• ブランド
    特設サイト
ガジェット 公開日 2023/02/17 19:27

「iPhone 15 Pro」予想画像が公開。狭ベゼルで曲線デザイン、USB-C搭載か

まだ変更される可能性はアリ
Gadget Gate
多根清史
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
今年秋に登場が予想される「iPhone 15 Pro」については様々な噂が届けられてきたが、新たに実物のCADモデルを元にしたというレンダリング画像が公開されている。これは米9to5Macが、「信頼できるケースメーカー」とアップル未発表製品の3D画像で知られるIan Zelbo氏が提供したCADデータに基づく「独占レンダリング」として掲載したものだ。

今回のCADデータは、アップルがアジアの工場に提供し、新型iPhone発売前にケースを準備するために使われるものと説明されている。確かにサードパーティーのアクセサリー企業が独自に新型iPhoneの図面を入手することは珍しくないが、サプライチェーンの組立工場から流出など、あくまでも非正規なルート経由だ。9to5Macとしては「アップルから提供」として、信ぴょう性を強調する意図かもしれない。

とはいえ、この種のデータは意外と正確なことが多い。もしも不正確であれば、ケースメーカーは実際のiPhoneには使えない不良品の山を抱え込むことになり、社運にも関わるからだろう。

さてiPhone 14 ProとiPhone 15 Pro(予想図)との最たる違いは、LightningポートからUSB-Cへの変更だろう。すでに「iPhone 15」シリーズは全モデルともUSB-Cに移行するのは確実と見られつつも、高速充電とデータ転送は、MFiプログラムに認証されたケーブルに限定される可能性も浮上している。

もう一つの変化は、ガラスと金属フレーム部分ともにエッジが丸みを帯びていることだ。ガラスとフレームの継ぎ目も少なく滑らかになっており、14インチ/16インチMacBook ProやM2 MacBook Airのデザインに似ている。

そして背面の縁取りが曲線となることは、iPhone 5cへの回帰ともいえる。こうしたデザインの変更は、有名リーカーShrimpApplePro氏も予想していることだ。

また背面のカメラバンプ(出っ張り)もより分厚くなっており、さらにセンサーやレンズが強化されている可能性もある。カメラ配置はiPhone 14 Proと同様で、3つのレンズとLiDARスキャナーが正方形内に並んでいる。

また側面に目をやれば、音量ボタンやミュートスイッチにも変化が見受けられる。どちらも丸みを帯びて小さな形状になっており、これまで何度も噂されてきた「物理ボタン廃止、感圧式ソリッドステートボタンに置き換え」に符合している印象がある。そうなれば機械的な駆動部分をなくすことで故障が減り、防水性能の向上も期待できるだろう。

ほか、iPhone 14 Proと並べた画像(右がiPhone 15 Pro)では、画面サイズはほぼ同じながらも、本体は少し小さくなっている。つまり、さらにベゼルの狭額化が進むとの予想も裏付けられているようだ。

これらのレンダリング画像は「初期のCADモデルに基づく」とされ、最終的なデザインのすべてを反映しているとは限らない、とも但し書きされている。例年であれば新型iPhoneの量産は7〜8月に始まるため、もし今回の図面が正しくとも、あと数ヶ月のうちに細部が変更されるのはあり得ることだろう。

おおむね、iPhoneユーザーの期待に添う方向といえるだろう。だが、その一方で競合するAndroidスマートフォンも着実に進化し、特に次期プロセッサー「Snapdragon 8 Gen 3」は現在のA16 Bionicの性能を凌ぐとのリーク情報もあった。iPhone 15 Proの「A17 Bionic」は、再びAndroidを突き放すほどの進化を遂げるのか、注目が集まりそうだ。

Source: 9to5Mac

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ビックカメラ、「ブラックフライデー」セールを11/16より開始。ECサイトでは11/15 22時より先行販売スタート
2 可愛すぎる、でも本格派のCDプレーヤー。Shanling「EC Smart」で始めるデスクトップCDオーディオのススメ
3 USB-Cで何ができる?!iPhoneユーザーなら知っておきたい「できること」総ざらい
4 【ミニレビュー】グランプリ受賞の実力、フルテックの電源ケーブル「Origin Power NCF(G)」
5 実は独自の “平面” 形状!? 新型振動板によるトゥルーサウンド、B&W「Pi8」「Pi6」の魅力に迫る
6 初めてのスクリーンなら シアターハウス「WCBシリーズ」が推し!高コスパで“王道シアター”
7 耳を塞がない “軟骨伝導” の音質が大幅アップ!オーディオテクニカ「ATH-CC500BT2」をシーン別にチェック
8 ビクター、“ブランド史上最軽量”のノイキャン搭載ワイヤレスヘッドホン「HA-S99N」
9 ハイエンド・ブックシェルフスピーカーの新たな息吹。音楽職人が立ち上げた新興英国ブランド・KUDOS
10 ビクター、イヤーカフ型の耳を塞がないイヤホン“nearphones”「HA-NP1T」。独自「フレキシブルアジャスト」機構を採用
11/13 10:44 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX