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公開日 2019/04/28 10:51
<ヘッドフォン祭>Campfire Audioから新モデル「IO」や「ANDROMEDA」2019版/全世界限定199台のDAP
FAudioは静電ドライバー搭載イヤホンなど3機種
4月27日・28日と東京・中野サンプラザで開催しているフジヤエービック主催「春のヘッドフォン祭2019」。本記事では、LUXMAN/FOCAL、ミックスウェーブなどのブースをレポートする。
■LUXMAN/FOCAL
ラックスマンのブースでは、同社が取り扱うFOCALブランドから、ハイエンド密閉型ヘッドホン「STELLIA(関連ニュース)」をメインに出展している。
フラグシップモデル「UTOPIA」をベースとしつつ、「ポータブル環境や静寂を要求されるシーンにおいても、妥協を許さない高次元のサウンドを実現する」という新モデルで、これまでのラインナップの中でも、細かなパーツに至るまでブラウンカラーで統一された “コスメティックデザイン” も大きな特徴だ。
主にモカとコニャックの2色と、ポイントでブランデーカラーを組み合わせており、本体だけでなく付属品、キャリングケースや外装の箱に至るまで統一したブラウンの洗練された世界観で統一。イヤーパッドやヘッドバンドと同様に、取り扱い説明書の保存ケースにも革素材が用いられる徹底ぶりだ。
試聴スペースでは、ラックスマン製品と組み合わせたシステムを用意。UTOPIAとの聴き比べする方も多く、注目度の高さが窺える。
■ミックスウェーブ
多くの人気ブランドを取り扱うミックスウェーブのブースでは、今回も新製品が多数登場した。Campfire Audioからは新モデル「IO」と、大人気モデルの最新版「ANDROMEDA 2019」「POLARIS 2019」の3モデルが一気に登場した。発売日は未定、価格はIOは35,000円前後、ANDROMEDA 2019は130,000円前後、POLARIS 2019は55,000円前後。
IOはフルレンジBAドライバー2基を搭載したイヤホンで、独自のTuned Acoustic Expansion Chamber(T.A.E.C.)テクノロジーを採用する。筐体はアルミニウム、ガーネットカラーのアルマイト仕上げを施している。音質は表現力豊かで洗練したサウンドとアピールされる。ANDROMEDA 2019とPOLARIS 2019は筐体や構成は変わらず、音質面ではANDROMEDA 2019は従来同様、POLARIS 2019はチューニングを変更してブラッシュアップを図っている。
3モデルとも、新たにスモーキーカラーを採用した「Smokey Jacket Silver Plated Litz Cable」を標準付属。銀メッキ銅リッツの電線導体ともつれ防止ツイストケーブルの織り方を組み合わせたケーブルで、コネクタ部はMMCX端子、イヤーフックデザインもリファインされ、新しい軽量デザインを用いている。キャリングケースも一新、メイクポーチのような丸い形状で、それぞれイヤホンと同色を採用する。
FAudioからは参考出展が3機種。ダイナミック/BA各1基ずつ搭載したハイブリット型カスタムIEM「Scale」のユニバーサルモデルと、φ10mmメディカルファイバードライバーを1基搭載するイヤホン「Minor」、BA+ダイナミック+静電型を組み合わせたハイブリッドイヤホン「PROJECT Y」が登場した。
Minorは昨年の「春のヘッドフォン祭2018」で参考出展されたモデルで、当初は純銅製サウンドチューブを採用していたが、ステンレススチールに変更。量産に向けてブラッシュアップを図っている。「PROJECT Y」は2018年12月のポタフェスにて初めて参考出展し、そこでのユーザーの声を反映させたという。発売時期や価格は未定とのこと。
Beat Audioからは新ケーブル「Vermilion MKII」が登場。芯となる部分はクリスタルカッパー、周りに無酸素銅の薄い箔を螺旋状に巻いた新構造を採用。どちらの銅にも音楽信号が流れるため、情報量の多い音楽再生が可能としている。皮膜にも薄い素材を採用したことで、内部の螺旋構造が透けて見えるのも従来とは違う特徴だ。
Unique Melodyからは、ミックスウェーブとの共同開発モデル「MACBETH」のカスタムIEMが5月に登場予定。価格は税抜78,000円。さらに、同じく共同開発の人気イヤホンシリーズの最新モデルも5月以降に発表予定とのこと。
