HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース
公開日 2020/09/24 13:22
GLIDiC、新完全ワイヤレスイヤホン「Sound Air TW-7100/TW-5100」。カナルワークス監修設計
Tile機能にもブランド初対応
SB C&Sは、オーディオブランド「GLIDiC」の完全ワイヤレスイヤホン新モデルとして、「Sound Air TW-7100」「Sound Air TW-5100」を10月23日に発売する。本日9月24日から予約を開始、価格はオープンだが、ソフトバンクセレクションオンラインショップでの販売価格は、Sound Air TW-7100が14,900円(税込)、Sound Air TW-5100が9,790円(税込)。
Sound Air TW-7100は、従来モデル「Sound Air TW-7000」の後継機にあたり、厚みのある豊かな中低域の再生力は継承しながら、さらに高域の伸びをプラス。より洗練されたサウンドに進化したとしている。
イヤホンの筐体設計はカナルワークスが監修。従来モデルの形状を継承しつつ、カスタムIEMのようなデザインとし、フィット感を高める工夫が施されている。
まずノズルの深さと角度を最適化。また耳の形にフィットさせるため、くぼみや膨らみを持たせた形状を採用した。さらに上部には指で持ちやすいようくぼみを持たせるなど、つけ外しの際の利便性にも配慮されている。
本体はIPX4の防水性能を装備。カラーはアーバンブラックとシャンパンゴールドの2色展開となる。
充電ケースにはアルミ素材を採用。手触りの良さや高級感にこだわったデザインとし、充電LEDはアルミを透過して見える設計になっている。充電端子にはUSB Type-Cを採用する。
Bluetoothはバージョン5.0、対応コーデックはSBC/AACに加えてaptXもサポートする。連続再生時間はイヤホン単体で約12時間、ケース併用で約30時間の使用が可能。急速充電対応で、充電10分で約3時間の使用が可能だ。
イヤーピースはオリジナルで、ベーシックタイプとコンフォートタイプの2種類を付属する。「音質やフィット感の好みに合わせて調整することを想定」しているとし、音質はベーシックタイプでは音の輪郭がよりはっきりと、コンフォートタイプは柔らかくなる傾向だと紹介された。
Sound Air TW-5100は従来モデル「Sound Air TW-5000s」の後継機にあたり、「ワイヤレス体験をよりカジュアルに」をテーマにブラッシュアップ。従来モデルを踏襲した四角い充電ケースは、角を落として丸みを持たせることで持ちやすくなっているという。こちらも充電端子はUSB Type-C。
本モデルもカナルワークス監修で筐体を設計。こちらも従来を踏襲したニュートラルなデザインとしながらも、Sound Air TW-7100と同じく耳に収まる角度やノズル形状、長さのバランスの最適化が図られている。また操作ボタンも押しやすさと、押してもズレにくい装着性を両立した配置にしたとしている。
本体カラーはブラック、ホワイト、ライトブルーの3色をラインナップ。本機もIPX4の防水性能を装備する。音質面では、低域から高域まで楽器の音やボーカルがクリアに聞こえるサウンドに仕上げたとしており、長時間でも心地よく聴き続けられるとのこと。
Bluetoothはバージョン5.0、対応コーデックはSBC/AAC/aptX。連続再生時間は従来から大きく伸長し、イヤホン単体で約8時間、ケース併用で最大約28時間の使用が可能となる。また本モデルも急速充電に対応し、10分の充電で約2時間の音楽再生も行える。
2モデルとも外音取り込み機能も搭載しており、それぞれ従来モデルよりもさらに自然な集音を実現したという。またGLIDiC初となる「Tile機能」も搭載し、イヤホン紛失時にスマートフォン上で探すことが可能となっている。
同社は本日オンライン発表会を開催、改めてGLIDiC事業についての紹介と新製品の説明が行われた。
GLIDiCはモバイル製品との組み合わせに注力したオーディオブランドとして、2016年に立ち上げ。今年10月に5年目を迎える。20代から30代のスマホユーザーをメインターゲットとし、本日発表したSound Air TW-7100は「高級感やプロらしい使い勝手にこだわる方に」、Sound Air TW-5100は「よりカジュアルにつかいこなしたいユーザーに」向けたモデルとのこと。
また、ミニマム設計が特徴の従来機種「Sound Air TW-6000」はコンパクトな形状に魅力を感じる方に、「Sound Air SPT-7000」はスポーツ向けモデルとして、走る人や運動時に使用したいユーザーをターゲットとし、幅広く製品ラインナップを取り揃えている。
いずれも「Function」「Design」「Sound」を開発コンセプトに、モバイルのトレンドや技術進化に合わせた機能、日常に溶け込むスタイリッシュなデザイン性、音質面ではボーカルが際立つ設計とすることで、音楽だけでなく、動画や通話でも性能を発揮するサウンドを提供。従来製品は国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP」をはじめ、国内外のデザイン賞も多数受賞するなど評価も高く、累計出荷本数は100万台以上を突破したとのこと。
