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ガジェット 公開日 2022/11/29 17:10
「iPhone 15」はカメラをさらに強化、ソニー新型センサーでダイナミックレンジ向上か
最上位モデルにはペリスコープカメラ搭載の噂もあり
2023年の「iPhone 15」シリーズに様々な噂が届けられているなか、新たにソニーの最新イメージセンサーが搭載され、写真撮影のクオリティが向上するとの予想が報じられている。
日経新聞の英字メディアNikkei Asia(以下、日経)によると、ソニーグループはアップルに新型の画像センサーを供給するとのこと。このセンサーは「1画素あたりに蓄積できる電気量が従来の2倍」となり、白飛びや黒潰れを抑えられるという。
つまり、より多くの光を取り込むことができ、露出オーバーや露出アンダーが防ぎやすくなる。被写体が強い逆光にさらされている場合でも、人物の顔を鮮明に撮影できることになりそうだ。
さらに日経は、ソニー最新のセンサー技術がフォトダイオード(受光素子)と、信号を制御するトランジスタを別の層に分けていると説明。従来のセンサーは同じ層に載せていたが、新型では限られたチップ面積内で受光素子を多く割り当てられるようになったと解説している。
ここ数年、iPhoneのProシリーズはカメラの強化に重点が置かれており、それは「iPhone 15 Pro」でも継承される見通しだ。もっとも、そのうち「iPhone 15 Pro Max」ないし「iPhone 15 Ultra」のみが、ペリスコープカメラ(レンズやミラーで光の向きを90度変え、本体に対して横方向に複数のレンズを置く方式)を採用し、光学倍率が大幅に改善されるとのアナリスト予測もある。
そのほか、iPhone 15 Proシリーズでは筐体にチタン素材を採用することや、iPhone 15全モデルがLightning端子からUSB-Cに切り替わりながらもProモデルのみが転送速度に優れたThunderbolt 3仕様になるとの予想もあり、標準モデルとの格差はいっそう広がりそうだ。
Source: Nikkei Asia
via: 9to5Mac
日経新聞の英字メディアNikkei Asia(以下、日経)によると、ソニーグループはアップルに新型の画像センサーを供給するとのこと。このセンサーは「1画素あたりに蓄積できる電気量が従来の2倍」となり、白飛びや黒潰れを抑えられるという。
つまり、より多くの光を取り込むことができ、露出オーバーや露出アンダーが防ぎやすくなる。被写体が強い逆光にさらされている場合でも、人物の顔を鮮明に撮影できることになりそうだ。
さらに日経は、ソニー最新のセンサー技術がフォトダイオード(受光素子)と、信号を制御するトランジスタを別の層に分けていると説明。従来のセンサーは同じ層に載せていたが、新型では限られたチップ面積内で受光素子を多く割り当てられるようになったと解説している。
ここ数年、iPhoneのProシリーズはカメラの強化に重点が置かれており、それは「iPhone 15 Pro」でも継承される見通しだ。もっとも、そのうち「iPhone 15 Pro Max」ないし「iPhone 15 Ultra」のみが、ペリスコープカメラ(レンズやミラーで光の向きを90度変え、本体に対して横方向に複数のレンズを置く方式)を採用し、光学倍率が大幅に改善されるとのアナリスト予測もある。
そのほか、iPhone 15 Proシリーズでは筐体にチタン素材を採用することや、iPhone 15全モデルがLightning端子からUSB-Cに切り替わりながらもProモデルのみが転送速度に優れたThunderbolt 3仕様になるとの予想もあり、標準モデルとの格差はいっそう広がりそうだ。
Source: Nikkei Asia
via: 9to5Mac