• ブランド
    特設サイト
公開日 2023/05/11 13:15

パナソニック、独自の高輝度パネル採用4K有機ELテレビ「MZ1800」。55型で約29万円

「LZ2000」から技術踏襲
編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
パナソニックは、同社4K有機EL “ビエラ” の2023年モデル「MZ1800」を6月16日より発売する。ラインナップと実売想定価格は以下の通り(価格は全て税込表記)。

MZ1800
・65型「TH-65MZ1800」:40万円前後
・55型「TH-55MZ1800」:29万円前後
・48型「TH-48MZ1800」:27万円前後

MZ1800

■昨年フラグシップの有機ELパネルと制御技術を搭載



65型と55型モデルでは、昨年のフラグシップ機「LZ2000」に用いられた独自設計・組み立ての高輝度有機ELパネルと制御技術「Dot ContrastパネルコントローラーPro」を搭載。高コントラストな映像で、その場で見ているかのような臨場感を実現したという。

バックカバー一体型放熱プレートの採用、独自素材を用いた貼り付け構造など、ディスプレイ構造は前モデル「LZ1800」より踏襲、かつLZ2000とも同等。LZ2000との相違点としては、独自のパネル制御技術「Bright Booster」を搭載していないこと、プロフェッショナルクオリティではなく通常のパネルチューニングが実施されていることが挙げられる。

48型モデルでは通常の有機ELパネルを採用、制御技術に「Dot Contrastパネルコントローラー」を搭載する。

昨年のフラグシップ機「LZ2000」と同じ有機ELパネル、制御技術を搭載。Bright Booster非搭載なことや、サウンドシステムが前機から据え置きなことなどはLZ2000に一歩譲る点だ

信号処理技術も進化しており、「ヘキサクロマドライブ」は色ごとに特徴を検出・補正を最適化する「鮮やか色補正」や、肌色を検出して3D-LUTで処理する「地デジ美肌補正」(SDRコンテンツのみ)により、色鮮やかかつ諧調の美しい表現力、より自然な人肌表現で地デジをより美しく視聴できるようにしたという。

「4Kファインリマスターエンジン」も、通信速度などの影響を受けるネット動画の特性にあわせて進化。自動で適切な処理を施すことでノイズを抑えながら精細感を大幅アップさせ、ネット動画でも高い質感とノイズレスな画質を両立したとのこと。

加えて部屋の明るさに応じて画質を調整する「環境光センサー連動」も暗部の表現力がアップし、日中の明るい環境でも暗部が見やすくなったとしている。HDRはHLG/HDR10/HDR10+ ADAPTIVE/Dolby Vision IQに対応。

音質面では65型/55型モデルがフルレンジ×2、上向きのイネーブルド×2、ウーファー+パッシブラジエーターと最大出力80W、48型モデルはフルレンジ×2、イネーブルド×2、最大出力60Wの「360立体音響サウンドシステム」を搭載。シーンに合わせて自動でサウンド調整する「オートAI音質」も備えている。

また、ゲーム用の音声モードとしてRPG/FPS用の2種類を追加。RPGではセリフとBGMが強調されて没入しやすく、FPSでは足音を強調して敵が発見しやすくなるという。本モードは通常の音声メニューに加え、ゲームコントロールボードに追加された音声モードからも選択できる。

上述の音声モードのほかにも、ALLMや等速駆動モードの設定項目などもゲームコントロールボードに追加。ゲーム機からのDolby Vision出力に最適な映像に設定する「Dolby Visionゲームモード」、プロの画質調整に対応した映像モード「ゲームプロ」の搭載、G-SYNC Compatible対応など、こだわりゲーマーにも応える進化を果たしたとのこと。

リモコンはBluetooth通信タイプで、電源オン/オフ以外は受光部をテレビに向けずとも操作が可能。Alexaやビエラ独自の音声操作にも対応、下部のネット動画ダイレクトボタンには新たにTVerが追加された。

さらに番組表機能もアップデートし、TVer/TELASA/huluと連携。これまでもBDレコーダー“ディーガ”と接続していた場合は過去の番組表から録画されている番組を選択して視聴できたが、前記3サービスで配信されている番組はディーガと接続していなくても選択・視聴できるようになった。対応サービスは順次拡大を予定。なお、本機能は2020-2022年モデルでも昨年11月のアップデートで使用可能となっている。

スタンドは四角型で、吸盤での転倒防止機能を搭載。チューナーは4K放送用2基と地上波/BS/CS用3基を、HDMI端子は4個(うちHDMI 2はeARC対応)を備える。

新リモコンにはTVerボタンなどを追加

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX