• ブランド
    特設サイト
公開日 2024/01/09 06:29

<CES>TCL、世界最大「115インチ」のMini LEDテレビを海外発表。2024年モデル一挙登場

下位モデルもAI処理対応に
編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
TCLは、アメリカ・ラスベガスで開催されるイベント「CES2024」のプレスカンファレンスを開催。世界最大となる115インチのMini LEDテレビ「QM891G」をはじめとした、2024年のテレビラインナップを一挙発表した。

2024年ラインナップを一挙発表

QM891Gは、115インチのみラインナップ。バックライトには「QD Mini LED ULTIMATE」を搭載しており、20,000のローカルディミングゾーンを備える。映像エンジンにはTCL AIPQ ULTRA Processorを採用し、内蔵スピーカーは6.2.2ch。プレゼンでは「もうフロントプロジェクターでホームシアターをしたいと思う人はいないだろう」とアピールした。

「QM891G」

そのほか、2024年のランナップとしては、エントリーモデルの「S551」をはじめ、「Q651G」「Q651G」「Q651-PRO」「QM751G」、そしてフラグシップの「QM851G」をアナウンス。多くのモデルで98インチが追加されたことも大きな特徴だ。

なお、2024年モデルの映像エンジンについては、「TCL AIPQ Processor」「TCL AIPQ PRO Processor」「TCL AIPQ ULTRA Processor」の3レベルで展開していくことも説明。これまで非対応だったSクラスの製品も含め、すべてのモデルがAI処理に対応するようになったとしている。

順に各モデルのスペックを簡単に触れていこう。まず一番下のS551は高輝度LEDバックライトを採用し、昨年のS4と比べて輝度が25%向上。プロセッサーにはTCL AIPQ Processorを搭載する。また、Dolby VisionとHDR 10+をサポート。メタルベゼルレスデザインを採用する。画面サイズは43、50、55、65、75、85インチ。

「S551」

続いてQ651Gは、量子ドット技術を採用するモデルで、前モデルから輝度が28%向上した。画面サイズは、43、50、55、65、75、85、98インチ。さらに85と98インチモデルは、120Hzのリフレッシュレートにより、ゲームにも最適とする。

「Q651G」

またQ651G-PROは、Q651を直下型LEDによるローカルディミングに対応させたモデル。PRO LEDバックライトにより、最大33%の輝度を実現した。ほか、バックライト付きの音声リモコンが付属し、横幅を調整できる脚を備える。画面サイズは55、65、75、85インチをラインナップ。

「Q651G-PRO」

QM751Gは、バックライトにはQD Mini LEDを採用するモデルで、高輝度のULTRA LEDを採用する。Dolby Vision IQに対応。120Hzのパネルを採用し、144HZ VRRもサポートする。搭載プロセッサーはTCL AIPQ PRO Processorとなり、2.1chスピーカーを搭載。IMAX Enhanced認証を取得済みでAMD FreeSyncもサポートしている。画面サイズは55、65、75、85、98インチ。

「QM751G」

最後にフラグシップのQM851Gは、バックライトにQD Mini LED Ultraを採用し、高輝度のULTRA LEDを備える。スピーカーは2.1.2chとなり、Wi-Fi 6をサポート。アンチグレアとなっている。画面サイズは65、75、85、98インチをラインナップ。

「QM851G」

加えて4つのサウンドバーも発表。Sクラスからは2.0chの「S45」と2.1chの「S55」、Qクラスからは5.1.2chの「Q75」と7.1.4chの「Q85」をラインナップする。いずれもオートルームキャリブレーションに対応する。

サウンドバー4モデルを発表

そのほか、質量60gのARグラス「RayNeo X2 Lite」をアナウンス。さらにモバイル端末からは、紙のような表示をアピールする液晶ディスプレイの新バージョン「NEXTPAPER 3.0」を搭載するモデルとして、タブレット「TCL NEXTPAPER 14 Pro」「TCL TAB 10」、スマートフォン「TCL 50XL」「TCL 50XE 5G」が披露された。

「NEXTPAPER 3.0」

「RayNeo X2 Lite」

なおプレスカンファレンスの冒頭には、TCLの創業者で会長を務める、李東生氏が登壇。CES2024のTCLブースはこれまでで最大の規模になることとアピールしつつ、98インチテレビの世界出荷台数1位(2023年第1四半期)、グローバルのテレビブランドランキングで2位(2023年第1四半期)など、ブランドの成長を誇っていた。

TCLの創業者で会長を務める、李東生氏が登壇

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX