公開日 2019/02/22 11:15
リコー「GR III」は3月下旬発売。価格は12万円台前半
水深20m対応のコンパクトカメラ「WG-6」も
(株)リコーとリコーイメージング(株)は、ハイエンドコンパクトデジタルカメラ「RICOH GR III」を3月下旬に発売する。価格はオープンだが、12万円台前半での実売が想定される。また水深20mで水中撮影が可能なコンパクトデジタルカメラ「RICOH WG-6」も同時発表。こちらも3月下旬発売となり、価格は5万円台前半での実売が予想される。
GR IIIは昨年9月に開発発表されていたが、今回正式に発売が決定したかたちとなる(関連ニュース)。
レンズには、新開発の「GR LENS18.3mm F2.8」を搭載する。従来モデル「GR II」と同じく28mm(35mm判換算)相当の画角と開放F2.8の明るさはそのままに、枚数を減らした4群6枚の薄型光学系を採用する。高屈折低分散ガラスや高精度ガラスモールド非球面レンズを最適配置することで、ディストーションや色収差を抑制、歴代のGRレンズを凌ぐシャープネスを実現したという。
マクロ撮影は最短6cmに対応するほか、2段分に相当するNDフィルターも内蔵。また絞りには9枚羽の虹彩絞りが採用される。
イメージセンサーにはローパスフィルターレスのAPS-Cサイズ CMOSセンサーを採用。有効画素数は約2,424万画素となり、14bitRAW記録にも対応する。またセンサーからの画像情報を最適化する独自アクセラレーターユニットにより、最高ISO感度102400を実現した。また画像処理エンジンには、新開発の「GR ENGINE 6」が搭載される。
AFには、合焦精度に優れるコントラストAFと、速度に優れる像面位相差AFを組み合わせたハイブリッドAFを採用する。また手ぶれ補正として、補正機構「SR」を搭載することで、3軸4段分の補正効果に対応する。イメージセンサーを微小駆動させることでモアレ軽減効果を得る「ローパスフィルター」機能も搭載する。
デザインはAPS-Cセンサーを搭載しながらも小型化を追求。より小型となる1/1.7型センサーを搭載した過去機種「GR DIGITAL IV」と同等の小型サイズを実現することで、「携帯する道具・表現する道具にふさわしい、いつでも持ち歩ける高い機動性を備えた」とする。
起動速度は0.8秒。十字キー外周にコントロールダイヤルが配置され、また3.0型で約103.7万ドットの液晶モニターにはタッチパネルが搭載されるなど、操作性の向上も図られた。なお液晶モニターは、液晶パネルと強化ガラス製保護カバーの間に特殊樹脂が充填されたエアギャップレス構造を採ることで、視認性が高められている。ADJやFnボタンのカスタマイズも可能。そして外装の素材にはマグネシウム合金が採用される。
従来の画像設定とエフェクトが統合され、新たな仕上がり調整機能「イメージコントロール」を搭載する。基本となる10種類のイメージをベースに、彩度やコントラストなどのパラメーター調整を行うことで、好みのテイストの画像を仕上げることができる。カスタムとして調整した内容を登録することも可能。
無線LANだけでなく、新たにBluetoothに対応する。専用アプリ「Image Sync」を使用することでスマートフォンからのライブビュー表示・撮影、各種設定が行うことができる。さらに今回Bluetoothを搭載することで、常時接続が可能となり、アプリからカメラのスリープ状態を解除してカメラ内画像の閲覧・転送が可能。またアプリ接続中はスマートフォンからの位置情報の記録にも対応する。
動画はフルHDで60fpsでの記録に対応する。35ミリ判換算で35mm、50mm相当の画角で撮影可能なクロップモードも搭載する。カメラ内RAW現像にも対応するほか、再生時にモアレを軽減できる色モアレ機能も搭載。そのほかインターバル合成や、電子水準器といった機能を備える。
外形寸法は約109.4W×61.9H×33.2Dmm(突起部覗く)で、質量は約227g(本体のみ)。撮影可能枚数は約200枚となっている。また、超音波振動による撮像素子のクリーニング機能にも対応する。
WG-6は、20mの防水性能と大光量可変リングライトを備えたとする防水ハイエンドモデル。オレンジとブラックの2色がラインナップされる。IPX8に準拠するほか、高さ2.1mからの耐落下衝撃性能、マイナス10度の耐寒性能、100kgfに耐える耐荷重構造を備える。
イメージセンサーには、有効画素数約2,000万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載。ISO6400の高感度性能を備えており、また動画では4K 30fpsの記録が可能。H.264での記録となり、従来の動画用手ぶれ補正「Move SR」に加え、新たにジンバルを使用しているような手ぶれ補正「Movie SR+」を搭載する。
焦点距離は約28〜140mm(35ミリ判換算)相当の光学5倍ズームで、被写体に最短1cmまで近づくことが可能な近接撮影に対応する。また最大で約40.5倍相当の超高倍率撮影が行える「インテリジェントズーム」機能、インターバル機能を備える。
レンズの周りには近距離用のLED補助光を6灯搭載。従来モデルから最大10倍に明るさが向上した。また背面液晶モニターの大きさは3.0型、約104万ドットとなっており、反射・映り込みを軽減するARコートも施される。GPSモジュールも搭載する。
