• ブランド
    特設サイト
公開日 2024/09/11 19:12

JBL初のAVアンプ「MA9100HP」の詳細レポート。「初めてAVアンプを触る人にも使いやすいモデルを」

Stage2シリーズの5.1.4chシステムでデモを体験
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ハーマンインターナショナルが主催する秋の新製品発表会「HARMAN ExPLORE TOKYO 2024」が開催された。本稿では、同社が打ち出す初のAVアンプ“MAシリーズ”について詳細をお伝えする。

「MA9100HP」

今回、上位機種「MA9100HP」と下位機種「MA710」の2機種が発表された。それぞれクラスDアンプを搭載しており、「MA9100HP」は9.2chアンプ、「MA710」は7.2chアンプを搭載している。

「MA710」。いずれもホワイト仕上げのみが用意されている

JBLはHi-Fiオーディオだけでなく、ホームシアター関連製品にも力を入れており、7月には“Stage2シリーズ”として、フロア型やブックシェルフ型だけでなく、センタースピーカーやサブウーファー、そしてイネーブルドスピーカーもラインナップの揃えたモデルをリリースしている。

Stage2シリーズの5.1.4chシステムでデモを実施。アナログプレーヤーは「SPINNER BT」

新製品発表会では、Stage2シリーズで5.1.4chシステムによるでもストレーションを実施。フロントスピーカーはフロア型「Stage 260F」、サラウンドはブックシェルフ型「Stage 250B」、センタースピーカー「Stage 245C」、イネーブルドスピーカー「Stage 240H」、サブウーファー「Stage 200P」を用いた。

サラウンド側にブックシェルフ型&イネーブルスピーカー

Dolby Atmosが収録の映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、手に汗握る観客の息遣いや歓声の広がりもダイレクトに伝わってきて、まさに試合会場にいるかのような臨場感を掻き立ててくれる。JBLらしい低域の量感の豊かさも魅力的で、音質面でもかなり期待できるモデルだ。

MAシリーズは、クリーム色のフロントパネルにコンパクトなデザインを施している点も印象的。リモコンもボタンの数の少ないシンプルなもので、入力切り替えやボリュームコントロールなど最小限の機能に絞られているようだ。

シンプルなリモコンを同梱する

「AVアンプといえばお父さんが使うもので、家族はなかなか手を出しにくい、というイメージを払拭したいと考えて今回の製品開発に至った」と担当スタッフは説明しており、初めてAVアンプに触れるという方にも使いやすいモデルとして開発されているという。

MA9100HPのフロントパネルには大型で視認性が高いディスプレイが搭載されており、左右に配置された入力切り替えやボリュームコントロールも滑らかな手触り。

AVアンプとしての機能のほかに、MM対応のフォノ入力を搭載しているためアナログプレーヤーとも接続でき、またAirPlaをはじめとするワイヤレス再生もカバーする。AirPlay再生時にはディスプレイにアルバムタイトルや楽曲名なども表示されるようだ。

「MA710」は製品のみの展示であったが、背の高さが「MA9100HP」より低いなどの違いがあるが、搭載するアンプは同等のものが採用されているという。フロントのディスプレイも文字のみの表示となる模様だ。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 楽天ブラックフライデーでJBLの超人気サウンドバー「BAR 1000/800」が激安!プロも驚く革新的モデルはどんな音を鳴らす?
2 評論家が厳選!マランツ「MODEL M1」でPolk Audio/KEF/TAD/Harbethのスピーカーを鳴らす
3 ビクター新ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」速攻レビュー! 評論家が「もう驚きでしかない」と高評価した魅力とは?
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 レグザが100型クラス大画面4Kテレビを拡充する理由とは? 目黒蓮の特別コメントも
6 パナソニック「2023年度 優秀ご販売店様謝恩会」を開催。21店が栄誉に輝く
7 山之内 正氏によるエソテリック×アキュフェーズ×マランツ比較試聴会、「ハイエンドオーディオ&アクセサリーショウ2024」で開催
8 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
9 B&Wの音は “信頼に値する重要な指標”。音元出版の新試聴室に「802 D4」が導入されたワケ
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/22 10:41 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX