HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2020/05/28 11:00
東芝、4K有機ELテレビ新旗艦機「レグザ X9400」。「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」搭載
全録機能「タイムシフトマシン」も搭載
東芝は、新エンジン「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」や専用有機ELパネルを搭載し、全録機能「タイムシフトマシン」にも対応する同社4K有機ELテレビの新たなフラグシップモデル“REGZA”(レグザ)「X9400シリーズ」を6月19日より順次発売する。ラインナップは下記の通り。同社有機ELテレビラインナップに77型モデルが新たに登場した。
・77X9400(77型)¥OPEN(予想実売価格未定)2020年秋発売
・65X9400(65型)¥OPEN(予想実売価格47万円前後)6月19日発売
・55X9400(55型)¥OPEN(予想実売価格30万円前後)6月19日発売
・48X9400(48型)¥OPEN(予想実売価格未定)2020年秋発売
同社有機ELテレビの最新モデルにして新たなフラグシップモデル。なお一部機能を省くなどした「X8400シリーズ」と、75型で予想実売価格25万円前後という価格を実現した4K液晶モデル「75M540X」も同時発表しており、それらはそれぞれ別項で詳細をレポートする。
新エンジン「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を搭載。再構成型超解像処理や自己合同性超解像処理など、様々な高画質処理でノイズを抑え高精細な映像を描き出すという高画質処理エンジンに加え、さらに緻密に高精細処理と低ノイズ処理を行うという新開発エンジンも投入したダブルエンジン構成を採用している。
また、パネルにはレグザ専用に新開発した高コントラスト有機ELパネルを採用。独自のガンマ特性、輝度特性を専用チューニングすることで、高いコントラストと高い階調性を実現したという。
さらに、65型と55型には自社開発専用設計の高放熱インナープレートを採用。放熱性を高めることでさらなる高輝度、高コントラストを 実現したとしている。
なお、有機ELパネル自体はパネルメーカーからの供給。従来はインナープレートもパッケージとなっておりセットメーカー側では手を加えられなかったが、65型/55型ではその制限が開放されたため、東芝でも自発光の画素セルを効率よく冷却できる高放熱インナープレートを自社開発したとのこと。なお77型と48型はモジュールでの対応だという。
新開発エンジンがクラウドと連携することで様々な放送コンテンツを高画質化するという「クラウドAI高画質テクノロジー」を搭載。同機能では、番組の詳細ジャンルごとの画質特性や、コンテンツごとの画質特徴から導き出された高画質調整データベースをクラウド上に構築。クラウドから有機ELレグザに最適な映像調整データをインプットすることでリアルな高画質を実現するとアピールしている。
同機能は、液晶モデル「Z740X」「M540X」発表時にその存在が明らかにされたもので、今回の新モデル発売に合わせて実際に機能提供がスタートする格好。アルゴリズムや考え方は液晶モデルと共通で、テレビ端末側でシリーズごとに高画質化処理を最適化している。
機能提供開始時点では、23ジャンル113番組、合計136の画質データをクラウド上に用意。番組改編期などのタイミングにあわせて順次データを追加していく予定だという。
具体的な処理としては、例えば、大河ドラマ「麒麟がくる」は4K撮影したものをBS4K、BS2K、地デジでそれぞれ放送しているが、4Kをダウンコンバートする地デジ放送はBS4Kと比べると色が濃い傾向にあるという。そのため、BS4Kをレファレンスにして色味が合うように地デジ放送には補正をかけるなどといった処理を行う。