■beyerdynamic/KOSS
beyerdynamic/KOSSのブースでは、テスラテクノロジー搭載Bluetoothイヤホン「Xelento wireless」や、ロングセラーヘッドホン「KOSS PORTAPRO」のワイヤレスモデル「Porta Pro Wireless」などが試聴できる。
Xelento wirelessおよびXelento remoteの弟モデルにあたる、Bluetoothイヤホン「Blue BYRD」、ワイヤードイヤホン「Soul BYRD」も出展。Blue BYRDはダイナミックドライバー1基を搭載。最大6時間の再生が可能で、BluetoothはVer4.2、コーデックはAAC/aptX/aptX LLにも対応する。夏頃の発売を予定しており、価格は15,000円前後。Soul BYRDはワイヤードモデルで、価格は10,000円前後を想定する。
■Oriolus/LUXURY&PRECISION
サイラスはOriolus/LUXURY&PRECISIONの2ブランドを展開。先日発表されたばかりの、Oriolus/のダイナミックドライバー×1、バランスドアーマチュアドライバー×2、静電型ドライバー×2を搭載するハイブリッドイヤホン「Percivali JP」も登場し、Percivali JP目当てでブースに訪れる方も多いという。ケーブルには3.5mmステレオミニプラグが付属、なお4.4mm/5極バランスケーブルを同梱する「Percivali JP Balanced」などもラインナップする。
LUXURY&PRECISIONでは背面にウッド素材を採用したポータブルプレーヤー「LP6」「LP6 Ti」を出展。こちらも注目度が高く、試聴は整理券制となっていた。ユニバーサルモデルのLP6は、医療用の高精度なカスタムR2R DACチップを2基搭載、筐体素材は金メッキ真鍮を採用する。LP6 Tiはチタン筐体を採用し、カスタムR2R DACチップを4基搭載する上位モデルで、全世界199台限定受注生産。さらに自身の聴く音楽や使い方に合わせて仕様を細かくカスタムすることもできる。
なお本日28日には、特売コーナーの全製品が5%オフになる「ファイルウェブ割」を実施中だ。ファイルウェブの「春のヘッドフォン祭2019」関連記事を(この記事含む)表示したスマホを、フジヤエービックの販売スタッフに見せるだけで割引が適用される。
■LUXMAN/FOCAL
ラックスマンのブースでは、同社が取り扱うFOCALブランドから、ハイエンド密閉型ヘッドホン「STELLIA(関連ニュース)」をメインに出展している。
フラグシップモデル「UTOPIA」をベースとしつつ、「ポータブル環境や静寂を要求されるシーンにおいても、妥協を許さない高次元のサウンドを実現する」という新モデルで、これまでのラインナップの中でも、細かなパーツに至るまでブラウンカラーで統一された “コスメティックデザイン” も大きな特徴だ。
主にモカとコニャックの2色と、ポイントでブランデーカラーを組み合わせており、本体だけでなく付属品、キャリングケースや外装の箱に至るまで統一したブラウンの洗練された世界観で統一。イヤーパッドやヘッドバンドと同様に、取り扱い説明書の保存ケースにも革素材が用いられる徹底ぶりだ。
試聴スペースでは、ラックスマン製品と組み合わせたシステムを用意。UTOPIAとの聴き比べする方も多く、注目度の高さが窺える。
■ミックスウェーブ
多くの人気ブランドを取り扱うミックスウェーブのブースでは、今回も新製品が多数登場した。Campfire Audioからは新モデル「IO」と、大人気モデルの最新版「ANDROMEDA 2019」「POLARIS 2019」の3モデルが一気に登場した。発売日は未定、価格はIOは35,000円前後、ANDROMEDA 2019は130,000円前後、POLARIS 2019は55,000円前後。
IOはフルレンジBAドライバー2基を搭載したイヤホンで、独自のTuned Acoustic Expansion Chamber(T.A.E.C.)テクノロジーを採用する。筐体はアルミニウム、ガーネットカラーのアルマイト仕上げを施している。音質は表現力豊かで洗練したサウンドとアピールされる。ANDROMEDA 2019とPOLARIS 2019は筐体や構成は変わらず、音質面ではANDROMEDA 2019は従来同様、POLARIS 2019はチューニングを変更してブラッシュアップを図っている。
