公開日 2018/04/12 08:00
宮野真守が初ハイレゾ! 5,000円で買えるイヤホンでもっと“耳が幸せ”になろう
歌声がよりリアルに
4月8日、ついに宮野真守さんの初ハイレゾ配信がスタートしました。アニメ『デビルズライン』EDテーマである「そっと溶けてゆくように」。皆さん、もちろんヘビーローテだと思います。
しかも、宮野真守さんアーティストデビュー10周年にあたる今年、自身の誕生日である6月8日にはこちらも初のベストアルバムが発売されます。「Discovery」からの全シングル曲、ファンからのリクエストにより選ばれる楽曲で構成されるという楽しみで仕方ない構成ですが、なんとこちらもハイレゾ配信!
さて、ハイレゾハイレゾと言ってきましたが、もしかしたら初めて耳にした方、「言葉は知ってるけどなにそれ」という方、結構いるのではないでしょうか。そこで、宮野真守さんのハイレゾを聴くために、理屈はさておき、とにかく簡単な方法をお伝えしたいと思います。
■ハイレゾって?
とはいえ、なにが良いのか分からないと「ハイレゾじゃなくても良いじゃん」となりますので、ざっくりと「ハイレゾとはなんぞ」を紹介しておきます。ハイレゾは音源に含まれる情報量が多いのが特徴です。
今回の宮野真守さんのハイレゾは、96kHz/24bitという数値が販売ページに書かれています。例えばCDではこの数値は44.1kHz/16bitになっています。超シンプルに説明すると、この数値が多いほど、もとの音に近いかたちで収録できるわけです。写真でたとえると、昔のガラケーと最新のスマホで撮った写真では、スマホの方が解像度などが高いのでキレイ、というようなイメージです。
もとの音に近いとどうなるかと言いますと、音のリアルさに大きな違いが生まれます。もっと言えば、声がより生に近くなります。ものによっては「そこにいるの?」ってくらいに感じられます。ヤバイです。
■どうやったら聴けるの?
「じゃあ、ハイレゾを買ってみようかな」という方、少し待ってください。実はこのハイレゾ、聴くための装備にもそれなりのモノを要求してきます。ぶっちゃけ、一部装備が足りなくても音は聴けますが、あれば「本当の姿」が楽しめます。
必要なのは、音源を再生するためのプレーヤー(アプリ)と、イヤホンなどの音を鳴らす機器。それぞれハイレゾ再生能力がないと、ハイレゾでない音で再生せざるを得ないわけです。でも、いきなり全部を揃えるとお金がかかりますよね。
ということで、まずは効果が大きく手に入りやすいイヤホンから始めるのがオススメです。ハイレゾ対応のイヤホンは、実売5,000円以内でも色々と種類が出ていますので、その一部をご紹介します。
●エレコム「EHP-RH1000A」
φ10mmのダイナミックドライバーを搭載。チタンコート振動板を採用し、表面には36本のリブを設けて、様々な異常振動を防止。クリアなサウンドを実現するとしています。実売価格は2,980円前後で、カラーはブラック、レッド、ミックス、ホワイトを用意。マイクリモコン付きの「EHP-RH1000M」(実売3,480円前後)もラインナップしています。
●パイオニア「SE-CH3」
ダイヤモンドより硬いなどの特徴を持つ “グラフェン” を採用したイヤホンです。ボディは精密切削のアルミニウム製で、質量は3.1g(ケーブル除く)と軽量設計。ケーブルにはケーブルにはマイクリモコンも装備します。実売価格は3,400円前後で、カラーはレッド、ゴールド、ブラック、ピンク、シルバーをラインナップ。
●NUARL「NX110A」
プラグからドライバーまでの間に不要な素子を挟まないことで、音源からのピュアなサウンドを余すことなく耳に届けるとしているモデルです。振動を吸収する特殊素材を使用したHSC(中空構造被覆)ケーブルを使用することで、衣服に触れるときに発生するタッチノイズを軽減させるのも特徴。価格は3,980円(税抜)で、マットカッパーとマットグレーの2色を用意。
