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公開日 2022/12/02 11:00
フジヤエービック、ヘッドホン/ポータブルオーディオのレンタルサービス。「ONZO」とコラボ
アユート取り扱いの製品からスタート
フジヤエービックは、本日12月2日より、同社のECサイトにて新たにポータブルオーディオ機器の「レンタル事業」を開始する。その第一弾として、Astell&KernのDAP「A&ultima SP3000」などを含む22機種が登場する。
今回のレンタルサービスは、まずは(株)アユート取り扱いの製品からスタート。具体的には上記の「A&ultima SP3000」や「A&ultima SP2000T」などのDAP、CHORDの「Hugo2」「Mojo2」などのアンプ、ULTRASONEの「Signature MASTER」「Signature NATURAL」「Signature PULSE」などのヘッドホン、qdcの「Dmagic Solo」など全22アイテム。「AK HC2」や「Dmagic Solo」といった小型アイテムは2,700円、一番高額なSP3000は19,800円と、製品本体の価格に応じたレンタル価格設定となっている。
実際のレンタル方法については、フジヤエービックのECサイトに、購入ボタンに加えて新たに「レンタルボタン」が設置される。そのレンタルボタンから、購入と同等の手続きでレンタルができるようになる。
このレンタル事業は、フジヤエービックと、オーディオサブスク事業を展開するONZOとのコラボレーションによって実現したもの。フジヤエービックの石曽根氏によると、以前から小売以外の新しい取り組みをやりたいと考えていたことに加え、レンタル事業によって新しいヘッドホンユーザーを開拓したいという思いがあったのだという。
特に昨今はオーディオ機器の高額化が進み、「ちょっと試してみたいが購入はハードルが高い」と言われるケースが多くあるという。フジヤエービックとしても、これまで店頭展開や「ヘッドホン祭り」「ポタ研」等のイベントで試聴できる機会を設けてきたが、やはり「自宅システムと組み合わせて試したい」「静かな環境でしっかり聴きたい」という声が年々高まってきている。また、遠方でなかなかイベントに参加しづらいユーザーに対しても、レンタルサービスはヘッドホンへの関心を高めてもらう大きなきっかけになるのではないか、と期待を寄せる。
このプロジェクトには、ONZOが提供する“既存のECサイトにレンタルサービスを追加できるITソリューション”「marvle(マーブル)」が活用されている。ONZOのCEOである知場氏は元々オーディオマニアで、ユーザーとしても何度もヘッドホン祭りに足を運んだことがあり、「ITの力でもっとオーディオ市場を盛り上げたい!」という強い思いからONZOやmarvleのサービスをスタートさせたのだという。
手続きはとても簡単。
1.フジヤエービックのサイトから、レンタルしたい製品を申し込む
2.自宅など、送付してほしい住所を登録する
3.数日以内に、「電話」がかかってきて、本人確認を行う
4.確認が取れたら、レンタル製品が送られてくる
5.レンタル期間が終了したら、送られてきた梱包箱に入れて、同封の返送用伝票で返送する
レンタルビジネスというと、盗難などのリスクも考えられそうだが、サービス利用にあたっては「クレジットカードの登録」が必須となること、また「電話」で本人確認を行うフローを加えることで、リスクを減らす工夫がなされているという。
レンタル期間は、まず最初は1週間(7泊8日)を予定しているが、今後ユーザーからの要望に応じて柔軟な展開も検討しているという。
ちなみにONZOのサブスクリプションサービスとの違いは、ONZOは毎月定額で700種類近い製品を借りられるのに対して、フジヤエービックのサービスは、1週間など期間を定めてその都度ごとに借りるといった違いがある。
レンタルにあたってはフジヤエービック/ONZOのどちらのサービスにも会員登録は不要となるが、レンタル終了後、気に入って購入したい場合は、レンタル代相当の「クーポン券」が発行される。このクーポン券を利用したい場合はフジヤエービックへのサイトへの会員登録が必要となる。
また、万一故障や破損などのトラブルがあった場合は、すぐに連絡してほしいと呼びかける。基本的にユーザーに弁済を求めることはないというが、悪質性が認められる場合は、警察など諸機関も交えて対応するという。こういったフォローアップには、ONZOがサブスク事業で培ってきたノウハウが生きてくる。
知場氏によると、レンタルビジネスには2種類の需要があり、購入する前にお試しで使いたい「レンタルコマース」と、日常的には使用しないものを一時的にレンタルする「シェアリング」(例:成人式の着物など)の2種類があるという。今回のようなオーディオ機器の場合はレンタルコマースとしての使い方が想定されるが、例えば自宅パーティを開催する時だけ借りる「シェアリング」的な使い方にも期待ができそうだ。
今後さらなるラインナップの拡充を進めており、製品のバリエーションを増やすことはもちろん、たとえば「30万円ヘッドホン聴き比べセット」や、「リケーブル聴き比べセット」といった複数ブランドを横断したプランなども考えていきたいという。