また、バラエティーでも例えばフジテレビ系で放送されている「全力脱力タイムス」は特異なガンマを持っているとのことで、ガンマ補正をプラス方向に補正して超解像のコントロール最適化などを行うという。
初期にクラウド上に用意する補正データは2/3ほどがバラエティ番組に関するもので、そこにスポーツ系番組のデータが少々加わるようなイメージになるとのこと。同社担当者によれば、ドラマやアニメなど作家性の強い番組については、製作者の意図をなるべく尊重するためにあまり処理を加えないようにしているとのことだった。
様々な動画配信サービスごとに最適なパラメーター調整を行う「ネット動画ビューティ PRO」も引き続き搭載。地デジやBS放送の伝送圧縮で発生する文字テロップ周辺のモスキートノイズや平坦部のノイズなどを抑える「地デジAIビューティPRO」も搭載している。
内蔵した色温度センサーによって視聴している部屋の照明色と明るさを測定し、色温度も考慮して画質を最適化する「おまかせAIピクチャー」も搭載。新たに、全暗視聴の際に映画やライブコンサートなどを最適な映像で楽しめるという「おまかせシアター」モードを搭載した。
動きの早いシーンでの残像を低減しつつも輝度低下も抑制するという新機能「インパルスモーションモード」も搭載。「映像設定」メニューから同機能のオン/オフを選択できるようになった。
同機能では、高速で黒い映像を挿入するインパルス駆動によって、ホールド表示による錯覚残像を低減。さらに、インパルス駆動時の表示輝度をアップすることで、黒挿入による輝度低下も抑制している。
なお、以前のモデルでも「インパルスモード」を搭載していたが、そちらでは60Hz単位の黒挿入だったのに対し、今回は120Hz単位になった点が進化ポイントだ。
そのほか、ゲームモードは「有機EL瞬速ゲームモード」に進化。ゲームモードを選択すると上記インパルスモーションモードもデフォルトでオンになり、有機ELパネルならではの動画応答性との組み合わせによって、リアルでキレのある高速移動キャラクター映像を再現するとしている。なお、1080p120Hz、 2560×1440 60Hz入力に対応し、1080p/120Hz入力時で約9.2msecの低遅延表示を実現している。
また、ゲームモードでの輝度も向上。従来モデル「X930シリーズ」と比較し、インパルスモーションオン時で約20パーセント、インパルスモーションオフ時で約60パーセントの輝度向上を果たしている。
HDMI端子は7系統で、全端子が18Gps対応。そのうちHDMI 1〜4は高画質エンジンに直結し、ピュアダイレクトモードをオンにした際に効果を発揮するという。また、HDMI 2.1規格で策定されている各機能のうち、4K 120Hz入力には非対応だがALLM(Auto Low Latency Mode)に対応する。
音質面も強化し、77型/65型/55型には「レグザパワーオーディオ X-PRO」を、48型には「レグザパワーオーディオXD」を新搭載。「レグザパワーオーディオ PRO」では、メインスピーカー、トップトゥイーター、低音を強化する“重低音バズーカ”など合計10個のスピーカーを、合計出力142W(メインスピーカー12W×6、トップトゥイーター15W×2、重低音バズーカ20W×2)のマルチアンプで駆動することで、画面から音が出ているような迫力のあるサウンドと広がり感のある音質の実現を図っている。
各スピーカーユニットにも様々なこだわりを投入。画面から聞こえるような音像の定位と広がり感の実現を狙って新開発の大口径シルクドームトゥイーターを背面上方に向け配置したり、CNF(セルロースナノファイバー)コーティングダブル フルレンジスピーカーとアルミ振動板によるハードドームツィーターの新型2 ウェイスピーカーを前面に配置。対向型パッシブラジエータとの組み合わせで、音の解像感向上を図った。また、CNFコーティング振動板ダブルウーファーと対向型パッシブラジエーターによる新型重低音バズーカを背面に配置することで、重低音のキレの強化も狙っている。
なお、77型モデルは大容量バスレフ型重低音バズーカをスタンド部に2基搭載。大画面モデルにふさわしい重低音になるよう配慮した。
