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PlayStation 5の強化型モデル「PS5 Pro」が開発中との噂話は、すでに下火となっている感もある。その代わりに着脱式ドライブ対応の改訂モデルが2023年内に投入されつつ、すでにソニーの関心は次世代機「PlayStation 6」に移っていると推測されているしだいだ。
実際、ソニーが英競争市場庁に提出した文書でも「PlayStation次世代機」の発売が2027年以降と示唆する記述も見つかっていた。アーキテクチャを更新したゲーム専用機の開発には数年かかるため、そろそろPS6の開発が始まっても不思議ではない。
それを裏付けるように、PS5のリードシステムアーキテクトだったマーク・サーニー氏が、再びPS6のハードウェア設計担当に選ばれたとの噂が報じられている。同氏は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』や『ジャック×ダクスター』のゲーム開発に携わったことでも知られ、ソニーの据え置きゲーム機PS4およびPS5で、2世代に渡ってリードシステムアーキテクトを務めた人物だ。なお「ソニーのゲーム機」という括りでは、携帯ゲーム機PS Vitaにも深く関わっている。
YouTuberのWorryWartGamerは、信頼できるソースからの噂として「サーニーがPS6でハードウェア設計の仕事を再び与えられた」とツイートしている。またゲーム情報サイトPlayStationLifeStyleも、同様の観測を述べている。もっとも、こちらは「いくつかの噂話をネットで聞いた」という程度で、特に情報源は示されていない。
これら2つだけでは、いかにも根拠が薄いようにも思える。だが1年ほど前に、海外ゲームフォーラムResetEraではサーニー氏が取得した特許(レイトレーシングの性能向上)が「PS5にはないハードウェアを説明するもの」であり、それが「AMDがリリースしたハードウェアにも存在しない」との指摘があった。そこから、やはりPS6もサーニー氏が開発を主導するだろうと議論されていたことがある。
また、一度はPS5 Proが開発中と主張していたYouTuberのRedGamingTechも、「ソニーはPS5 ProはキャンセルしてPS6開発に専念」説に傾いている。なぜなら同社の限られたリソースが、PS6のための企業提携やハードウェアおよびソフトウェアの開発、世界的なマーケティングに集中しているため、余裕がないというロジックである。
現行機PS5の増産も販売もようやく軌道に乗り、全世界的に品不足が解消されて入手しやすくなっている。さらに日本国内でも2月の販売台数が前月比の57%増、ついにNintendo Switchを抜いたとの推計もあった。Switchも発売から7年目を迎えつつも後継機が登場する気配がないことから、ソニーもPS5の強化型を投入する必要がないと判断することもあり得そうだ。
Source: WorryWartGamer(Twitter)
via: Gizmochina
実際、ソニーが英競争市場庁に提出した文書でも「PlayStation次世代機」の発売が2027年以降と示唆する記述も見つかっていた。アーキテクチャを更新したゲーム専用機の開発には数年かかるため、そろそろPS6の開発が始まっても不思議ではない。
それを裏付けるように、PS5のリードシステムアーキテクトだったマーク・サーニー氏が、再びPS6のハードウェア設計担当に選ばれたとの噂が報じられている。同氏は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ2』や『ジャック×ダクスター』のゲーム開発に携わったことでも知られ、ソニーの据え置きゲーム機PS4およびPS5で、2世代に渡ってリードシステムアーキテクトを務めた人物だ。なお「ソニーのゲーム機」という括りでは、携帯ゲーム機PS Vitaにも深く関わっている。
YouTuberのWorryWartGamerは、信頼できるソースからの噂として「サーニーがPS6でハードウェア設計の仕事を再び与えられた」とツイートしている。またゲーム情報サイトPlayStationLifeStyleも、同様の観測を述べている。もっとも、こちらは「いくつかの噂話をネットで聞いた」という程度で、特に情報源は示されていない。
これら2つだけでは、いかにも根拠が薄いようにも思える。だが1年ほど前に、海外ゲームフォーラムResetEraではサーニー氏が取得した特許(レイトレーシングの性能向上)が「PS5にはないハードウェアを説明するもの」であり、それが「AMDがリリースしたハードウェアにも存在しない」との指摘があった。そこから、やはりPS6もサーニー氏が開発を主導するだろうと議論されていたことがある。
また、一度はPS5 Proが開発中と主張していたYouTuberのRedGamingTechも、「ソニーはPS5 ProはキャンセルしてPS6開発に専念」説に傾いている。なぜなら同社の限られたリソースが、PS6のための企業提携やハードウェアおよびソフトウェアの開発、世界的なマーケティングに集中しているため、余裕がないというロジックである。
現行機PS5の増産も販売もようやく軌道に乗り、全世界的に品不足が解消されて入手しやすくなっている。さらに日本国内でも2月の販売台数が前月比の57%増、ついにNintendo Switchを抜いたとの推計もあった。Switchも発売から7年目を迎えつつも後継機が登場する気配がないことから、ソニーもPS5の強化型を投入する必要がないと判断することもあり得そうだ。
Source: WorryWartGamer(Twitter)
via: Gizmochina