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公開日 2023/06/16 11:00
Shanling、全世界999台限定のフラグシップDAP「M9 Plus」。AK4499EX×4/AK4191EQ×2搭載
デジタル・アナログ信号の完全分離を実現
MUSINは、同社が取り扱うShanlingのデジタルオーディオプレーヤー「M9 Plus」を、6月30日(金)に発売する。価格はオープンだが、税込400,000円前後での実売が予想される。生産数は全世界限定999台となる。
AKM社の新たなソリューションDACシステムを採用することで、デジタル・アナログ信号の完全分離を実現させた同ブランドのフラグシップモデル。4月開催の「春のヘッドフォン祭 2023」で、現在日本での発売時期・価格は調整中とされていた参考出展アイテムが正式に案内される形だ。
DACチップはAKM「AK4191EQ」を2基、「AK4499EX」を4基搭載。AK4499EXをクワッド構成で駆動させることで、上記の通り完全なフルバランス出力を実現させたとアピールする。またXMOS社製のプロセッサ「XUF316」を搭載し、USB-DACモードでは、最大PCM768kHz/32bit、DSD 512をサポート。MQAの16倍デコードにも対応する。
回路設計についても、これまで同ブランドが培った技術力を多数投入する。DAC、I/V変換回路、アンプ回路それぞれに、TOREX「XC9519」DC-DCコンバータチップを搭載したブースト回路を採用する。この設計により、従来の同ブランドDAPと比較して、よりクリーンな電源供給が可能となり、全てのプロセスにおいて回路の安定的な動作を実現したと謳う。
アンプ部は「MUSES8920」「BUF634A」をベースに、同ブランドのオペ/バッファアンプコンセプトを反映させた新設計のフルバランス4chアンプ回路を備える。また、従来のローパスフィルタリングによる群遅延の問題に対処するため、CPAF(Constant Phase in All Frequencies)技術を用いたローパスフィルタリング回路を採用したとする。
I/V変換段にも、ADI製オペアンプ「ADA45253」を用いた自社開発の回路を搭載。抵抗器やコンデンサーも厳選、最適化を行うなど妥協のない設計を行った。さらに、回路のレイアウトにおいても工夫が施され、I/V変換回路とローパスフィルタ回路でDAC部を囲むように配置することで、シールド構造とノイズアイソレーション効果を発揮。クリーンなサウンドクオリティの実現を可能にした。
ほか、アンプ段に、オーディオ専用コンデンサ「ELNA Silmic II」を6基、Panasonic製タンタルコンデンサ、高精度薄膜抵抗器などの厳選したコンポーネントを採用する。
デジタル信号処理段では、独自開発のFPGAを第4世代へとアップデート。KDS(大真空)社製フェムトクロックを90.3168MHzと98.304MHzへと変更することで、従来のものと比較して、ジッターを低減するとともに、より正確なクロック信号制御を実現。さらに、PCM 1536kHz/32bitおよび、DSD 1024のネイティブ再生に対応するなど、デコード性能が向上。原音忠実性を高めたと説明している。
出力端子は3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスを搭載。新規回路設計により、3段階のゲイン機能に加え、最大1125mW@32Ωの出力をサポートする「Extra Turbo Gainモード」を備える。出力要求値の高いヘッドホン・イヤホンでも本機のみで駆動できると同社はアピールしている。
OSにはAndroid 10を搭載しており、様々なコンテンツにアクセスが可能。独自開発の「AGLO(Android Global Loss-less Output)テクノロジー」を組み込むことで、OSによるサンプリングレート変換による音質低下を防ぎ、どのようなアプリの音楽も最高品質での再生を可能とした。
SoCにはQualcomm「Snapdragon 665 True Octa-Core」を採用。内蔵されるKryo 260CPUアーキテクチャにより低消費電力と低発熱、スムーズで高速な動作性能を獲得。GPUのAndreno 610によってパワフルなビジュアル描画を実現するとアピールしている。RAM容量は8GB、ROM容量は256GBとなる。
筐体は航空機グレードのマグネシウムとアルミニウム合金をCNC加工して作られたシャーシを用いた「ユニボディ設計」を採用。デザインは同ブランドの25周年記念のフラグシップモデルから着想を得た「ウェーブ筐体デザイン」を踏襲する。
搭載ディスプレイサイズは6インチで、解像度は2,160×1,080。ノッチ部にはサブスクリーンが設けられており、時間表示、バッテリー残量、ボリューム表示、再生楽曲のサンプリングレートなどがメインディスプレイに連動して表示される。