48型の「レグザパワーオーディオXD」の合計出力は72W。「レグザパワーオーディオ PRO」からバズーカユニットとトップトゥイーターを除いたフロント6スピーカーシステムを採用している。
さらに、機体背面に外部スピーカー出力端子を新搭載。手持ちのハイファイスピーカーなどを接続し、本機のリモコンで外部スピーカーをあたかも内蔵スピーカーのように操作できるようになった。
20W+20W(6Ω)の外部スピーカー専用高効率デジタルアンプを搭載。また、接続するスピーカーサイズに合わせたプリセットイコライジング機能も備えるほか、接続するスピーカーの音質調整が行える。
音質調整機能では「レグザ サウンドプロセスVIR」を搭載。高精度な全帯域補正を行うことでフラットで明瞭な音質と自然な音像定位を実現するという「VIRイコライザー」と、放送などの音声圧縮時に失われた微小領域の高調波成分を復元し、圧縮前の倍音成分をふくむ音質を再現するという「レグザサウンドリマスター」を利用できる。
そのほか、前述のようにいわゆる全録機能の「タイムシフトマシン」に対応。別売のタイムシフトマシン対応USB-HDDを利用することで、事前に設定しておいたチャンネル/時間帯のテレビ番組を自動で録画できる。
音声操作機能「ハンズフリーレグザボイス」にも対応。「オーケーレグザ、ニュースが見たい」などといったように話しかけてチャンネルを変えたり、リモコンの「ボイス」ボタンを押して、リモコンに話しかけることで録画予約したり、文字入力したりすることができる。また、Amazon Alexaも搭載し、天気を確認したり、音楽を再生したりすることもできる。
そのほか、電源ケーブルは着脱式。48型のみメガネ型端子で、それ以外のサイズは通常タイプの端子を採用している。
なお、ドルビービジョンIQやNetflix画質モード(Netflix Calibrated Mode)、Filmmaker Modeには非対応。ただし、「我々としてもそうしたモードと同じ目的を持った各種機能を搭載している」(レグザの企画・開発に長く携わっている東芝映像ソリューション 本村氏)とし、ドルビービジョンIQはレグザの「おまかせAIピクチャー」が、Netflix画質モードは「シネマモード」が、Filmmaker Modeは「リファレンスモード」がそれぞれ相当するものだと説明した。
そして「アルゴリズムは違うが考え方は同じなので同様のことができていると考えている」とコメント。「各モードに興味がないかというとそんなことはなく、採用できるものは積極的に採用していきたい」と語った。
・77X9400(77型)¥OPEN(予想実売価格未定)2020年秋発売
・65X9400(65型)¥OPEN(予想実売価格47万円前後)6月19日発売
・55X9400(55型)¥OPEN(予想実売価格30万円前後)6月19日発売
・48X9400(48型)¥OPEN(予想実売価格未定)2020年秋発売
同社有機ELテレビの最新モデルにして新たなフラグシップモデル。なお一部機能を省くなどした「X8400シリーズ」と、75型で予想実売価格25万円前後という価格を実現した4K液晶モデル「75M540X」も同時発表しており、それらはそれぞれ別項で詳細をレポートする。
新エンジン「ダブルレグザエンジン Cloud PRO」を搭載。再構成型超解像処理や自己合同性超解像処理など、様々な高画質処理でノイズを抑え高精細な映像を描き出すという高画質処理エンジンに加え、さらに緻密に高精細処理と低ノイズ処理を行うという新開発エンジンも投入したダブルエンジン構成を採用している。
また、パネルにはレグザ専用に新開発した高コントラスト有機ELパネルを採用。独自のガンマ特性、輝度特性を専用チューニングすることで、高いコントラストと高い階調性を実現したという。
さらに、65型と55型には自社開発専用設計の高放熱インナープレートを採用。放熱性を高めることでさらなる高輝度、高コントラストを 実現したとしている。
