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公開日 2021/08/05 17:22
シャープ21年度1Q決算、高付加価値化を推進した白物やテレビが伸びて前年同期から大幅伸長
国内で好調を維持、海外も伸長
シャープ(株)は本日、2021年度第1四半期の決算説明会を開催し、同社代表取締役社長 兼 COO 野村勝明氏が説明を行なった。
2021年度第1四半期は、売上高6,115億円で前年同期比18.9%増、営業利益は183億円で前年同期比86.3%増、経常利益は256億円で2.3倍、純利益は216億円で2.6倍と大幅に伸長した。
「白物家電、テレビは高付加価値化を進めたことなどから国内での好調が継続するとともに、海外も大幅に伸長。また新型コロナウィルスの影響から前年同期は業績が落ち込んだMFP事業と、ディスプレイデバイスが大幅に回復した」という。その結果、スマートライフ、8Kエコシステム、ディスプレイデバイスの3セグメントで売上高、営業利益が大きく伸長し、全社の増収増益を牽引した。
売上高はブランド事業で前年比17.2%増、デバイス事業では19.8%増となった。営業利益はブランド事業で前年比24%増、デバイス事業では前年同期の15億円の赤字から58億円回復、43億円の黒字。「部材隘路や原材料価格高騰、物流コスト増加の影響はあったが、営業利益も大きく改善した」という。
ブランド事業では、スマートライフが売上高前年同期比16.4%増、白物家電は高付加価値モデルが好調で大きく伸長。北米では調理家電が大幅増加、アジアは販売強化したインドネシアやフィリピン中心に増収と、海外売り上げが大幅に伸長した。国内は冷蔵庫など大型家電の好調、プラズマクラスターの堅調で2桁伸長となった。
8Kエコシステムは売上高が前年同期比36.8%増。前年同期は新型コロナウィルスの影響でビジネスソリューション事業の業績が大きく落ち込んだが、今期は順調に回復した。高付加価値化の推進で国内テレビの売り上げが大きく伸長。また営業利益は8.3倍となった。
ICTでは、売上高が前年同期比5.1%減。「半導体隘路に加え、通信事業でミドルレンジの販売比率が増加したことによる。ただし海外PC事業が欧州で大幅に伸長した」という。営業利益は53.5%減。「販売減少に加え、半導体など部材価格が上昇したことによる。こうした状況下でも通信事業やPC事業はひきつづき着実に黒字を確保している」とした。
デバイス事業では、ディスプレイデバイスが売上高が前年同期比24.1%増。「半導体隘路の影響があったが車載向けが回復、PCタブレット向けも堅調で中型ディスプレイが伸長」という。営業利益は前年同期30億円の赤字から63億円回復し33億円の黒字となった。
エレクトロニックデバイスは、売上高が前年同期比11.4%増。「堅調な顧客需要を取り込んだ」という。営業利益は26.1%減だが、前年度第4四半期からの黒字転換を果たしている。
2021年度第1四半期は、売上高6,115億円で前年同期比18.9%増、営業利益は183億円で前年同期比86.3%増、経常利益は256億円で2.3倍、純利益は216億円で2.6倍と大幅に伸長した。
「白物家電、テレビは高付加価値化を進めたことなどから国内での好調が継続するとともに、海外も大幅に伸長。また新型コロナウィルスの影響から前年同期は業績が落ち込んだMFP事業と、ディスプレイデバイスが大幅に回復した」という。その結果、スマートライフ、8Kエコシステム、ディスプレイデバイスの3セグメントで売上高、営業利益が大きく伸長し、全社の増収増益を牽引した。
売上高はブランド事業で前年比17.2%増、デバイス事業では19.8%増となった。営業利益はブランド事業で前年比24%増、デバイス事業では前年同期の15億円の赤字から58億円回復、43億円の黒字。「部材隘路や原材料価格高騰、物流コスト増加の影響はあったが、営業利益も大きく改善した」という。
ブランド事業では、スマートライフが売上高前年同期比16.4%増、白物家電は高付加価値モデルが好調で大きく伸長。北米では調理家電が大幅増加、アジアは販売強化したインドネシアやフィリピン中心に増収と、海外売り上げが大幅に伸長した。国内は冷蔵庫など大型家電の好調、プラズマクラスターの堅調で2桁伸長となった。
8Kエコシステムは売上高が前年同期比36.8%増。前年同期は新型コロナウィルスの影響でビジネスソリューション事業の業績が大きく落ち込んだが、今期は順調に回復した。高付加価値化の推進で国内テレビの売り上げが大きく伸長。また営業利益は8.3倍となった。
ICTでは、売上高が前年同期比5.1%減。「半導体隘路に加え、通信事業でミドルレンジの販売比率が増加したことによる。ただし海外PC事業が欧州で大幅に伸長した」という。営業利益は53.5%減。「販売減少に加え、半導体など部材価格が上昇したことによる。こうした状況下でも通信事業やPC事業はひきつづき着実に黒字を確保している」とした。
デバイス事業では、ディスプレイデバイスが売上高が前年同期比24.1%増。「半導体隘路の影響があったが車載向けが回復、PCタブレット向けも堅調で中型ディスプレイが伸長」という。営業利益は前年同期30億円の赤字から63億円回復し33億円の黒字となった。
エレクトロニックデバイスは、売上高が前年同期比11.4%増。「堅調な顧客需要を取り込んだ」という。営業利益は26.1%減だが、前年度第4四半期からの黒字転換を果たしている。