2018年発売の「Sound Air TW-7000」から、筐体設計についてカナルワークス監修デザインを採用しているGLIDiC。今回、コンシューマ事業本部・商品本部・商品第1統括部・AVMD部・AV企画課の中村拓哉氏、カナルワークス(株)代表取締役の林一博氏による対談形式で、コラボレーションの経緯が紹介された。
中村氏は「ユーザーから、イヤホンが小さくて紛失が不安、耳に合わず痛くならないか心配といった不安の声が多くある。その点をカバーするため、 “フィット感のプロフェッショナル” に依頼しようということになった」と説明。そこで、カスタムIEMを制作する国内メーカーであるカナルワークスに依頼し、およそ3年前から共同開発をスタート。Sound Air TW-7000などはカスタムIEMに近い形状で、実際にユーザーからもフィット感が高いと好評を得ているとのこと。
上述のとおり、本日発表したSound Air TW-7100では、その従来モデルの形状を生かしながら、イヤーピースの位置や深さ、角度を調整し、カナルワークスの持つ耳穴形状の統計データから、多くのユーザーにフィットするよう検討を重ねたという。
Sound Air TW-5100はデザイン面でも、初めて完全ワイヤレスを使うようなユーザー層を想定したとのことで、林氏は「耳へのフィット感を確保するのは、Sound Air TW-5100の方が難しかった」と語る。そうした中でもノズルの長さや角度など工夫して設計したとのこと。
さらにSound Air TW-7100ではカナルワークス製品にも設けられている本体上部のくぼみ形状を採用し、付け外しのしやすさに配慮、Sound Air TW-5100はボタン配置を工夫するなど、使い勝手も含めてデザインされている。より良い装着感のため、内蔵するパーツも内側かつ下に集める方が良いなど、「フィット感だけでなく、トータルの使いやすさを一緒に検討していけることも、より良い製品作りにつながっている」という。
林氏は「カナルワークスとして完全ワイヤレスイヤホンのデザインを手がけるのは初の試みだった。内容物とのバランスなど難しい部分も多くあるが、幅広いユーザーに、イヤホンのフィット感が高まるとより音楽も楽しめるということを知ってもらい、カスタムIEMに興味を持つきっかけになってくれたら」と、コラボレーションに対する思いを語った。
また新たに採用したTile機能についても説明。Tile社の “大事なものをなくさない世界の実現” というコンセプトが、同社の完全ワイヤレスイヤホンの新たな付加価値になると考え、機能搭載を決めたとのこと。
なお新モデルで採用するBluetoothチップや振動板など詳細については、「いずれのモデルも非公開だが、現時点での最新のものを使用。振動板の大きさや材質も変更した。バッテリーは従来と同じ形状のものを使用しているが、最新のBluetoothチップを用いることで消費電力を抑え、再生時間の伸長を可能にした」と回答した。
Sound Air TW-7100は、従来モデル「Sound Air TW-7000」の後継機にあたり、厚みのある豊かな中低域の再生力は継承しながら、さらに高域の伸びをプラス。より洗練されたサウンドに進化したとしている。
イヤホンの筐体設計はカナルワークスが監修。従来モデルの形状を継承しつつ、カスタムIEMのようなデザインとし、フィット感を高める工夫が施されている。
まずノズルの深さと角度を最適化。また耳の形にフィットさせるため、くぼみや膨らみを持たせた形状を採用した。さらに上部には指で持ちやすいようくぼみを持たせるなど、つけ外しの際の利便性にも配慮されている。
本体はIPX4の防水性能を装備。カラーはアーバンブラックとシャンパンゴールドの2色展開となる。
充電ケースにはアルミ素材を採用。手触りの良さや高級感にこだわったデザインとし、充電LEDはアルミを透過して見える設計になっている。充電端子にはUSB Type-Cを採用する。
Bluetoothはバージョン5.0、対応コーデックはSBC/AACに加えてaptXもサポートする。連続再生時間はイヤホン単体で約12時間、ケース併用で約30時間の使用が可能。急速充電対応で、充電10分で約3時間の使用が可能だ。
イヤーピースはオリジナルで、ベーシックタイプとコンフォートタイプの2種類を付属する。「音質やフィット感の好みに合わせて調整することを想定」しているとし、音質はベーシックタイプでは音の輪郭がよりはっきりと、コンフォートタイプは柔らかくなる傾向だと紹介された。
Sound Air TW-5100は従来モデル「Sound Air TW-5000s」の後継機にあたり、「ワイヤレス体験をよりカジュアルに」をテーマにブラッシュアップ。従来モデルを踏襲した四角い充電ケースは、角を落として丸みを持たせることで持ちやすくなっているという。こちらも充電端子はUSB Type-C。
本モデルもカナルワークス監修で筐体を設計。こちらも従来を踏襲したニュートラルなデザインとしながらも、Sound Air TW-7100と同じく耳に収まる角度やノズル形状、長さのバランスの最適化が図られている。また操作ボタンも押しやすさと、押してもズレにくい装着性を両立した配置にしたとしている。