なお、有機ELパネル自体はパネルメーカーからの供給。従来はインナープレートもパッケージとなっておりセットメーカー側では手を加えられなかったが、65型/55型ではその制限が開放されたため、東芝でも自発光の画素セルを効率よく冷却できる高放熱インナープレートを自社開発したとのこと。なお77型と48型はモジュールでの対応だという。
新開発エンジンがクラウドと連携することで様々な放送コンテンツを高画質化するという「クラウドAI高画質テクノロジー」を搭載。同機能では、番組の詳細ジャンルごとの画質特性や、コンテンツごとの画質特徴から導き出された高画質調整データベースをクラウド上に構築。クラウドから有機ELレグザに最適な映像調整データをインプットすることでリアルな高画質を実現するとアピールしている。
同機能は、液晶モデル「Z740X」「M540X」発表時にその存在が明らかにされたもので、今回の新モデル発売に合わせて実際に機能提供がスタートする格好。アルゴリズムや考え方は液晶モデルと共通で、テレビ端末側でシリーズごとに高画質化処理を最適化している。
機能提供開始時点では、23ジャンル113番組、合計136の画質データをクラウド上に用意。番組改編期などのタイミングにあわせて順次データを追加していく予定だという。
具体的な処理としては、例えば、大河ドラマ「麒麟がくる」は4K撮影したものをBS4K、BS2K、地デジでそれぞれ放送しているが、4Kをダウンコンバートする地デジ放送はBS4Kと比べると色が濃い傾向にあるという。そのため、BS4Kをレファレンスにして色味が合うように地デジ放送には補正をかけるなどといった処理を行う。
また、バラエティーでも例えばフジテレビ系で放送されている「全力脱力タイムス」は特異なガンマを持っているとのことで、ガンマ補正をプラス方向に補正して超解像のコントロール最適化などを行うという。
初期にクラウド上に用意する補正データは2/3ほどがバラエティ番組に関するもので、そこにスポーツ系番組のデータが少々加わるようなイメージになるとのこと。同社担当者によれば、ドラマやアニメなど作家性の強い番組については、製作者の意図をなるべく尊重するためにあまり処理を加えないようにしているとのことだった。
様々な動画配信サービスごとに最適なパラメーター調整を行う「ネット動画ビューティ PRO」も引き続き搭載。地デジやBS放送の伝送圧縮で発生する文字テロップ周辺のモスキートノイズや平坦部のノイズなどを抑える「地デジAIビューティPRO」も搭載している。
内蔵した色温度センサーによって視聴している部屋の照明色と明るさを測定し、色温度も考慮して画質を最適化する「おまかせAIピクチャー」も搭載。新たに、全暗視聴の際に映画やライブコンサートなどを最適な映像で楽しめるという「おまかせシアター」モードを搭載した。
動きの早いシーンでの残像を低減しつつも輝度低下も抑制するという新機能「インパルスモーションモード」も搭載。「映像設定」メニューから同機能のオン/オフを選択できるようになった。
同機能では、高速で黒い映像を挿入するインパルス駆動によって、ホールド表示による錯覚残像を低減。さらに、インパルス駆動時の表示輝度をアップすることで、黒挿入による輝度低下も抑制している。
なお、以前のモデルでも「インパルスモード」を搭載していたが、そちらでは60Hz単位の黒挿入だったのに対し、今回は120Hz単位になった点が進化ポイントだ。
そのほか、ゲームモードは「有機EL瞬速ゲームモード」に進化。ゲームモードを選択すると上記インパルスモーションモードもデフォルトでオンになり、有機ELパネルならではの動画応答性との組み合わせによって、リアルでキレのある高速移動キャラクター映像を再現するとしている。なお、1080p120Hz、 2560×1440 60Hz入力に対応し、1080p/120Hz入力時で約9.2msecの低遅延表示を実現している。
また、ゲームモードでの輝度も向上。従来モデル「X930シリーズ」と比較し、インパルスモーションオン時で約20パーセント、インパルスモーションオフ時で約60パーセントの輝度向上を果たしている。
