリモート再生のどちらでも字幕を表示できるようになった。
なお、IEEE802.11acにも対応したWi-Fi機能を内蔵。これにより「朝ドラならわずか数十秒で持ち出しできる」(同社スタッフ)という。
持ち出し再生以外にも、録画した番組をスマートフォン上でストリーミング視聴することも可能で、その際にも時短再生に対応。番組をテレビで視聴するかスマホで視聴するかを、スマホ上から選択できるようにもした。
また、スマホをEPGを表示するセカンドスクリーンや、レコーダー本体のリモコンとして利用することも新たに可能になった。テレビで再生中の画面を邪魔せずにスマホで他の番組を探して録画予約したり、そのままスマホでテレビとは別の番組を視聴するなどといったことができるようになった。
なお、これらのスマホ連携機能はデジオンによる「DiXiM Play」アプリを利用。「スマホdeレグザ」による諸機能を利用するには有料登録が必要だが、本機購入者にはスマホ1台分のライセンスキーを無償提供。ライセンスキーが記載された案内を製品に同封する。
そのほか、BD映像の4Kアップコンバート出力や、SeeQVault対応USB-HDDへのバックアップ機能などにも対応。また、毎回予約や毎回保存した番組の自動分類・まとめ表示をできるようしたり、選択した番組番組名のスクロール表示をやめ2行ポップアップ表示にするなどの録画リストのUI改善も行っている。
事前に指定したチャンネルで放送される番組を、指定の時間帯ですべて自動録画する全録機能を搭載したBDレコーダー。同社が「タイムシフトマシン」と呼ぶ全録機能専用に地デジ/BS/110度CSチューナー3基と地デジチューナー1基、全録/通常録画兼用の地デジ/BS/110度CSチューナー3基を搭載し、最大7chぶんの番組を全録できる。「スマホ高画質」で6chを全録する設定にした場合、容量4TBの「DBR-M4008」は最大約15日間、容量2TBの「DBR-M2008」は約7日間を全録可能。
後述するように、全録機能、および時短機能を従来機から大きく進化させた点が特徴。「スマホ de レグザ」機能でのスマートフォン連携も強化するなどしている。また、2017年モデルでは3TBと1TBというラインナップだったところからHDD容量も増やした。なお、これまで同社は全録レコーダーを“レグザサーバー”と呼称していたが、今回から上記のように“レグザタイムシフトマシン”に名前を変更した。
まず全録機能では、従来から搭載していた専用エンジンを「R-2」(レグザレコーディングシステム)と新たに命名。全録専用エンジンの搭載により、全録機能を止めずに市販のBDソフト再生などを行えるようにしている。なお、全録可能な7chすべてを全録に割り当てる設定を行った場合でも、全録対象にしていない時間帯に最大3番組の同時録画ができる。
また、全録での番組データにもチャプターを付与するよう進化。2017年モデルではチャプターは保存(全録領域から通常録画領域にコピー)しないと付与されなかったが、今回からは録画が終了しなくてもチャプターを付与し、スキップ操作などを行えるようになった。
チャプターを選択し自動スキップ再生する「らく見」、それをさらに1.3倍速再生する「らく早見」をはじめとする“時短”機能も強化。従来、CMなどのシーンを省略し、テレビ番組本編だけを自動再生する際には不要なシーンをそのままスキップしていたが、今回からそのスキップしていた画面を約15倍速の早送り再生するよう変更。これにより、時短効果を維持しつつ、自動スキップされたシーンが本当に不要なシーンだったかどうか確認できるようにした。
また全録した番組から好みの番組を検索する際、時短再生時の視聴時間を条件に絞り込む機能も追加。60分以内/30分以内/15分以内で、見終えることができる番組を絞り込めるようになった。
全録番組のEPG「ビジュアル過去番組表」のGUIも改良。例えば関東圏では、テレビ朝日よりもフジテレビのほうを左に入れ替えるなどといったように、チャンネル番号順に表示を変更可能にしたほか、フォントをUDフォント化し、見やすい文字にするなどの工夫で使い勝手の向上を図っている。
加えて、全録の対象/非対象時間にまたがって放送され、途中で全録が終わってしまったような番組は、番組名の背景を灰色で表示するように変更。最後まで録画されていない番組を判別しやすくした。
なお全録した番組データが上書き消去されないよう、通常録画領域やディスクにダビングする際には、「らく見」で再生される部分だけをダビングする「おまかせ保存・おまかせダビング」も利用可できる。
一方、自身で任意のシーンを編集してダビングなどを行いたい場合向けに、以前の同社HDDレコーダー“RDシリーズ”に搭載していたプレイリスト編集画面が今回復活した。より編集を行いやすいよう配慮した機能向上も行っているという。
同社では、「らく見」で再生時間を節約できるだけでなく、全録によって録画予約の手間を省けること、UI改善によって好みの番組を探す時間を短くしことなどから、これら様々な機能によって「録る」「探す」「見る」「残す」の全機能で「時短」を実現したとアピールしている。
録画した番組をスマートフォンに転送して視聴する「スマホdeレグザ」機能も進化。「スマホ優先モード」での通常録画や、「スマホ高画質(4Mbps)」「スマホ長時間(2.4Mbps)」モードでの全録を設定すると30pでの通常録画/全録を行うようになり、スマホ転送用に60iから30pに変換する作業を経ず、番組終了後すぐにスマホに録画番組を持ち出せるようになった。
なお、スマホモードで録画した場合、テレビでの再生も30pとなる。ディスクにダビングする際には、他社製レコーダーなどに30pデータを再生できない機種もあるため、60pに変換してダビングを行う。
また、上記モードでの録画でスマホに番組持ち出しをした際には、音声の字幕表示にも新たに対応。持ち出し再生およびリモート再生のどちらでも字幕を表示できるようになった。
なお、IEEE802.11acにも対応したWi-Fi機能を内蔵。これにより「朝ドラならわずか数十秒で持ち出しできる」(同社スタッフ)という。
持ち出し再生以外にも、録画した番組をスマートフォン上でストリーミング視聴することも可能で、その際にも時短再生に対応。番組をテレビで視聴するかスマホで視聴するかを、スマホ上から選択できるようにもした。
また、スマホをEPGを表示するセカンドスクリーンや、レコーダー本体のリモコンとして利用することも新たに可能になった。テレビで再生中の画面を邪魔せずにスマホで他の番組を探して録画予約したり、そのままスマホでテレビとは別の番組を視聴するなどといったことができるようになった。
なお、これらのスマホ連携機能はデジオンによる「DiXiM Play」アプリを利用。「スマホdeレグザ」による諸機能を利用するには有料登録が必要だが、本機購入者にはスマホ1台分のライセンスキーを無償提供。ライセンスキーが記載された案内を製品に同封する。
そのほか、BD映像の4Kアップコンバート出力や、SeeQVault対応USB-HDDへのバックアップ機能などにも対応。また、毎回予約や毎回保存した番組の自動分類・まとめ表示をできるようしたり、選択した番組番組名のスクロール表示をやめ2行ポップアップ表示にするなどの録画リストのUI改善も行っている。