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公開日 2022/10/04 17:41
ソニー、気軽にVTuberになれるスマホアプリ「ToF AR Lab」
6月公開のSDKをもとに拡張
ソニーセミコンダクタソリューションズは、誰でも気軽にバーチャルYouTuber(VTuber)を体験できる機能を追加したスマートフォンアプリ「ToF AR Lab」のiOS版を公開した。Android版は10月11日に公開を予定する。
スマホのカメラを使って画面に映し出された現実風景に、バーチャルの視覚情報を重ねて表示できるARアプリ。今年6月に一般公開した開発キット(SDK)「ToF AR」を用いて自社開発したという。
今回の機能アップデートにより、カメラで写した人間の動きのデータが取り込まれ、予め用意された3Dの仮想キャラクター(アバター)の動きに反映されるようになった。これにより、本アプリ対応機種があれば、誰でも簡単にVTuberを体験できるとしている。
従来のVTuber用のアプリケーションは、細かい動きの再現が難しいという課題があったと同社は説明。一方、本アプリはToFカメラなどで取得した被写体の深度(奥行き)情報を利用することで、手や指の細かな動きまでをアバターに反映し、よりスムーズで違和感のない体験を可能にするという。
また、メッシュ処理機能を用いて画面上に3Dの仮想空間(メタバース)を作り出す「SandBoxRoom」、まるで水の中にいるようなバーチャル体験ができるという「IceWater」、現実風景における壁や床などを手や足で触れる動作により、バーチャルな蝶を飛ばすことができる「Kirigami」などの機能も利用できる。
スマホのカメラを使って画面に映し出された現実風景に、バーチャルの視覚情報を重ねて表示できるARアプリ。今年6月に一般公開した開発キット(SDK)「ToF AR」を用いて自社開発したという。
今回の機能アップデートにより、カメラで写した人間の動きのデータが取り込まれ、予め用意された3Dの仮想キャラクター(アバター)の動きに反映されるようになった。これにより、本アプリ対応機種があれば、誰でも簡単にVTuberを体験できるとしている。
従来のVTuber用のアプリケーションは、細かい動きの再現が難しいという課題があったと同社は説明。一方、本アプリはToFカメラなどで取得した被写体の深度(奥行き)情報を利用することで、手や指の細かな動きまでをアバターに反映し、よりスムーズで違和感のない体験を可能にするという。
また、メッシュ処理機能を用いて画面上に3Dの仮想空間(メタバース)を作り出す「SandBoxRoom」、まるで水の中にいるようなバーチャル体験ができるという「IceWater」、現実風景における壁や床などを手や足で触れる動作により、バーチャルな蝶を飛ばすことができる「Kirigami」などの機能も利用できる。