本体カラーはブラック、ホワイト、ライトブルーの3色をラインナップ。本機もIPX4の防水性能を装備する。音質面では、低域から高域まで楽器の音やボーカルがクリアに聞こえるサウンドに仕上げたとしており、長時間でも心地よく聴き続けられるとのこと。
Bluetoothはバージョン5.0、対応コーデックはSBC/AAC/aptX。連続再生時間は従来から大きく伸長し、イヤホン単体で約8時間、ケース併用で最大約28時間の使用が可能となる。また本モデルも急速充電に対応し、10分の充電で約2時間の音楽再生も行える。
2モデルとも外音取り込み機能も搭載しており、それぞれ従来モデルよりもさらに自然な集音を実現したという。またGLIDiC初となる「Tile機能」も搭載し、イヤホン紛失時にスマートフォン上で探すことが可能となっている。
同社は本日オンライン発表会を開催、改めてGLIDiC事業についての紹介と新製品の説明が行われた。
GLIDiCはモバイル製品との組み合わせに注力したオーディオブランドとして、2016年に立ち上げ。今年10月に5年目を迎える。20代から30代のスマホユーザーをメインターゲットとし、本日発表したSound Air TW-7100は「高級感やプロらしい使い勝手にこだわる方に」、Sound Air TW-5100は「よりカジュアルにつかいこなしたいユーザーに」向けたモデルとのこと。
また、ミニマム設計が特徴の従来機種「Sound Air TW-6000」はコンパクトな形状に魅力を感じる方に、「Sound Air SPT-7000」はスポーツ向けモデルとして、走る人や運動時に使用したいユーザーをターゲットとし、幅広く製品ラインナップを取り揃えている。
いずれも「Function」「Design」「Sound」を開発コンセプトに、モバイルのトレンドや技術進化に合わせた機能、日常に溶け込むスタイリッシュなデザイン性、音質面ではボーカルが際立つ設計とすることで、音楽だけでなく、動画や通話でも性能を発揮するサウンドを提供。従来製品は国内最大級のオーディオビジュアルアワード「VGP」をはじめ、国内外のデザイン賞も多数受賞するなど評価も高く、累計出荷本数は100万台以上を突破したとのこと。
2018年発売の「Sound Air TW-7000」から、筐体設計についてカナルワークス監修デザインを採用しているGLIDiC。今回、コンシューマ事業本部・商品本部・商品第1統括部・AVMD部・AV企画課の中村拓哉氏、カナルワークス(株)代表取締役の林一博氏による対談形式で、コラボレーションの経緯が紹介された。
中村氏は「ユーザーから、イヤホンが小さくて紛失が不安、耳に合わず痛くならないか心配といった不安の声が多くある。その点をカバーするため、 “フィット感のプロフェッショナル” に依頼しようということになった」と説明。そこで、カスタムIEMを制作する国内メーカーであるカナルワークスに依頼し、およそ3年前から共同開発をスタート。Sound Air TW-7000などはカスタムIEMに近い形状で、実際にユーザーからもフィット感が高いと好評を得ているとのこと。
上述のとおり、本日発表したSound Air TW-7100では、その従来モデルの形状を生かしながら、イヤーピースの位置や深さ、角度を調整し、カナルワークスの持つ耳穴形状の統計データから、多くのユーザーにフィットするよう検討を重ねたという。
Sound Air TW-5100はデザイン面でも、初めて完全ワイヤレスを使うようなユーザー層を想定したとのことで、林氏は「耳へのフィット感を確保するのは、Sound Air TW-5100の方が難しかった」と語る。そうした中でもノズルの長さや角度など工夫して設計したとのこと。
さらにSound Air TW-7100ではカナルワークス製品にも設けられている本体上部のくぼみ形状を採用し、付け外しのしやすさに配慮、Sound Air TW-5100はボタン配置を工夫するなど、使い勝手も含めてデザインされている。より良い装着感のため、内蔵するパーツも内側かつ下に集める方が良いなど、「フィット感だけでなく、トータルの使いやすさを一緒に検討していけることも、より良い製品作りにつながっている」という。
林氏は「カナルワークスとして完全ワイヤレスイヤホンのデザインを手がけるのは初の試みだった。内容物とのバランスなど難しい部分も多くあるが、幅広いユーザーに、イヤホンのフィット感が高まるとより音楽も楽しめるということを知ってもらい、カスタムIEMに興味を持つきっかけになってくれたら」と、コラボレーションに対する思いを語った。
また新たに採用したTile機能についても説明。Tile社の “大事なものをなくさない世界の実現” というコンセプトが、同社の完全ワイヤレスイヤホンの新たな付加価値になると考え、機能搭載を決めたとのこと。
なお新モデルで採用するBluetoothチップや振動板など詳細については、「いずれのモデルも非公開だが、現時点での最新のものを使用。振動板の大きさや材質も変更した。バッテリーは従来と同じ形状のものを使用しているが、最新のBluetoothチップを用いることで消費電力を抑え、再生時間の伸長を可能にした」と回答した。