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公開日 2020/06/29 14:02
HP、SteamVR対応の新VRヘッドセット「Reverb G2」9月上旬発売。59,800円+税
クリエイター向けノートPCなど新製品発表
(株)日本HPは、VRヘッドセット「HP Reverb G2 VR Headset」を9月上旬に発売する。同社直販サイトでの販売価格は59,800円(税抜/以下同)。またクリエイターPC新モデルとして、プロ向けモデル「ZBook G7 シリーズ」「ZBook Firefly シリーズ」および個人向けモデル「ENVYシリーズ」を7月上旬以降、順次発売する。
Reverb G2は、Valve社との連携により、世界最大規模のVR配信プラットフォーム「SteamVR」にネイティブ対応するVRヘッドセット。従来モデル「Rverb」の後継となるモデルで、今年5月に海外発表したモデルの発売と価格が決定した格好だ。
左右それぞれに2,160×2,160ピクセルのディスプレイを搭載。Valve社と共同開発したレンズを搭載することで、従来モデルから明るさとコントラストを向上するほか、114度の広視野角を実現する。
ヘッドセットには前面2つ/左右2つのカメラを搭載し、外部センサー無しで6DoFに対応。トラッキング精度は従来の2倍とし、新コントローラーによる自然な操作感をアピールする。またヘッドセットと直接Bluetoothでペアリングすることで、簡単にセットアップが可能という。
本体左右にはスピーカーを搭載。装着のしやすさを考慮し、耳から10mm離れて設置されている。スピーカーはVR空間オーディオに対応し、視覚だけでなく聴覚でも3D体験が行えるとする。
装着感については、従来モデルからフェイスマスクのクッションを増加することで、長時間使用時の重量配分を改善させた。オプションのフェイスガードにより、ユーザーごとにクッションを交換することもできる。ほか、6mのケーブルは1本にまとめることで軽量化、瞳孔間距離の手動調整も行える。
■プロ向けクリエイターPC
・「HP ZBook Studio G7」320,000円から(8月下旬発売)
・「HP ZBook Create G7」226,000円から(8月下旬発売)
・「HP ZBook Firefly 14 G7」185,000円から(8月上旬発売)
・「HP ZBook Firefly 15 G7」185,000円から(8月上旬発売)
ZBook G7シリーズは、1つの筐体に2種類のGPU「GeForce/Quadro」を搭載する15.6型のモバイルワークステーション。ZBook Studio G7にはQuadro RTX400を搭載し、「製造業や建設業でのデザインやリアルタイムレンダリング、VRまでの用途に最適」と説明する。
Create G7にはRTX2070およびRTX2070 Superを搭載。カスタマイズで4K OLEDディスプレイの選択も行える。
Studio G7/Create G7共通の特徴として、カスタムベイパーチャンバーと液晶ポリマーブレードファンを組み合わせた冷却機構を搭載。スピーカーにはBang&Olufsenがカスタム・チューニングを施した、150Hzのロールオフ・バス対応スピーカーを搭載する。
またFirefly 14 G7は最小・最軽量のモバイルワークステーションとアピールする14型モデルで、Firefly 15 G7はテンキー付きキーボードを搭載する15.6型モデル。いずれもQuadro P520グラフィックスと、最大6コアの第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載する。
■個人向けクリエイターPC
・「HP ENVY 15」179,800円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY All-in-One 32」298,000円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY Desktop TE01」118,000円から(7月下旬以降発売)
・「HP Spectre x360 15」227,000円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY 13」114,000円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY x360 13」94,000円から(7月上旬以降発売)