HDMI端子は7系統で、全端子が18Gps対応。そのうちHDMI 1〜4は高画質エンジンに直結し、ピュアダイレクトモードをオンにした際に効果を発揮するという。また、HDMI 2.1規格で策定されている各機能のうち、4K 120Hz入力には非対応だがALLM(Auto Low Latency Mode)に対応する。
音質面も強化し、77型/65型/55型には「レグザパワーオーディオ X-PRO」を、48型には「レグザパワーオーディオXD」を新搭載。「レグザパワーオーディオ PRO」では、メインスピーカー、トップトゥイーター、低音を強化する“重低音バズーカ”など合計10個のスピーカーを、合計出力142W(メインスピーカー12W×6、トップトゥイーター15W×2、重低音バズーカ20W×2)のマルチアンプで駆動することで、画面から音が出ているような迫力のあるサウンドと広がり感のある音質の実現を図っている。
各スピーカーユニットにも様々なこだわりを投入。画面から聞こえるような音像の定位と広がり感の実現を狙って新開発の大口径シルクドームトゥイーターを背面上方に向け配置したり、CNF(セルロースナノファイバー)コーティングダブル フルレンジスピーカーとアルミ振動板によるハードドームツィーターの新型2 ウェイスピーカーを前面に配置。対向型パッシブラジエータとの組み合わせで、音の解像感向上を図った。また、CNFコーティング振動板ダブルウーファーと対向型パッシブラジエーターによる新型重低音バズーカを背面に配置することで、重低音のキレの強化も狙っている。
なお、77型モデルは大容量バスレフ型重低音バズーカをスタンド部に2基搭載。大画面モデルにふさわしい重低音になるよう配慮した。
48型の「レグザパワーオーディオXD」の合計出力は72W。「レグザパワーオーディオ PRO」からバズーカユニットとトップトゥイーターを除いたフロント6スピーカーシステムを採用している。
さらに、機体背面に外部スピーカー出力端子を新搭載。手持ちのハイファイスピーカーなどを接続し、本機のリモコンで外部スピーカーをあたかも内蔵スピーカーのように操作できるようになった。
20W+20W(6Ω)の外部スピーカー専用高効率デジタルアンプを搭載。また、接続するスピーカーサイズに合わせたプリセットイコライジング機能も備えるほか、接続するスピーカーの音質調整が行える。
音質調整機能では「レグザ サウンドプロセスVIR」を搭載。高精度な全帯域補正を行うことでフラットで明瞭な音質と自然な音像定位を実現するという「VIRイコライザー」と、放送などの音声圧縮時に失われた微小領域の高調波成分を復元し、圧縮前の倍音成分をふくむ音質を再現するという「レグザサウンドリマスター」を利用できる。
そのほか、前述のようにいわゆる全録機能の「タイムシフトマシン」に対応。別売のタイムシフトマシン対応USB-HDDを利用することで、事前に設定しておいたチャンネル/時間帯のテレビ番組を自動で録画できる。
音声操作機能「ハンズフリーレグザボイス」にも対応。「オーケーレグザ、ニュースが見たい」などといったように話しかけてチャンネルを変えたり、リモコンの「ボイス」ボタンを押して、リモコンに話しかけることで録画予約したり、文字入力したりすることができる。また、Amazon Alexaも搭載し、天気を確認したり、音楽を再生したりすることもできる。
そのほか、電源ケーブルは着脱式。48型のみメガネ型端子で、それ以外のサイズは通常タイプの端子を採用している。
なお、ドルビービジョンIQやNetflix画質モード(Netflix Calibrated Mode)、Filmmaker Modeには非対応。ただし、「我々としてもそうしたモードと同じ目的を持った各種機能を搭載している」(レグザの企画・開発に長く携わっている東芝映像ソリューション 本村氏)とし、ドルビービジョンIQはレグザの「おまかせAIピクチャー」が、Netflix画質モードは「シネマモード」が、Filmmaker Modeは「リファレンスモード」がそれぞれ相当するものだと説明した。
そして「アルゴリズムは違うが考え方は同じなので同様のことができていると考えている」とコメント。「各モードに興味がないかというとそんなことはなく、採用できるものは積極的に採用していきたい」と語った。