公開日 2019/03/25 06:00
Skullcandy「PUSH」を侮るな! 完全ワイヤレスイヤホン随一の“パワフルな圧”を徹底検証
接続性・安定感・操作性も強化
ますます注目度が高まる「完全ワイヤレスイヤホン」のカテゴリーに、またひとつ聴き逃せないアイテムが加わった。Skullcandy(スカルキャンディー)から登場した、初めての完全ワイヤレスイヤホン「PUSH」である(関連ニュース)。パワフルな完全ワイヤレス、境界線のないサウンドを謳う本機の真価に迫るべく、折原一也氏によるレビューをお届けしたい。
■スカルキャンディー史上、初となる完全ワイヤレス「PUSH」
米国発のライフスタイル・オーディオブランド、スカルキャンディー 。彼らが “境界線のないサウンド(Sound Without Boundaries.)” をキャッチフレーズに展開する最新モデルが、完全ワイヤレスイヤホン「PUSH」だ。高音質はもちろんのこと、ファッショナブルで流行に敏感なユーザーの自由な感性にも訴える、総合力の高さに期待が高まる。
パッケージには、イヤホン本体とイヤーチップ、セキュアフィットフィン、充電用のUSB Type-Cケーブル、そしてスカルキャンディーらしいドクロマークがあしらわれた充電ケースが同梱されている。バッテリーライフも十分で、イヤホン本体だけで約6時間の連続再生に対応。充電ケース込みで、約12時間の連続再生に対応する。価格は12,900円(税抜)。
なお、カラーは “Psyco Tropical(サイコ・トロピカル)” の1色展開からスタートする。「ファッション志向の強いスカルキャンディーなのにカラバリはないの!?」と驚いてしまうかもしれないが、なんと3月から12ヶ月連続で「PUSH」の限定カラーを展開する「12MOODS」キャンペーン(関連ニュース)が実施され、毎月プラス1色が数量限定で発売されるという。
■3つの強化ポイント “接続性” “安定感” “操作性”
完全ワイヤレスイヤホンとしては後発となる「PUSH」だが、本機で掲げたゴールは大きく3つあったという。
1つ目は、完全ワイヤレスにとって従来弱点と言われていた “接続性” の強化だ。完全ワイヤレスイヤホンでは片側をマスターとしてBluetoothのワイヤレスで左右のイヤホン間を通信するケースが多い。その場合、左右のイヤホン間をヒトの頭、すなわち水分が電波を遮ることになり、それが主に音途切れの発生しやすさにつながっていたのだという。そこで、「PUSH」ではイヤホン上部にアンテナを位置させて、電波が頭を回り込むような構造にして、安定した接続性を確保したのだという。
実際に都内を電車で移動したり繁華街を歩き回ったりしてテストしてみたが、音切れのほとんどない安定性を確保していた。
2つ目は、装着時の “安定感” だ。スカルキャンディーは、綿密なリサーチを通じて堅実なものづくりをおこなうメーカーとしても知られている(関連ニュース)。実際に何千人もの頭の形状を計測して、ユニバーサルにフィットする構造を独自に研究。そのノウハウから開発したオンリーワンの “Secure FitFin” と呼ばれるフィンで、耳に固定する設計とした。
装着している様子を外から見るとプレート部しか見えないが、イヤホンの構造としては外見部分から独立する形で “Secure FitFin” のレイヤーが取り付けられている。実際に「PUSH」を身につけてみると、イヤホンを差し込んでから耳の中で少し回転させると長く伸びたフィンが外耳にガッチリとホールド。イヤホン本体は一見するとやや大柄に見えるが、首を振ってもまったく動かないほど密着する。人間工学に基づいて導き出されたというノズルの角度などにも工夫がありそうだ。
スカルキャンディーは、ライフスタイル・オーディオブランドとして、スケートボードのハーフパイプ、フリースタイルサッカーなど、アクティブなパフォーマンスが求められる競技をサポートし続けている。全身を使って激しく体を動かす競技でも落下しない、高いレベルの装着安定性を確保することはブランドのこだわりでもある。
■スカルキャンディー史上、初となる完全ワイヤレス「PUSH」
米国発のライフスタイル・オーディオブランド、スカルキャンディー 。彼らが “境界線のないサウンド(Sound Without Boundaries.)” をキャッチフレーズに展開する最新モデルが、完全ワイヤレスイヤホン「PUSH」だ。高音質はもちろんのこと、ファッショナブルで流行に敏感なユーザーの自由な感性にも訴える、総合力の高さに期待が高まる。
パッケージには、イヤホン本体とイヤーチップ、セキュアフィットフィン、充電用のUSB Type-Cケーブル、そしてスカルキャンディーらしいドクロマークがあしらわれた充電ケースが同梱されている。バッテリーライフも十分で、イヤホン本体だけで約6時間の連続再生に対応。充電ケース込みで、約12時間の連続再生に対応する。価格は12,900円(税抜)。
なお、カラーは “Psyco Tropical(サイコ・トロピカル)” の1色展開からスタートする。「ファッション志向の強いスカルキャンディーなのにカラバリはないの!?」と驚いてしまうかもしれないが、なんと3月から12ヶ月連続で「PUSH」の限定カラーを展開する「12MOODS」キャンペーン(関連ニュース)が実施され、毎月プラス1色が数量限定で発売されるという。
■3つの強化ポイント “接続性” “安定感” “操作性”
完全ワイヤレスイヤホンとしては後発となる「PUSH」だが、本機で掲げたゴールは大きく3つあったという。
1つ目は、完全ワイヤレスにとって従来弱点と言われていた “接続性” の強化だ。完全ワイヤレスイヤホンでは片側をマスターとしてBluetoothのワイヤレスで左右のイヤホン間を通信するケースが多い。その場合、左右のイヤホン間をヒトの頭、すなわち水分が電波を遮ることになり、それが主に音途切れの発生しやすさにつながっていたのだという。そこで、「PUSH」ではイヤホン上部にアンテナを位置させて、電波が頭を回り込むような構造にして、安定した接続性を確保したのだという。
実際に都内を電車で移動したり繁華街を歩き回ったりしてテストしてみたが、音切れのほとんどない安定性を確保していた。
2つ目は、装着時の “安定感” だ。スカルキャンディーは、綿密なリサーチを通じて堅実なものづくりをおこなうメーカーとしても知られている(関連ニュース)。実際に何千人もの頭の形状を計測して、ユニバーサルにフィットする構造を独自に研究。そのノウハウから開発したオンリーワンの “Secure FitFin” と呼ばれるフィンで、耳に固定する設計とした。
装着している様子を外から見るとプレート部しか見えないが、イヤホンの構造としては外見部分から独立する形で “Secure FitFin” のレイヤーが取り付けられている。実際に「PUSH」を身につけてみると、イヤホンを差し込んでから耳の中で少し回転させると長く伸びたフィンが外耳にガッチリとホールド。イヤホン本体は一見するとやや大柄に見えるが、首を振ってもまったく動かないほど密着する。人間工学に基づいて導き出されたというノズルの角度などにも工夫がありそうだ。
スカルキャンディーは、ライフスタイル・オーディオブランドとして、スケートボードのハーフパイプ、フリースタイルサッカーなど、アクティブなパフォーマンスが求められる競技をサポートし続けている。全身を使って激しく体を動かす競技でも落下しない、高いレベルの装着安定性を確保することはブランドのこだわりでもある。