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公開日 2020/04/02 10:04

ソニー、4K液晶テレビ上位機「ブラビア X9500H」。広視野角技術と新スピーカ搭載

「X-Balanced Speaker」搭載
編集部:小野佳希
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ソニーは、4Kチューナー内蔵テレビ液晶モデルの新製品として、より多くのサイズで独自広視野角技術を採用するようにしたほか、新音響システムで音質強化を図るなどしたハイエンド機“BRAVIA”(ブラビア)「X9500H」シリーズを5月16日から順次発売する。各サイズごとの発売と予想実売価格は下記の通り。

KJ-75X9500H(75型)40万円前後 5月16日発売
KJ-65X9500H(65型)30万円前後 5月30日発売
KJ-55X9500H(55型)23万円前後 5月23日発売
KJ-49X9500H(49型)価格未定 2020年秋以降発売予定


X9500Hシリーズ
新4K衛星放送チューナーおよび地デジ/BS/110度CSチューナーを2基ずつ搭載し、4KはHDR(HDR10/HLG/ドルビービジョン)にも対応。なお2019年モデルの「X9500G」は、今回のサイズ展開にない85型モデル「KJ-85X9500G」のみ販売を継続する。


背面端子部
非IPSパネルでも広視野角を実現する独自技術「X-Wide Angle」搭載サイズ展開を拡大。昨年モデルでは非搭載だった65型と55型にも新たに同技術を搭載した。なお今回も49型は搭載を省いている。


スタンド部
同技術では、表面に特殊なフィルムを採用するとともにバックライトの拡散に関する独自の光学設計を施した。これにより、斜めから画面を見ても色味が変わらない広視野角を実現したとしたという。

昨年モデルからの進化点としては、上記に加えて音質面も強化。トゥイーター駆動用のアンプを追加したことに加え、フルレンジスピーカーも新開発の「X-Balanced Speaker」を搭載し、これらによってバランスのとれた高音質を実現したとアピールしている。

トゥイーター部の強化については、従来機では左右両方のフルレンジスピーカーとトゥイーター計4基を1つのアンプで駆動していたところ、もう1基アンプを増やしたバイアンプ構成でトゥイーターとフルレンジを別々に駆動するように変更。これによって音圧が上がり、映像と音の一体感が向上したという。

そして新開発の「X-Balanced Speaker」では、音の歪みを軽減するという非対称形状を採用。音のクリアさがアップし、人の声がより聞き取りやすくなったという。

そのほかの基本的なスペックは従来モデルから踏襲。ソニーの最上位映像プロセッサー「X1 Ultimate」を搭載するほか、バックライトは直下型で部分駆動に対応。4K X-Reality PROやX-tended Dynamic Range PRO、X-Motion Clarity、トリルミナスディスプレイ技術も従来から引き続き搭載している。

また、映画館での「IMAX」のような映像や音声を家庭のホームシアター機器で楽しめる「IMAX Enhanced」にも対応。日本ではTSUTAYA TVで配信されているIMAX Enhanced対応コンテンツを視聴することができる。そして、リモコンには従来の「アプリ」ボタンの代わって「TSUTAYA」ボタンを新たに搭載。TSUTAYA TVをすぐに呼び出せるようになった。

そのほかネット動画サービスではNetflixやAmazon Prime Video、YouTube、AbemaTVなど各種に対応。Netflix用に画質を最適化する映像モード「Netflix画質モード(Netflix Calibrated Mode)」も搭載している。

OSは引き続きAndroidで、Chromecast built-in、Works with Googleアシスタント、Works with Alexaに対応。発売後のアップデートによってWorks with Apple AirPlay、Works with Apple HomeKitにも対応する予定。

音声面でも、まるで画面から音が出ているかのように音像を定位させるという「Acoustic Multi-Audio」を引き続き搭載。機体下部に配置したフルレンジスピーカーに加え、上部へ「サウンドポジショニング トゥイーター」を配置して高音および音場の広がりを強化。これにより、音の定位感を向上させたという。なお、同機能は大画面モデルを想定した機能であることから、49型モデルには搭載していない。

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