●茶楽音人「Co-Donguri雫(SHIZUKU)」
その名のとおり、小さなどんぐりのようなかたちをしたイヤホン。 “トルネード・イコライザー” という特許技術を採用することで、高音域を伸びやかに再現するという特徴があります。実売価格は4,968円前後で、カラーはドーンブルー、シルバームーン、スモーキーゴールドの3色展開。
イヤホンなら、まわりを気にせず、耳元でリアルな声を堪能できます。ハイレゾではないこれまで聴いてきた音楽なども、良いイヤホンならもっと楽しめますので、損することはまずないでしょう。
次のステップとして、「プレーヤーにも手を出してみようかな」と思い立った方は、まずご自身のスマホを確認してください。ソニー「Xperia XZ1」や「Galaxy Note8」などなど、「モデル名 ハイレゾ」でググって「対応」となっていれば、そのスマホへ普通にイヤホンを挿し込み、ハイレゾファイルを再生すれば、ハイレゾが聴けます。
ですがハイレゾ対応スマホでない場合、一工夫が必要となります。まず「Onkyo HF Player」や「NePLAYER」などの『ハイレゾ再生アプリ』をインストールします。さらに、iPhone/Android端末のデジタル端子にDAC搭載アンプを接続して、そこにイヤホンを挿して聴くことになります。ちなみに、DAC内蔵のイヤホンというものもあります。これならもっと接続がシンプルになりますね。
この段階でそれなりに値段がしますし、スマホに付属品をつけることになります。であれば、いっそハイレゾ対応ウォークマンなどのデジタルプレーヤーを選択肢に入れるのもアリだと思います。高いものは高いですが、探せば1万円台のモデルも見つかりますので、もしお近くにショップがある場合は店員さんに聞いてみると良いものを紹介してくれるはずです。
◇ ◇ ◇
最後に「ハイレゾなら良い音なのか?」ということについて。CDはCDに合わせた音作りがされており、ハイレゾはハイレゾに合わせた音作りになっています。つまり「ハイレゾ=良い」は、絶対ではありません。ただし、私見では「ハイレゾ=好き」になる可能性は高いと、自信を持って言えます。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロードはこちらから
●「e-onkyo music」
●「mora」
●「OTOTOY」
●「mysound」
●「レコチョク」
しかも、宮野真守さんアーティストデビュー10周年にあたる今年、自身の誕生日である6月8日にはこちらも初のベストアルバムが発売されます。「Discovery」からの全シングル曲、ファンからのリクエストにより選ばれる楽曲で構成されるという楽しみで仕方ない構成ですが、なんとこちらもハイレゾ配信!
さて、ハイレゾハイレゾと言ってきましたが、もしかしたら初めて耳にした方、「言葉は知ってるけどなにそれ」という方、結構いるのではないでしょうか。そこで、宮野真守さんのハイレゾを聴くために、理屈はさておき、とにかく簡単な方法をお伝えしたいと思います。
■ハイレゾって?
とはいえ、なにが良いのか分からないと「ハイレゾじゃなくても良いじゃん」となりますので、ざっくりと「ハイレゾとはなんぞ」を紹介しておきます。ハイレゾは音源に含まれる情報量が多いのが特徴です。
今回の宮野真守さんのハイレゾは、96kHz/24bitという数値が販売ページに書かれています。例えばCDではこの数値は44.1kHz/16bitになっています。超シンプルに説明すると、この数値が多いほど、もとの音に近いかたちで収録できるわけです。写真でたとえると、昔のガラケーと最新のスマホで撮った写真では、スマホの方が解像度などが高いのでキレイ、というようなイメージです。
もとの音に近いとどうなるかと言いますと、音のリアルさに大きな違いが生まれます。もっと言えば、声がより生に近くなります。ものによっては「そこにいるの?」ってくらいに感じられます。ヤバイです。
■どうやったら聴けるの?