・「HP ENVY x360 15(Intel)」109,800円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY x360 15(AMD)」104,800円から(7月下旬以降発売)
・「HP MPP アクティブペン」9,800円(6月29日発売)
ENVY 15はインテルCore i9(Hシリーズ)プロセッサーとGeForce RTX2060 with Max-Q Designを搭載。ディスプレイは4K OLEDを採用し、DCI-P3 100%カバーと100,000:1のコントラスト比を実現する。
またENVY All-in-One 32は、31.5インチのディスプレイを採用するオールインワンPC。第10世代インテルCorei7/i9プロセッサーをラインナップし、最大でGeForce RTX2080 Super with Max-Q Designのグラフィックスを選択できる。
ENVY Desktop TE01は第10世代のインテルCore i5/i7プロセッサーとGeForce RTX2060 Superグラフィックスを搭載するデスクトップPC。ヒートシンクを従来の25mmから35mmに大型化することで冷却効果を強化し、29dBA - 32dBAの静寂性を実現したという。
そのほか、Spectre x360 15/ENVY x360 15は15.6インチのコンバーチブルPCで、ENVY 13は13.3インチのクラムシェルモデル。またSpectre x360 13は13.3インチのコンバーチブルPCとなる。4,96段階の筆圧と傾き検知に対応するタッチペン「MPP アクティブペン」も用意する。
■「1億総クリエイターの時代がやってくる」
本日発表会が開催され、同社のカスタマーウェルカムセンター東京からライブ配信を実施。同社専務執行役員 パーソナルシステムズ事業統括 九嶋俊一氏より、現状と今後の戦略について語られた。
まずコロナ禍での対応について、従業員/家族/顧客/パートナーの安全を第一に考えていると説明。事業を継続することも大切だと強調し、在宅勤務や対策を行った上での生産継続を行っているという。
また教育現場への寄付のほか、医療従事者への支援として、3Dプリンターで製造したフェイスシールドや人工呼吸器のバルブなど230万点を世界で無償提供しているとのこと。日本では医師会を通じたフェイスシールドのフレーム提供なども行っている。
このような状況の中で、日本でもテレワークやZoomを用いた会議が普及しており、その重要なパーツをクリエイティブが担うと考えていると同社は説明。実際、営業活動でYouTubeを活用する事例や、パワーポイントのデザインなどでクリエイティビティを発揮するユーザーが増えているという。このように、これまで関係なかったユーザーもクリエイティビティを発揮するような機会が増える “1億総クリエイターの時代” を想定し、今回の新製品につながったとした。
Reverb G2は、Valve社との連携により、世界最大規模のVR配信プラットフォーム「SteamVR」にネイティブ対応するVRヘッドセット。従来モデル「Rverb」の後継となるモデルで、今年5月に海外発表したモデルの発売と価格が決定した格好だ。
左右それぞれに2,160×2,160ピクセルのディスプレイを搭載。Valve社と共同開発したレンズを搭載することで、従来モデルから明るさとコントラストを向上するほか、114度の広視野角を実現する。
ヘッドセットには前面2つ/左右2つのカメラを搭載し、外部センサー無しで6DoFに対応。トラッキング精度は従来の2倍とし、新コントローラーによる自然な操作感をアピールする。またヘッドセットと直接Bluetoothでペアリングすることで、簡単にセットアップが可能という。
本体左右にはスピーカーを搭載。装着のしやすさを考慮し、耳から10mm離れて設置されている。スピーカーはVR空間オーディオに対応し、視覚だけでなく聴覚でも3D体験が行えるとする。
装着感については、従来モデルからフェイスマスクのクッションを増加することで、長時間使用時の重量配分を改善させた。オプションのフェイスガードにより、ユーザーごとにクッションを交換することもできる。ほか、6mのケーブルは1本にまとめることで軽量化、瞳孔間距離の手動調整も行える。
■プロ向けクリエイターPC
・「HP ZBook Studio G7」320,000円から(8月下旬発売)
・「HP ZBook Create G7」226,000円から(8月下旬発売)
・「HP ZBook Firefly 14 G7」185,000円から(8月上旬発売)
・「HP ZBook Firefly 15 G7」185,000円から(8月上旬発売)