ワイヤレス接続として高速通信技術「MIMO」に対応する5GHz/2.4GHzのデュアルバンドWi-Fiをサポート。BluetoothはVer5.0に準拠し、コーデックはLDAC/SBCの送受信、LHDC/aptX HD/aptXの送信が可能。バッテリー容量は8350mAh、急速充電規格の「18W Quick Charging 3.0」にも対応する。外形寸法は82W×147H×22Dmm、質量は379g。
AKM社の新たなソリューションDACシステムを採用することで、デジタル・アナログ信号の完全分離を実現させた同ブランドのフラグシップモデル。4月開催の「春のヘッドフォン祭 2023」で、現在日本での発売時期・価格は調整中とされていた参考出展アイテムが正式に案内される形だ。
DACチップはAKM「AK4191EQ」を2基、「AK4499EX」を4基搭載。AK4499EXをクワッド構成で駆動させることで、上記の通り完全なフルバランス出力を実現させたとアピールする。またXMOS社製のプロセッサ「XUF316」を搭載し、USB-DACモードでは、最大PCM768kHz/32bit、DSD 512をサポート。MQAの16倍デコードにも対応する。
回路設計についても、これまで同ブランドが培った技術力を多数投入する。DAC、I/V変換回路、アンプ回路それぞれに、TOREX「XC9519」DC-DCコンバータチップを搭載したブースト回路を採用する。この設計により、従来の同ブランドDAPと比較して、よりクリーンな電源供給が可能となり、全てのプロセスにおいて回路の安定的な動作を実現したと謳う。
アンプ部は「MUSES8920」「BUF634A」をベースに、同ブランドのオペ/バッファアンプコンセプトを反映させた新設計のフルバランス4chアンプ回路を備える。また、従来のローパスフィルタリングによる群遅延の問題に対処するため、CPAF(Constant Phase in All Frequencies)技術を用いたローパスフィルタリング回路を採用したとする。
I/V変換段にも、ADI製オペアンプ「ADA45253」を用いた自社開発の回路を搭載。抵抗器やコンデンサーも厳選、最適化を行うなど妥協のない設計を行った。さらに、回路のレイアウトにおいても工夫が施され、I/V変換回路とローパスフィルタ回路でDAC部を囲むように配置することで、シールド構造とノイズアイソレーション効果を発揮。クリーンなサウンドクオリティの実現を可能にした。
ほか、アンプ段に、オーディオ専用コンデンサ「ELNA Silmic II」を6基、Panasonic製タンタルコンデンサ、高精度薄膜抵抗器などの厳選したコンポーネントを採用する。
デジタル信号処理段では、独自開発のFPGAを第4世代へとアップデート。KDS(大真空)社製フェムトクロックを90.3168MHzと98.304MHzへと変更することで、従来のものと比較して、ジッターを低減するとともに、より正確なクロック信号制御を実現。さらに、PCM 1536kHz/32bitおよび、DSD 1024のネイティブ再生に対応するなど、デコード性能が向上。原音忠実性を高めたと説明している。
出力端子は3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスを搭載。新規回路設計により、3段階のゲイン機能に加え、最大1125mW@32Ωの出力をサポートする「Extra Turbo Gainモード」を備える。出力要求値の高いヘッドホン・イヤホンでも本機のみで駆動できると同社はアピールしている。
OSにはAndroid 10を搭載しており、様々なコンテンツにアクセスが可能。独自開発の「AGLO(Android Global Loss-less Output)テクノロジー」を組み込むことで、OSによるサンプリングレート変換による音質低下を防ぎ、どのようなアプリの音楽も最高品質での再生を可能とした。
SoCにはQualcomm「Snapdragon 665 True Octa-Core」を採用。内蔵されるKryo 260CPUアーキテクチャにより低消費電力と低発熱、スムーズで高速な動作性能を獲得。GPUのAndreno 610によってパワフルなビジュアル描画を実現するとアピールしている。RAM容量は8GB、ROM容量は256GBとなる。
筐体は航空機グレードのマグネシウムとアルミニウム合金をCNC加工して作られたシャーシを用いた「ユニボディ設計」を採用。デザインは同ブランドの25周年記念のフラグシップモデルから着想を得た「ウェーブ筐体デザイン」を踏襲する。
搭載ディスプレイサイズは6インチで、解像度は2,160×1,080。ノッチ部にはサブスクリーンが設けられており、時間表示、バッテリー残量、ボリューム表示、再生楽曲のサンプリングレートなどがメインディスプレイに連動して表示される。
ワイヤレス接続として高速通信技術「MIMO」に対応する5GHz/2.4GHzのデュアルバンドWi-Fiをサポート。BluetoothはVer5.0に準拠し、コーデックはLDAC/SBCの送受信、LHDC/aptX HD/aptXの送信が可能。バッテリー容量は8350mAh、急速充電規格の「18W Quick Charging 3.0」にも対応する。外形寸法は82W×147H×22Dmm、質量は379g。