外形寸法は約118.2W×65.5H×33.1Dmm(突起部除く)で、質量は約219g(本体のみ)。また撮影枚数は、静止画で約340枚となる。
GR IIIは昨年9月に開発発表されていたが、今回正式に発売が決定したかたちとなる(関連ニュース)。
レンズには、新開発の「GR LENS18.3mm F2.8」を搭載する。従来モデル「GR II」と同じく28mm(35mm判換算)相当の画角と開放F2.8の明るさはそのままに、枚数を減らした4群6枚の薄型光学系を採用する。高屈折低分散ガラスや高精度ガラスモールド非球面レンズを最適配置することで、ディストーションや色収差を抑制、歴代のGRレンズを凌ぐシャープネスを実現したという。
マクロ撮影は最短6cmに対応するほか、2段分に相当するNDフィルターも内蔵。また絞りには9枚羽の虹彩絞りが採用される。
イメージセンサーにはローパスフィルターレスのAPS-Cサイズ CMOSセンサーを採用。有効画素数は約2,424万画素となり、14bitRAW記録にも対応する。またセンサーからの画像情報を最適化する独自アクセラレーターユニットにより、最高ISO感度102400を実現した。また画像処理エンジンには、新開発の「GR ENGINE 6」が搭載される。
AFには、合焦精度に優れるコントラストAFと、速度に優れる像面位相差AFを組み合わせたハイブリッドAFを採用する。また手ぶれ補正として、補正機構「SR」を搭載することで、3軸4段分の補正効果に対応する。イメージセンサーを微小駆動させることでモアレ軽減効果を得る「ローパスフィルター」機能も搭載する。
デザインはAPS-Cセンサーを搭載しながらも小型化を追求。より小型となる1/1.7型センサーを搭載した過去機種「GR DIGITAL IV」と同等の小型サイズを実現することで、「携帯する道具・表現する道具にふさわしい、いつでも持ち歩ける高い機動性を備えた」とする。
起動速度は0.8秒。十字キー外周にコントロールダイヤルが配置され、また3.0型で約103.7万ドットの液晶モニターにはタッチパネルが搭載されるなど、操作性の向上も図られた。なお液晶モニターは、液晶パネルと強化ガラス製保護カバーの間に特殊樹脂が充填されたエアギャップレス構造を採ることで、視認性が高められている。ADJやFnボタンのカスタマイズも可能。そして外装の素材にはマグネシウム合金が採用される。
従来の画像設定とエフェクトが統合され、新たな仕上がり調整機能「イメージコントロール」を搭載する。基本となる10種類のイメージをベースに、彩度やコントラストなどのパラメーター調整を行うことで、好みのテイストの画像を仕上げることができる。カスタムとして調整した内容を登録することも可能。
無線LANだけでなく、新たにBluetoothに対応する。専用アプリ「Image Sync」を使用することでスマートフォンからのライブビュー表示・撮影、各種設定が行うことができる。さらに今回Bluetoothを搭載することで、常時接続が可能となり、アプリからカメラのスリープ状態を解除してカメラ内画像の閲覧・転送が可能。またアプリ接続中はスマートフォンからの位置情報の記録にも対応する。
動画はフルHDで60fpsでの記録に対応する。35ミリ判換算で35mm、50mm相当の画角で撮影可能なクロップモードも搭載する。カメラ内RAW現像にも対応するほか、再生時にモアレを軽減できる色モアレ機能も搭載。そのほかインターバル合成や、電子水準器といった機能を備える。
外形寸法は約109.4W×61.9H×33.2Dmm(突起部覗く)で、質量は約227g(本体のみ)。撮影可能枚数は約200枚となっている。また、超音波振動による撮像素子のクリーニング機能にも対応する。
WG-6は、20mの防水性能と大光量可変リングライトを備えたとする防水ハイエンドモデル。オレンジとブラックの2色がラインナップされる。IPX8に準拠するほか、高さ2.1mからの耐落下衝撃性能、マイナス10度の耐寒性能、100kgfに耐える耐荷重構造を備える。
イメージセンサーには、有効画素数約2,000万画素の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載。ISO6400の高感度性能を備えており、また動画では4K 30fpsの記録が可能。H.264での記録となり、従来の動画用手ぶれ補正「Move SR」に加え、新たにジンバルを使用しているような手ぶれ補正「Movie SR+」を搭載する。
焦点距離は約28〜140mm(35ミリ判換算)相当の光学5倍ズームで、被写体に最短1cmまで近づくことが可能な近接撮影に対応する。また最大で約40.5倍相当の超高倍率撮影が行える「インテリジェントズーム」機能、インターバル機能を備える。
レンズの周りには近距離用のLED補助光を6灯搭載。従来モデルから最大10倍に明るさが向上した。また背面液晶モニターの大きさは3.0型、約104万ドットとなっており、反射・映り込みを軽減するARコートも施される。GPSモジュールも搭載する。
外形寸法は約118.2W×65.5H×33.1Dmm(突起部除く)で、質量は約219g(本体のみ)。また撮影枚数は、静止画で約340枚となる。