公開日 2021/04/22 06:30
音・質感・機能すべてが高次元。Master & DynamicのANC完全ワイヤレス「MW08」レビュー
【PR】良いものを長く使う、“サステナブル”な一台
昨今、世界的に「サステナブル」を意識した取り組みが活発になっている。サステナブルとは「持続可能な」を意味し、資源を長い期間維持して環境負荷をかけないように利用していくことを指す。日本でもすでに多くの人にこの意識が浸透しており、博報堂の「生活者のサステナブル購買行動調査」によると、9割以上が「長く使えるものを買う」と回答している。
一方で、完全ワイヤレスイヤホンのようなデジタルガジェットはどうだろうか。次々に新しい製品が登場してライフサイクルも短い傾向にある中で、サステナブルとは対極に思えるが、決してそんなことはない。「音」「デザインと質感」「機能」と、長く使える製品に欠かせない要素を、高次元に満たした製品も登場している。
今回紹介する、Master & Dynamicのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「MW08」もその一つ。早速、MW08がなぜ長く使える製品といえるのか、ハイレベルにまとめあげられた各要素をチェックしながら、本機の魅力を探っていきたい。
■普遍的で色あせないデザインと、次世代機能を融合。安心して長く使える
Master & Dynamic(マスター&ダイナミック)は、ニューヨークで2014年に誕生したオーディオブランドだ。「永く愛用できるデザイン」と「最高品質の素材」を組み合わせたプレミアム志向のアイテムを中心に手掛けている。その高い品質から世界のセレブたちにも愛好家が多く、世界的なサッカー選手が来日した際に同社のヘッドホンを身に付けていたことで、一躍知られる存在となり、プレミアムブランドとしてのポジションを確立した。
「MW08」は、2019年冬に発売されたANC完全ワイヤレスイヤホン「MW07 PLUS」をベースにアップデートされたモデルだ。外観こそ同じように見えるが、中身はまったくの別物といえるほど磨き上げられている。
本機を目の当たりにしてまず感じたのが、フェイスプレートの美しさ。深みのある艶は、まるで高級な機械式腕時計の文字盤を見ているよう。それもそのはず、フェイスプレートの材質がセルロースアセテート樹脂から、高価なセラミックに変更しているのだ。見事に上質感がアップしている。これは、奇をてらわないシンプルで落ち着きのある造形があってこそ。秀逸なアートが年月を経ても色あせないように、本機にも普遍的なデザインの要素がしっかりと反映されているのだろう。
また、セラミックはステンレスの3倍以上の硬度があり、傷が付きにくい。長く使うのに適した素材といえる。カラー展開も試聴機のブラックのほかにブラウン、ホワイト、ブルーがあり、老若男女問わず選びやすいよう考えられている。
縦に長いスリムな形状となった充電ケースは、ステンレス製。重量は81gと適度な重みもあって、重厚感がある。蓋を開閉するとカッチリした感触で、その作りの良さがわかる。加工精度が高く、細部まで曖昧さがないのだ。
充電用端子はUSB-Cを採用。イヤホン本体のみで最大12時間、ケース併用で最大42時間もの長時間再生に対応している。これほどのロングライフを実現したのは、イヤホン本体に先進機能をいち早く採り入れているためだ。
MW08が搭載するBluetoothのバージョンは最新の5.2。低消費電力で切れにくい5.0のアップデート版で、昨年秋に策定が進んでいた新バージョンとなる。より高音質、低消費電力になったばかりか、複数の再生機器との同時接続にも対応するなど、使い方を一気に広げる可能性を秘めている。
複数機器の同時接続などの機能をフルに利用するには、再生機器もBluetooth 5.2に対応している必要があり、対応機は今夏には登場する見込み。夏以降にスマホやDAPを買い換えてようやく世代が本機に追いつくのだ。本格的な普及がさらに先だと考えると、今後何年も陳腐化することなく本機を使い続けられる。
一方で、完全ワイヤレスイヤホンのようなデジタルガジェットはどうだろうか。次々に新しい製品が登場してライフサイクルも短い傾向にある中で、サステナブルとは対極に思えるが、決してそんなことはない。「音」「デザインと質感」「機能」と、長く使える製品に欠かせない要素を、高次元に満たした製品も登場している。
今回紹介する、Master & Dynamicのアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能を搭載した完全ワイヤレスイヤホン「MW08」もその一つ。早速、MW08がなぜ長く使える製品といえるのか、ハイレベルにまとめあげられた各要素をチェックしながら、本機の魅力を探っていきたい。
■普遍的で色あせないデザインと、次世代機能を融合。安心して長く使える
Master & Dynamic(マスター&ダイナミック)は、ニューヨークで2014年に誕生したオーディオブランドだ。「永く愛用できるデザイン」と「最高品質の素材」を組み合わせたプレミアム志向のアイテムを中心に手掛けている。その高い品質から世界のセレブたちにも愛好家が多く、世界的なサッカー選手が来日した際に同社のヘッドホンを身に付けていたことで、一躍知られる存在となり、プレミアムブランドとしてのポジションを確立した。
「MW08」は、2019年冬に発売されたANC完全ワイヤレスイヤホン「MW07 PLUS」をベースにアップデートされたモデルだ。外観こそ同じように見えるが、中身はまったくの別物といえるほど磨き上げられている。
本機を目の当たりにしてまず感じたのが、フェイスプレートの美しさ。深みのある艶は、まるで高級な機械式腕時計の文字盤を見ているよう。それもそのはず、フェイスプレートの材質がセルロースアセテート樹脂から、高価なセラミックに変更しているのだ。見事に上質感がアップしている。これは、奇をてらわないシンプルで落ち着きのある造形があってこそ。秀逸なアートが年月を経ても色あせないように、本機にも普遍的なデザインの要素がしっかりと反映されているのだろう。
また、セラミックはステンレスの3倍以上の硬度があり、傷が付きにくい。長く使うのに適した素材といえる。カラー展開も試聴機のブラックのほかにブラウン、ホワイト、ブルーがあり、老若男女問わず選びやすいよう考えられている。
縦に長いスリムな形状となった充電ケースは、ステンレス製。重量は81gと適度な重みもあって、重厚感がある。蓋を開閉するとカッチリした感触で、その作りの良さがわかる。加工精度が高く、細部まで曖昧さがないのだ。
充電用端子はUSB-Cを採用。イヤホン本体のみで最大12時間、ケース併用で最大42時間もの長時間再生に対応している。これほどのロングライフを実現したのは、イヤホン本体に先進機能をいち早く採り入れているためだ。
MW08が搭載するBluetoothのバージョンは最新の5.2。低消費電力で切れにくい5.0のアップデート版で、昨年秋に策定が進んでいた新バージョンとなる。より高音質、低消費電力になったばかりか、複数の再生機器との同時接続にも対応するなど、使い方を一気に広げる可能性を秘めている。
複数機器の同時接続などの機能をフルに利用するには、再生機器もBluetooth 5.2に対応している必要があり、対応機は今夏には登場する見込み。夏以降にスマホやDAPを買い換えてようやく世代が本機に追いつくのだ。本格的な普及がさらに先だと考えると、今後何年も陳腐化することなく本機を使い続けられる。
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