フジヤエービックとしても、「これからスタートする新しいサービスなので、皆様からの借りたい製品のリクエストや、レンタル期間など使い勝手についての要望なども大募集しています!」と力強くアピール。自宅でじっくり試したい方、またイベントにはなかなか参加が難しいという方も、ぜひレンタルサービスの活用を検討してみてほしい。
今回のレンタルサービスは、まずは(株)アユート取り扱いの製品からスタート。具体的には上記の「A&ultima SP3000」や「A&ultima SP2000T」などのDAP、CHORDの「Hugo2」「Mojo2」などのアンプ、ULTRASONEの「Signature MASTER」「Signature NATURAL」「Signature PULSE」などのヘッドホン、qdcの「Dmagic Solo」など全22アイテム。「AK HC2」や「Dmagic Solo」といった小型アイテムは2,700円、一番高額なSP3000は19,800円と、製品本体の価格に応じたレンタル価格設定となっている。
実際のレンタル方法については、フジヤエービックのECサイトに、購入ボタンに加えて新たに「レンタルボタン」が設置される。そのレンタルボタンから、購入と同等の手続きでレンタルができるようになる。
このレンタル事業は、フジヤエービックと、オーディオサブスク事業を展開するONZOとのコラボレーションによって実現したもの。フジヤエービックの石曽根氏によると、以前から小売以外の新しい取り組みをやりたいと考えていたことに加え、レンタル事業によって新しいヘッドホンユーザーを開拓したいという思いがあったのだという。
特に昨今はオーディオ機器の高額化が進み、「ちょっと試してみたいが購入はハードルが高い」と言われるケースが多くあるという。フジヤエービックとしても、これまで店頭展開や「ヘッドホン祭り」「ポタ研」等のイベントで試聴できる機会を設けてきたが、やはり「自宅システムと組み合わせて試したい」「静かな環境でしっかり聴きたい」という声が年々高まってきている。また、遠方でなかなかイベントに参加しづらいユーザーに対しても、レンタルサービスはヘッドホンへの関心を高めてもらう大きなきっかけになるのではないか、と期待を寄せる。
このプロジェクトには、ONZOが提供する“既存のECサイトにレンタルサービスを追加できるITソリューション”「marvle(マーブル)」が活用されている。ONZOのCEOである知場氏は元々オーディオマニアで、ユーザーとしても何度もヘッドホン祭りに足を運んだことがあり、「ITの力でもっとオーディオ市場を盛り上げたい!」という強い思いからONZOやmarvleのサービスをスタートさせたのだという。
手続きはとても簡単。
1.フジヤエービックのサイトから、レンタルしたい製品を申し込む
2.自宅など、送付してほしい住所を登録する
3.数日以内に、「電話」がかかってきて、本人確認を行う
4.確認が取れたら、レンタル製品が送られてくる
5.レンタル期間が終了したら、送られてきた梱包箱に入れて、同封の返送用伝票で返送する
レンタルビジネスというと、盗難などのリスクも考えられそうだが、サービス利用にあたっては「クレジットカードの登録」が必須となること、また「電話」で本人確認を行うフローを加えることで、リスクを減らす工夫がなされているという。
レンタル期間は、まず最初は1週間(7泊8日)を予定しているが、今後ユーザーからの要望に応じて柔軟な展開も検討しているという。
ちなみにONZOのサブスクリプションサービスとの違いは、ONZOは毎月定額で700種類近い製品を借りられるのに対して、フジヤエービックのサービスは、1週間など期間を定めてその都度ごとに借りるといった違いがある。
レンタルにあたってはフジヤエービック/ONZOのどちらのサービスにも会員登録は不要となるが、レンタル終了後、気に入って購入したい場合は、レンタル代相当の「クーポン券」が発行される。このクーポン券を利用したい場合はフジヤエービックへのサイトへの会員登録が必要となる。
また、万一故障や破損などのトラブルがあった場合は、すぐに連絡してほしいと呼びかける。基本的にユーザーに弁済を求めることはないというが、悪質性が認められる場合は、警察など諸機関も交えて対応するという。こういったフォローアップには、ONZOがサブスク事業で培ってきたノウハウが生きてくる。
知場氏によると、レンタルビジネスには2種類の需要があり、購入する前にお試しで使いたい「レンタルコマース」と、日常的には使用しないものを一時的にレンタルする「シェアリング」(例:成人式の着物など)の2種類があるという。今回のようなオーディオ機器の場合はレンタルコマースとしての使い方が想定されるが、例えば自宅パーティを開催する時だけ借りる「シェアリング」的な使い方にも期待ができそうだ。
今後さらなるラインナップの拡充を進めており、製品のバリエーションを増やすことはもちろん、たとえば「30万円ヘッドホン聴き比べセット」や、「リケーブル聴き比べセット」といった複数ブランドを横断したプランなども考えていきたいという。
フジヤエービックとしても、「これからスタートする新しいサービスなので、皆様からの借りたい製品のリクエストや、レンタル期間など使い勝手についての要望なども大募集しています!」と力強くアピール。自宅でじっくり試したい方、またイベントにはなかなか参加が難しいという方も、ぜひレンタルサービスの活用を検討してみてほしい。