公開日 2021/03/17 00:00
【STYLE 01】1万円くらいの予算でお薦めのアイテムは?
特別企画「完全ワイヤレスイヤホン大特集 2021春」
2021年の春、選ぶべき完全ワイヤレスイヤホンは?完全ワイヤレスイヤホン200機種以上を実際にテストしてきた専門誌が、10個のテーマで推薦商品をナビゲート!春の新生活にぴったりのアイテムを、ぜひこの特集から探してみてください!
現在の完全ワイヤレスイヤホンのボリュームゾーンの価格帯は、¥5,000から¥10,000くらい。そのなかで「音質」「機能性」「接続性」が一定以上の水準にあるアイテムだけを厳選しました。
総合力の高さで選ぶなら、実績のあるag、オーディオテクニカ、AVIOT、NUARLが最右翼。いずれも日本発のブランドで、小耳にもフィットしやすいコンパクトなサイズ感と、日本人の好みにあったサウンドチューニングが特長です。完全ワイヤレスイヤホンをはじめて使うユーザー、あるいは音質にこだわるマニアが普段使いのサブ機として選ぶのにぴったりで「間違いのない選択肢」です。
そのほかのセレクトは、いずれも個性が際立つアイテム。着こなしを楽しむなら女性にはHappy Plugs、男性にはSABBATがお薦め。自分らしいカラーを選ぶ楽しさもあります。コスパ重視ならKinera、機能重視ならJVCのノイキャン対応モデルがお薦めです。
■ag「TWS07R」¥OPEN(直販ストア価格¥7,480/税込)
オーディオブランド、finalが音質監修。全ジャンルにマッチする、バランスのよい音が持ち味です。スリムなケースで持ち運びやすく、「粉雪塗装」を施したマット仕上げで皮脂や指紋がつきにくくなっています。ワイヤレス充電に対応するなど、スペック的にも価格を超える価値を持っています。
■オーディオテクニカ「ATH-SQ1TW」¥OPEN(実売想定価格¥9,900/税込)
6色のカラー展開、おしゃれなスクエアデザインで、着こなしも楽しめるアイテム。しかし見た目とは裏腹に、サウンドは本格派。VGPアワードでも「コスパ大賞」を獲得している。低遅延モードを搭載しているので、動画やゲームを楽しむユーザーにもお薦めです。
■AVIOT「TE-D01gv」¥9,900(税込)
日本人のためのイヤホンをコンセプトに多彩なワイヤレス製品をいち早う揃えるAVIOT(アビオット)。だから入門クラスも最先端。クアルコムの最新SoC(QCC3040)を搭載。音質や接続性の高さといった基本性能に加えて連続再生約11時間、低遅延コーデック、IPX7対応とスペック面も万全の備え。
■NUARL「N6 mini」¥10,890(税込)
独自開発ドライバー「NUARL DRIVER[N6]v3」を搭載しながらコンパクトなサイズにまとめあげた新作。カラーは精悍なブラックと、華やかなシャンパンゴールドと落ち着きあるカッパー。抗菌仕様のイヤーチップ「Block Ear+」を搭載。IPX7の防水性能も備えています。重さは約4.5g。
■Happy Plugs「AIR 1 GO」¥OPEN(実売想定価格¥5,980/税込)
ブラック・ホワイト・ヌード・ピーチ・ミントの5色を備える、北欧ブランドらしい洗練されたファッショナブルなデザインが特長です。耳に乗せる軽快なスティック型デザインで、充電ケースはとってもスリム。センサーが内蔵されていて、音量調整や曲送りなどはタッチ操作でスマートにおこなえます。
■JVC「HA-A50T」¥OPEN(実売想定価格¥11,000/税込)
老舗オーディオブランドらしい高音質で、定評があるJVCの完全ワイヤレスイヤホン。ついにノイズキャンセリング搭載で約1万円の予算に収まるコスパ最強モデルが誕生!低反発イヤーチップとの合わせ技で抜群の遮音性を実現しつつ、10mm径ドライバーでバランスのよい音質も備えます。
■Kinera「Yh608」¥5,780(税込)
イヤホン専業メーカーでドライバー製造も手がける、知る人ぞ知る実力派の中華ブランドの新作ワイヤレス。コンパクトで持ち運びしやすく装着性も上々! 聴いていて楽しくなる、解像度重視のメリハリ系サウンドも特長です。これで実売¥6,000を切るというから驚き。
■SABBAT「VOOPLAY」¥OPEN(実売想定価格¥8,980/税込)
ワントーンで美しくまとめあげたスタイリッシュなデザインが目を惹くアイテム。本体はやや大柄だが、それもそのはず。野性味溢れるダイナミックなサウンドを生み出す、14mm大口径ドライバーを搭載する個性派です。全6色のカラーで選ぶ楽しさもあります。
※この記事は2021年2月に刊行された「プレミアムヘッドホンガイド」の内容をもとに加筆・修正をおこなったものです