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公開日 2020/05/11 12:44

シャープ、“AQUOS 4K”液晶テレビ「CL1ライン」。「Medalist S1」搭載で40型は税抜9.5万円前後

55型以下4モデル用意
編集部:川田菜月
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シャープは、新4K衛星放送対応の4Kダブルチューナー内蔵の液晶テレビ“AQUOS 4K”「CL1」ラインを5月23日から順次発売する。ラインナップは55/50/43/40型の4モデル。サイズ展開と税抜の予想実売価格、発売日は下記の通り。

「4T-C55CL1」

4T-C55CL1(55型)14万円前後 5月23日発売
4T-C50CL1(50型)12万円前後 5月23日発売
4T-C43CL1(43型)10.5万円前後 6月20日発売
4T-C40CL1(40型)9.5万円前後 6月20日発売

BS4K/110度CS4Kチューナーを2基、地上/BS/CSデジタル放送チューナーは3基搭載。外付けUSB HDDを接続して、4K放送と地デジ/BS/CS放送の2番組同時録画をしながら、別の4K放送を視聴することもできる。HDMI入力は4系統(入力2:ARC対応)装備し、すべて4端子4K HDR外部入力に対応する。

新開発の4K画像処理エンジン「Medalist S1」を搭載。これは同社の8Kテレビ “AQUOS 8K” 「CX/BW」ラインの開発で培った技術を活用したもの。

コントラストを緻密に表現する独自アルゴリズム「スマートアクティブコントラスト」により、地デジ放送やSDR映像、4K HDR映像(HDR10/HLG)などの映像フォーマットと、映像シーンごとの輝度情報に基づいて明暗を描きわけ、白飛びや黒潰れを抑えた、メリハリある映像を表示するとのこと。

また8Kテレビ開発の技術を応用した「4K Master アップコンバートプロ」では、コンテンツの解像度や映像フォーマットを判別し、独自のアルゴリズムで4Kテレビに最適な高精細映像に変換。放送やBDソフト、ネット動画など様々な映像を臨場感豊かに再現するという。さらに広色域技術「リッチカラーテクノロジー」も採用しており、新4K放送で採用される色域「ITU-R BT.2020」に迫る豊かな色彩で表現可能としている。

HDRはHDR10/HLG/Dolby Visionに対応。ディスプレイは解像度3,840×2,160の低反射パネルを採用し、消費電力を抑えながら従来機比で約20%明るさをアップする「リッチブライトネス」を搭載する。

Android TVにも対応し、ゲームアプリや各種動画配信サービスなどにも対応。リモコンには、COCORO VIDEO/Netflix/YouTubeに加えて、新たにAmazon Prime Videoのダイレクト起動ボタンも配置する。

ほか、Googleアシスタント/Chromecast built-inも搭載し、対応家電の音声操作や、スマホの写真を映し出して楽しむことなどもできる。またAIが視聴傾向を学習しておすすめ番組をお知らせする「COCORO VISION」にも対応する。

音質面では、全サイズにおいて「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用。最大総合出力20W(10W+10W)のフルレンジスピーカー2基構成で、音を画面前方に導くリフレクター構造と、スピーカーネットのない同社独自の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM」により臨場感豊かなサウンドを再現する。

また壁掛けや壁寄せスタンド設置でも、クリアな音を届けられるとしており、株式会社ナカムラのEQUALSブランド「WALL インテリアテレビスタンドシリーズ」の「S1」に対応。43/40型モデルは「anatalRO」にも対応している。回転式スタンドを備え、視聴位置に合わせて画面の角度を左右計30度に調整も可能。

5月下旬より提供開始予定の無料アプリ「COCORO HOME VIEWER」に対応。これにより、スマホアプリ「COCORO HOME」と連携したシャープ製AIoT対応家電があれば、各製品の情報をテレビの大画面で一度に確認することができる。

端子類はHDMI入力4系統のほか、AV入力/音声入力兼用φ3.5ミニジャック×1、デジタル音声出力(光)×1、ヘッドホン/アナログ音声出力兼用×1、USB×2、LAN×1を装備。

外形寸法/質量(スタンド含む)は、4T-C55CL1が124W×80.6H×29Dcm/約27.0kg。4T-C50CL1が112.6W×73.9H×25.3Dcm/約22.0kg。4T-C43CL1が96.5W×64.9H×25.3Dcm/約19.0kg。4T-C40CL1が90.1W×60.3H×25.3Dcm/約17.5kg。

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