3モデルとも、新たにスモーキーカラーを採用した「Smokey Jacket Silver Plated Litz Cable」を標準付属。銀メッキ銅リッツの電線導体ともつれ防止ツイストケーブルの織り方を組み合わせたケーブルで、コネクタ部はMMCX端子、イヤーフックデザインもリファインされ、新しい軽量デザインを用いている。キャリングケースも一新、メイクポーチのような丸い形状で、それぞれイヤホンと同色を採用する。
FAudioからは参考出展が3機種。ダイナミック/BA各1基ずつ搭載したハイブリット型カスタムIEM「Scale」のユニバーサルモデルと、φ10mmメディカルファイバードライバーを1基搭載するイヤホン「Minor」、BA+ダイナミック+静電型を組み合わせたハイブリッドイヤホン「PROJECT Y」が登場した。
Minorは昨年の「春のヘッドフォン祭2018」で参考出展されたモデルで、当初は純銅製サウンドチューブを採用していたが、ステンレススチールに変更。量産に向けてブラッシュアップを図っている。「PROJECT Y」は2018年12月のポタフェスにて初めて参考出展し、そこでのユーザーの声を反映させたという。発売時期や価格は未定とのこと。
Beat Audioからは新ケーブル「Vermilion MKII」が登場。芯となる部分はクリスタルカッパー、周りに無酸素銅の薄い箔を螺旋状に巻いた新構造を採用。どちらの銅にも音楽信号が流れるため、情報量の多い音楽再生が可能としている。皮膜にも薄い素材を採用したことで、内部の螺旋構造が透けて見えるのも従来とは違う特徴だ。
Unique Melodyからは、ミックスウェーブとの共同開発モデル「MACBETH」のカスタムIEMが5月に登場予定。価格は税抜78,000円。さらに、同じく共同開発の人気イヤホンシリーズの最新モデルも5月以降に発表予定とのこと。
■beyerdynamic/KOSS
beyerdynamic/KOSSのブースでは、テスラテクノロジー搭載Bluetoothイヤホン「Xelento wireless」や、ロングセラーヘッドホン「KOSS PORTAPRO」のワイヤレスモデル「Porta Pro Wireless」などが試聴できる。
Xelento wirelessおよびXelento remoteの弟モデルにあたる、Bluetoothイヤホン「Blue BYRD」、ワイヤードイヤホン「Soul BYRD」も出展。Blue BYRDはダイナミックドライバー1基を搭載。最大6時間の再生が可能で、BluetoothはVer4.2、コーデックはAAC/aptX/aptX LLにも対応する。夏頃の発売を予定しており、価格は15,000円前後。Soul BYRDはワイヤードモデルで、価格は10,000円前後を想定する。
■Oriolus/LUXURY&PRECISION
サイラスはOriolus/LUXURY&PRECISIONの2ブランドを展開。先日発表されたばかりの、Oriolus/のダイナミックドライバー×1、バランスドアーマチュアドライバー×2、静電型ドライバー×2を搭載するハイブリッドイヤホン「Percivali JP」も登場し、Percivali JP目当てでブースに訪れる方も多いという。ケーブルには3.5mmステレオミニプラグが付属、なお4.4mm/5極バランスケーブルを同梱する「Percivali JP Balanced」などもラインナップする。
LUXURY&PRECISIONでは背面にウッド素材を採用したポータブルプレーヤー「LP6」「LP6 Ti」を出展。こちらも注目度が高く、試聴は整理券制となっていた。ユニバーサルモデルのLP6は、医療用の高精度なカスタムR2R DACチップを2基搭載、筐体素材は金メッキ真鍮を採用する。LP6 Tiはチタン筐体を採用し、カスタムR2R DACチップを4基搭載する上位モデルで、全世界199台限定受注生産。さらに自身の聴く音楽や使い方に合わせて仕様を細かくカスタムすることもできる。
なお本日28日には、特売コーナーの全製品が5%オフになる「ファイルウェブ割」を実施中だ。ファイルウェブの「春のヘッドフォン祭2019」関連記事を(この記事含む)表示したスマホを、フジヤエービックの販売スタッフに見せるだけで割引が適用される。