「じゃあ、ハイレゾを買ってみようかな」という方、少し待ってください。実はこのハイレゾ、聴くための装備にもそれなりのモノを要求してきます。ぶっちゃけ、一部装備が足りなくても音は聴けますが、あれば「本当の姿」が楽しめます。
必要なのは、音源を再生するためのプレーヤー(アプリ)と、イヤホンなどの音を鳴らす機器。それぞれハイレゾ再生能力がないと、ハイレゾでない音で再生せざるを得ないわけです。でも、いきなり全部を揃えるとお金がかかりますよね。
ということで、まずは効果が大きく手に入りやすいイヤホンから始めるのがオススメです。ハイレゾ対応のイヤホンは、実売5,000円以内でも色々と種類が出ていますので、その一部をご紹介します。
●エレコム「EHP-RH1000A」
φ10mmのダイナミックドライバーを搭載。チタンコート振動板を採用し、表面には36本のリブを設けて、様々な異常振動を防止。クリアなサウンドを実現するとしています。実売価格は2,980円前後で、カラーはブラック、レッド、ミックス、ホワイトを用意。マイクリモコン付きの「EHP-RH1000M」(実売3,480円前後)もラインナップしています。
●パイオニア「SE-CH3」
ダイヤモンドより硬いなどの特徴を持つ “グラフェン” を採用したイヤホンです。ボディは精密切削のアルミニウム製で、質量は3.1g(ケーブル除く)と軽量設計。ケーブルにはケーブルにはマイクリモコンも装備します。実売価格は3,400円前後で、カラーはレッド、ゴールド、ブラック、ピンク、シルバーをラインナップ。
●NUARL「NX110A」
プラグからドライバーまでの間に不要な素子を挟まないことで、音源からのピュアなサウンドを余すことなく耳に届けるとしているモデルです。振動を吸収する特殊素材を使用したHSC(中空構造被覆)ケーブルを使用することで、衣服に触れるときに発生するタッチノイズを軽減させるのも特徴。価格は3,980円(税抜)で、マットカッパーとマットグレーの2色を用意。
●茶楽音人「Co-Donguri雫(SHIZUKU)」
その名のとおり、小さなどんぐりのようなかたちをしたイヤホン。 “トルネード・イコライザー” という特許技術を採用することで、高音域を伸びやかに再現するという特徴があります。実売価格は4,968円前後で、カラーはドーンブルー、シルバームーン、スモーキーゴールドの3色展開。
イヤホンなら、まわりを気にせず、耳元でリアルな声を堪能できます。ハイレゾではないこれまで聴いてきた音楽なども、良いイヤホンならもっと楽しめますので、損することはまずないでしょう。
次のステップとして、「プレーヤーにも手を出してみようかな」と思い立った方は、まずご自身のスマホを確認してください。ソニー「Xperia XZ1」や「Galaxy Note8」などなど、「モデル名 ハイレゾ」でググって「対応」となっていれば、そのスマホへ普通にイヤホンを挿し込み、ハイレゾファイルを再生すれば、ハイレゾが聴けます。
ですがハイレゾ対応スマホでない場合、一工夫が必要となります。まず「Onkyo HF Player」や「NePLAYER」などの『ハイレゾ再生アプリ』をインストールします。さらに、iPhone/Android端末のデジタル端子にDAC搭載アンプを接続して、そこにイヤホンを挿して聴くことになります。ちなみに、DAC内蔵のイヤホンというものもあります。これならもっと接続がシンプルになりますね。
この段階でそれなりに値段がしますし、スマホに付属品をつけることになります。であれば、いっそハイレゾ対応ウォークマンなどのデジタルプレーヤーを選択肢に入れるのもアリだと思います。高いものは高いですが、探せば1万円台のモデルも見つかりますので、もしお近くにショップがある場合は店員さんに聞いてみると良いものを紹介してくれるはずです。
最後に「ハイレゾなら良い音なのか?」ということについて。CDはCDに合わせた音作りがされており、ハイレゾはハイレゾに合わせた音作りになっています。つまり「ハイレゾ=良い」は、絶対ではありません。ただし、私見では「ハイレゾ=好き」になる可能性は高いと、自信を持って言えます。ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
ダウンロードはこちらから
●「e-onkyo music」
●「mora」
●「OTOTOY」
●「mysound」
●「レコチョク」