ZBook G7シリーズは、1つの筐体に2種類のGPU「GeForce/Quadro」を搭載する15.6型のモバイルワークステーション。ZBook Studio G7にはQuadro RTX400を搭載し、「製造業や建設業でのデザインやリアルタイムレンダリング、VRまでの用途に最適」と説明する。
Create G7にはRTX2070およびRTX2070 Superを搭載。カスタマイズで4K OLEDディスプレイの選択も行える。
Studio G7/Create G7共通の特徴として、カスタムベイパーチャンバーと液晶ポリマーブレードファンを組み合わせた冷却機構を搭載。スピーカーにはBang&Olufsenがカスタム・チューニングを施した、150Hzのロールオフ・バス対応スピーカーを搭載する。
またFirefly 14 G7は最小・最軽量のモバイルワークステーションとアピールする14型モデルで、Firefly 15 G7はテンキー付きキーボードを搭載する15.6型モデル。いずれもQuadro P520グラフィックスと、最大6コアの第10世代インテルCoreプロセッサーを搭載する。
■個人向けクリエイターPC
・「HP ENVY 15」179,800円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY All-in-One 32」298,000円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY Desktop TE01」118,000円から(7月下旬以降発売)
・「HP Spectre x360 15」227,000円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY 13」114,000円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY x360 13」94,000円から(7月上旬以降発売)
・「HP ENVY x360 15(Intel)」109,800円から(7月下旬以降発売)
・「HP ENVY x360 15(AMD)」104,800円から(7月下旬以降発売)
・「HP MPP アクティブペン」9,800円(6月29日発売)
ENVY 15はインテルCore i9(Hシリーズ)プロセッサーとGeForce RTX2060 with Max-Q Designを搭載。ディスプレイは4K OLEDを採用し、DCI-P3 100%カバーと100,000:1のコントラスト比を実現する。
またENVY All-in-One 32は、31.5インチのディスプレイを採用するオールインワンPC。第10世代インテルCorei7/i9プロセッサーをラインナップし、最大でGeForce RTX2080 Super with Max-Q Designのグラフィックスを選択できる。
ENVY Desktop TE01は第10世代のインテルCore i5/i7プロセッサーとGeForce RTX2060 Superグラフィックスを搭載するデスクトップPC。ヒートシンクを従来の25mmから35mmに大型化することで冷却効果を強化し、29dBA - 32dBAの静寂性を実現したという。
そのほか、Spectre x360 15/ENVY x360 15は15.6インチのコンバーチブルPCで、ENVY 13は13.3インチのクラムシェルモデル。またSpectre x360 13は13.3インチのコンバーチブルPCとなる。4,96段階の筆圧と傾き検知に対応するタッチペン「MPP アクティブペン」も用意する。
■「1億総クリエイターの時代がやってくる」
本日発表会が開催され、同社のカスタマーウェルカムセンター東京からライブ配信を実施。同社専務執行役員 パーソナルシステムズ事業統括 九嶋俊一氏より、現状と今後の戦略について語られた。
まずコロナ禍での対応について、従業員/家族/顧客/パートナーの安全を第一に考えていると説明。事業を継続することも大切だと強調し、在宅勤務や対策を行った上での生産継続を行っているという。
また教育現場への寄付のほか、医療従事者への支援として、3Dプリンターで製造したフェイスシールドや人工呼吸器のバルブなど230万点を世界で無償提供しているとのこと。日本では医師会を通じたフェイスシールドのフレーム提供なども行っている。
このような状況の中で、日本でもテレワークやZoomを用いた会議が普及しており、その重要なパーツをクリエイティブが担うと考えていると同社は説明。実際、営業活動でYouTubeを活用する事例や、パワーポイントのデザインなどでクリエイティビティを発揮するユーザーが増えているという。このように、これまで関係なかったユーザーもクリエイティビティを発揮するような機会が増える “1億総クリエイターの時代” を想定し、今回の新製品につながったとした。