• ブランド
    特設サイト
公開日 2019/07/03 13:00

ヤマハ、Alexa対応で音声操作できるワイヤレスサブウーファー付きサウンドバー「YAS-209」

DTS Virtual:Xによるバーチャルサラウンド再生が可能
編集部:小澤貴信
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ヤマハは、Amazon Alexa内蔵により単体で音声操作が行える2.1chサウンドバー「YAS-209」を8月下旬より発売する。価格はオープンだが、40,000円前後での実売が予想される。

「YAS-209」

先行して外付けサブウーファーなしで完結するワンバー・タイプの2.1chサウンドバー「YAS-109」が発表されていたが(関連ニュース)、本機はその上位モデルで、こちらはサウンドバーと外付けワイヤレスサブウーファーで構成された2.1chシステムとなる。

YAS-109と同様に新たに音楽ストリーミングを含むネットワーク再生への対応、Amazon Alexa内蔵を実現するなど、機能面の大幅な進化を実現した。さらに、全ユニットを刷新するなど、音質面も強化を図っている。また、従来から引き続きDTS Virtual:Xに対応。バーチャルで高さ方向も含む3Dサラウンド再生が可能だ。

内覧で披露された「YAS-209」

本機も新たに音声コントロール用マイクを内蔵し、Amazonの提供する音声アシスタント機能「Amazon Alexa」に対応。本体に話しかけるだけで曲の再生/停止、音量調整などの基本操作が行えるほか、SpotifyやAmazon Musicなどの音楽ストリーミングと連携し、楽曲名やアーティスト名、ジャンルなどを指定して音楽を再生することも可能となる。その他、音声による問いかけによって天気やニュース、交通情報などを聞いたり、アラームやタイマー機能を使うなど、本機単体でAlexaの各サービスや機能を利用することができる。

音楽ストリーミングを含むネットワーク再生にも対応。Wi-Fi(2.4GHz)および有線LANを内蔵し、本体から音楽ストリーミングを再生することが可能。Spotify(Spotify Connect)およびAmazon Musicに対応しており、アプリからの操作や音声操作で、本体から各サービスを再生できる。SpotifyはFree版(無料版)の再生にも対応する。

NASなどサーバーに保存した音楽ファイルのネットワーク再生は、対応フォーマットがWAV、FLAC(192kHz/24bit)、ALAC(96kHz/24bit)、MP3・WMA・AAC(48kHz/320kbps)となる。

本体上部にタッチセンサー式操作ボタンを配置

YAS-109と同様に新しい専用アプリ「Sound Bar Controller」に対応。アプリから入力ソース切り替えや再生コンテンツの選択、後述する3Dサラウンドプログラムの切り替えやクリアボイスのオン/オフが行える。

「Sound Bar Controller」に対応

本機もネットワーク機能の追加の一方で、アナログ入力は本機から省略。従来から引き続きBluetooth(コーデック:SBC、AAC)に対応するが、マルチポイント接続には非対応となった。

従来モデルから引き続き、バーチャル3Dサラウンド技術「DTS Virtual:X」に対応。前方・左右・後方に加え、高さ方向の音場もバーチャルで再現してくれる。さらに5種類の3Dサラウンドプログラム(Movie/Music/Sports/TV/GAME)も用意。DTS Virtual:Xと掛け合わせで使用することもできる。

サウンドバー部(密閉型)のスピーカーユニットは、フルレンジ46mmコーン型ユニット(非防磁)を2基、25mmドーム型トゥイーター(防磁)を2基搭載。サブウーファー部(バスレフ型)には160mmコーン型ユニット(非防磁)を1基搭載する。ユニット口径およびスピーカー構成は従来モデルと同様だが、ユニット自体は全て刷新して音質をさらに追求したという。出力はL/Rスピーカーが50W×2、サブウーファーが100Wとなる。

サブウーファー部

壁掛けにも対応。YAS-109と異なり、壁掛け時の正面の向きは、据え置き時と同様になる。

HDMI端子は1入力/1出力(いずれもHDCP2.3対応)を搭載。そのほか、光デジタル端子、LAN端子も搭載する。HDMI入力は4Kリピート、HDR10/HLGに対応、HDMI出力はHDR10/HLG、ARCに対応する。

入出力端子

サラウンドフォーマットのデコードは、PCM(5.1ch まで)、ドルビーデジタル、ドルビープロロジックII、 DTS、MPEG2 AAC(5.1ch まで)に対応する。

消費電力はセンターユニット 25W(ボイスコントロール待受時 4.3W)、ワイヤレスサブウーファー 20Wとなる。外形寸法/質量はサウンドバーが930W×62H×109Dmm/3.4kg、ワイヤレスサブウーファーが191W×420H×406Dmm/7.9g。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 日伊合作、ミュージカリティと音質を両立するアナログプレーヤー。GOLDNOTE「PIANOSA-GLANZ」の魅力
2 「ながら聴きイヤホンガイド 2025 SPRING」家事も仕事もスポーツも快適にする、最適なモデルはこれだ!
3 音楽愛好家にこそ届けたい、オーディオ・ノートの音。小原由夫氏が開発現場を探訪!
4 B&W愛用ユーザーを訪ねる(1) -ネットワークオーディオが深める夫婦の絆
5 先進の高画質パネルを惜しみなく投入!TCLの4K Mini LED液晶テレビ「Q7Cシリーズ」徹底レビュー
6 ラディウス、“生活に優しくフィットする”イヤーカフ型完全ワイヤレス「ear-hug」
7 final新フラグシップイヤホン「A10000」。ひと足さきに聴いたら本気で語彙力がなくなった
8 Shure、「100周年記念プレミアムセール」を4/24から開催。「SE215」など46製品の人気モデルがお得に
9 iPhoneに溜まった写真、サクッと整理してスッキリしたいならこの方法!
10 「金曜ロードショー」まさかのプラモ化。当時の番組ロゴも背景紙で再現
4/23 10:21 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー196号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.196
オーディオアクセサリー大全2025~2026
特別増刊
オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX