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公開日 2009/03/18 19:18
オトコの声の「爽やかさ」を高める香料をライオンが開発
新たなモテアイテムとなるか
ライオン(株)調香技術センターは、男性の声の魅力のひとつである「爽やかさ」を向上させる香料の開発に成功したと発表した。
同社は「『異性から魅力的に思われたい』という思いは、古くから存在する人間の普遍的な願望のひとつ」と断言。男性向けボディケア商品に最適な香料開発を行う中で、“男性の魅力を向上させること"に着目し、今回の香料開発に至ったという。
開発の初期段階では、20〜40代の女性32名を被験者とし、声の高低が異なる6種の男性の声を聞かせ、それぞれの声の印象について得点を評価させた。実験前後での女性被験者自身の気分についても調べた。
さらに香料開発では、生理・心理的な作用があると報告されている香料成分を選定し、数種類の香料を開発。この香料について20〜30代の男女40名による評価を行い、男女ともにポジティブに受け入れられ、かつ嗜好性が高い2種類の香料を選定したのだという。
どちらの香料を使えば良いのかは、男性の声の高低による。低い声(基本周波数120Hz未満)の男性には“フローラル・スウィート調の香料"、高い声(同120Hz以上)の男性には“シトラス・ムスク調の香料"が効果的なのだという。
同社では、「これらの香りを漂わせた状態では、香りを漂わせない状態と比較して『ほっとした感じ』『イキイキする感じ』『イライラする感じ」の気分が有意に良好になることを確認した」と自信を見せている。
同社では今後、これらの研究を応用した商品開発をすすめていくという。
【問い合わせ先】
ライオン(株)広報部
TEL/03-3621-6661
同社は「『異性から魅力的に思われたい』という思いは、古くから存在する人間の普遍的な願望のひとつ」と断言。男性向けボディケア商品に最適な香料開発を行う中で、“男性の魅力を向上させること"に着目し、今回の香料開発に至ったという。
開発の初期段階では、20〜40代の女性32名を被験者とし、声の高低が異なる6種の男性の声を聞かせ、それぞれの声の印象について得点を評価させた。実験前後での女性被験者自身の気分についても調べた。
さらに香料開発では、生理・心理的な作用があると報告されている香料成分を選定し、数種類の香料を開発。この香料について20〜30代の男女40名による評価を行い、男女ともにポジティブに受け入れられ、かつ嗜好性が高い2種類の香料を選定したのだという。
どちらの香料を使えば良いのかは、男性の声の高低による。低い声(基本周波数120Hz未満)の男性には“フローラル・スウィート調の香料"、高い声(同120Hz以上)の男性には“シトラス・ムスク調の香料"が効果的なのだという。
同社では、「これらの香りを漂わせた状態では、香りを漂わせない状態と比較して『ほっとした感じ』『イキイキする感じ』『イライラする感じ」の気分が有意に良好になることを確認した」と自信を見せている。
同社では今後、これらの研究を応用した商品開発をすすめていくという。
【問い合わせ先】
ライオン(株)広報部
TEL/03-3621-6661