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公開日 2022/01/12 13:20

ケンウッド、360度撮影の2カメラドライブレコーダー「DRV-C770R」

夜間撮影に強いCMOSセンサー「STARVIS」搭載
編集部:伴 修二郎
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JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、360度撮影対応の2カメラドライブレコーダー「DRV-C770R」を2月下旬から発売する。価格はオープンだが、税込40,700円前後での実売が予想される。

「DRV-C770R」

前方と左右、および車室内の録画に対応するフロント用の360度撮影対応カメラと、対角約163度の広視野角レンズを備え、フルハイビジョン録画に対応する後方撮影用リアカメラの、計2カメラを搭載。これにより、並走車による側方からの幅寄せや車内トラブル、後方からのあおり運転といった、運転中に想定される様々な危険なシーンを録画可能とアピールする。

前後2カメラともに、暗い場所での撮影に強い高感度CMOSセンサー「STARVIS」を搭載。加えて、同社独自の映像技術によるチューニングを施したことで総合的に画質が向上し、夜間やトンネルなどの暗いシーンの撮影でも鮮明に録画するとしている。

また、2カメラともにHDR機能を搭載。逆光やトンネルの出入り口といった、激しい環境時に起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑制するとしている。さらに、個別に7段階で調整可能な「明るさ調整機能」を搭載。これにより、リアガラスがスモークガラスの場合でも、透過率に合わせてリアカメラの明るさのみを調整が可能だ。

フロント用カメラでは、2.4型のフルカラーTFT液晶パネルを搭載。1画面(前方/車内/リアカメラ/左/右)、2画面(前方/リアカメラ)、4画面(前方/左/右/リアカメラ)、パノラマ(パノラマ/リアカメラ)の計4種類の画面表示モードを備え、録画映像を確認する際に各モード切り替えて表示が可能となる。

録画面では、計4つの録画機能を搭載。エンジンON/OFFに連動して自動録画を行う「常時録音」、常時録画とは異なるフォルダに記録する手動録画機能も備え、手動録画を素早く開始できるよう配慮した「緊急イチ押し録画ボタン」もフロント用本体に装備している。また、左右、上下の3軸Gセンサー搭載により、突発的な衝撃や速度変化を検知すると自動録画を開始して常時録音と異なるフォルダに記録する「イベント記録」なども搭載している。

さらに、別売の車載電源ケーブル「CA-DR100」を使用することで、バッテリーの電圧監視に対応した最長24時間の駐車録画を行える「常時監視モード」、駐車中に衝撃を検知すると高速で録画開始する24時間365日対応の「衝撃検知モード」の、計2種類の「駐車録画」モードも備える。

記録メディアには、microSDカード16GB〜128GB V30以上を推奨。SDカードの録画領域をあらかじめ確保して断片化を未然に防止する「SDカードメンテナンスフリー機能」や、SDカードの交換時期を通知し録画エラーを未然に防ぐ「SDカード寿命告知機能」も搭載。ほか、高耐久で信頼性が高い「3D NAND型32GB microSDカード」も付属する。

そのほか、12V車/24V車に対応し、24V車にもそのまま取付可能。高感度GPSや測位衛星受信回路を備え、自車位置を記録しPC用連携ソフトにて走行記録の確認が可能。1秒間に撮影するコマ数を適正に設定し、信号機の無点灯記録を防ぐ「LED信号機対応」もサポートする。

車両電源のアクシデントからファイル破損を防ぐバックアップ電源「スーパーキャパシター」を搭載。1律4万円の補償金が支払われる交通事故時ドライブレコーダー買替補償金制度に対応するほか、PCで詳細なドライブ情報を確認できる専用ビューアーソフト「KENWOOD ROUTE WATCHER II」も用意する。外形寸法/質量は、フロントがW74mm×H86.7mm×D31.2mm/139g、リアが60mm×25mm×29mm/28g。

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